先日、和室の天井クロスの貼替えを見ていて、
「あ、これブログに書~こうっ」と思ったので、早速。
和室の天井クロスといえば、今は壁と同じように明るい色のものを貼ることも
多いですが、杉の柾目や板目柄も相変わらず人気があります。
この木目柄のクロス、貼るのにちょっとしたポイントがあります。
「あ、これブログに書~こうっ」と思ったので、早速。
和室の天井クロスといえば、今は壁と同じように明るい色のものを貼ることも
多いですが、杉の柾目や板目柄も相変わらず人気があります。
この木目柄のクロス、貼るのにちょっとしたポイントがあります。
これが板目柄のクロスですね。
まずひとつめのポイントですが、
このように濃い色で太目の目地があるので、まず、部屋の中心に
目地を持ってくるのか、目地と目地とのちょうど真ん中を持ってくる
のかどちらにするかということです。
そのためには、照明器具をつけるためのシーリングが天井の中央に
ついているかどうかも、確認します。
変形の部屋であるとか、なんらかの理由でシーリングが部屋の中央でない場合、
クロスを貼り終わったあと、目地(というより木目)が
均等に割り付けられていないように見えるからです。
もうひとつのポイント、それは、
クロスの巾が90センチなのですが、どの部分でクロスをジョイント
するかということです。
一見、「その、濃い色で太~い目地のところでジョイントすれば、
目立たないんじゃないの?」と、私のように思ってしまうと間違い。
実は、目地を気持~ち避けたところでジョイントします。
こんな感じです。
なぜ、目地の上でジョイントしてはならないかといいますと、
つなぎ合わせる二枚のクロスのカットする目地幅を足したものが
もとの目地の幅とぴったり同じにならなければいけないからです。
つまり、仮に元の目地が8ミリだとすると、それぞれのクロスの目地を4ミリずつ、
または、5ミリと3ミリなど正確にカットすること。
さらに、目地に完璧に平行にカットしなければ、目地の幅が途中から微妙に変わってしまったりするからなのです。
(まあ、これを天井面に対して人の手だけで完璧にというのは、
やはり無理な作業になりましょう。)
それなら、目地ではなく、幅の広い木目の部分でカットしたほうが
微妙な誤差もほとんど目立たないということなのです。
これは、フローリング柄やタイル柄のクッションフロア材などでも
同じで、よく見ると、目地をわずかにはずしたところでジョイント
してあります。
なるほど~。
ただ、中には目地の部分でジョイントする職人さんもいらっしゃる
ようですね。ジョイント寸法に自信がある方か、目地を避けてジョイント
する方法をご存知ない方か、どちらかだといううわさです。
さて、今日の記事は…
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