建具・ドア

ここでは、「建具・ドア」 に関する記事を紹介しています。

さて、今回の工事レポはこちらのトイレのドアです。

トイレの広さ (便器に座った時の左右の壁の間)、
一般的には、トイレのドア幅に20cm前後、足したくらい…
が多いのですが、こちらのトイレは、ドアの右側の袖壁を見ると、
少し広めなことがわかります。

ここで、まずひとつ、気になるところがありますね。
ND (1)


トイレの手前、左側に壁があるのですが…

続きを読む ブログパーツ
今回は、玄関引き戸のリフォームのレポートです。

まずは、ビフォーです。
NG (2)

 
玄関ドアのリフォームは、従来は、ドアの周りの壁をぐるりと切断し、
壁内部の柱に取り付けられたドア枠を撤去、
新しいドアを取り付けたら、壁の表面の補修をし、壁を外壁側も室内側も元通りに仕上げます。

もし、こちらの写真のように、モルタル下地に塗装仕上げの外壁なら、
大工さん、左官職人さん、塗装職人さん、と複数の職人さんが必要でした。

しかし、今では、カバー工法といって、現状のドア枠を新しいドア枠で
くるむような「カバー工法」と呼ばれる方法が主流となり、工期もぐっと短縮となりました。
「One Dayリフォーム♪」というキャッチフレーズも目にしますね。

さて、そんなことで、今回も、従来のドア枠は活かし、
新しいドア枠をフィットさせるために、下見の時の採寸を慎重にします。

下の写真は、玄関を外から見て左下の部分を写したものです。
カバー工法では、元のドア枠に新しいドア枠をかぶせるため、
新しい枠の厚み分、出入り口の幅は狭く、上下の高さは低くなります。
(数センチですが)
今回は、足元に段差ができないよう、元の下枠だけは撤去し、
新しい下枠と入れ替えようと思います。
NG (1)

ドア枠の周りには、こちらのお家のように、すぐ上に照明器具があったり、
右側に目隠しの柵もありますし、室内側も、造り付けの靴収納家具が
あったりしますので、ドアの両面を写真を撮っておきます。

では、実際の工事の流れです。


続きを読む ブログパーツ
今回は、手作りドアの取り付けです。

猫さんが、玄関ドアの前まで行くのをブロックするための間仕切りとドアを
造りたいとのご要望を頂き、不要になれば撤去できるよう、突っ張り式の
固定方法で取り付けました。


ビフォーです。
SRD (1)


完成イメージはこちら。
材料はツーバイフォーの住宅で使われる、SPFという材木です。
角が丸く造られており、節があるものの、表面もなめらかに製材されているので、
今回は、無塗装でそのまま使います。
SRD (2)
通気をする必要があれば、金属製のネットなどでもよいのですが、
今回は、猫さんが金網に登ったり、飛びついたりしないよう、
アクリルのパネルをはめこみます。


では、作業のようすを。


続きを読む ブログパーツ

関連タグ : ,

今回は、キッチンの窓の取り替えです。

ビフォーはこちら。
少し懐かしい感じの型ガラスが入っています。
下見の時に、「窓が暗いので、交換したい」とお客様。
しかし…
HW (1)


キッチン正面の左の壁から右の壁いっぱいが窓になっており、
かえって窓からの明るさで、その上の吊戸棚部分が逆光で暗く感じるものの、
決して窓が暗いとは思えなかった私。

「今、型ガラスが入っていますので、次の窓も型ガラスにすると、
 明るさという意味ではあまり変わらないと思います。
 今度は、ガラスに今のような模様が入らないので、
 すっきりした感じにはなりますが。

しっかりと明るさを確保するには、窓の大きさ自体を変えて窓の高さを高くするか、
窓の外にテラス屋根や波板の囲いが設けてありますので、その囲いを取るとか、
屋根材を透明にする方法もありますが、そこまでするのも…」 


ちなみに、窓部分を外から見たところです。
HW (2)


こちらは、地元の昔ながらの民家といいますか、和風住宅で、
深い軒とさらにテラス屋根があるため、窓のサッシは外壁に釘打ちしただけの、
シンプルな留め方になっています。
コーキングや雨除けの見切りなどもなく、交換自体はラクにできそうな造りです。


ところが…

続きを読む ブログパーツ
今回は、団地の洗面化粧台の取り替えです。

実は、この家は、20年近く前らウチにリフォーム工事を依頼してくれる、妹の家。
このブログにもたびたび登場してもらっています。

 ●子ども部屋のリフォーム "6畳の子供部屋を二人で…" ご参照
 ●押入れを半分撤去→オープンクロゼット造り "団地の和室を洋室にリフォーム" ご参照
 ●コンロ横に棚とディスプレイコーナー造り "遊びゴコロ" ご参照

そして、今回は、洗面化粧台の取り替です。

ビフォーはこちら。 
ホーロー製ボウルのついたコンパクトな化粧台で、
正面が窓なので、前回のリフォーム時にもミラーキャビネットは使わず、
フロアキャビネットだけを設置しています。
US (1)


両側にスペースがあるのに、えらくコンパクトな化粧台だな…(60cm幅)
とお思いでしょうが(笑)、実は横幅に見合ったサイズ(75cm、90cm幅)
を入れられない理由があります。


US (3)


そう、右側にあるトイレのドアが干渉するのです。
仮にサイズアップして75cm幅の化粧台を置くとすると…
レイアウト


現状は、化粧台の奥行き自体もスリムなのですが、
幅の広い化粧台にすると、さらに手前でドアに当たり、
ドアの開閉可能な角度が狭くなります。


これを解決しようとすると、まず思い浮かぶのが、


続きを読む ブログパーツ

関連タグ : サッシ・建具・ドア,