職人とリフォームプランナー夫婦の狭く深い(?)経験から見た リフォーム現場についてのよもやま話です。

今週末、リビングドアのリフォーム工事に伺いました。

廊下の突き当りにあるのですが、片開きドアの幅がかなり大きく、
開け閉めする時、近くに置いてあるダイニングテーブルとの間が狭くなり、
ご不便とのことでした。

工事直前の写真です。
GD01

撮影のタイミングが遅くて、写真では枠だけになってしまっていますが、
真ん中にドア、両サイドには上下にガラスがはめてありました。

この写真で、廊下とドアの位置関係がわかりますでしょうか。
リビング入り口ドアが半分ほど階段下の物入れにかかり、
位置的にも少々出入りがしにくそうです。

そこで今回、
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先日、和式のトイレを洋式にリフォームした記事を書きましたが、
(『和式トイレを洋式トイレにリフォーム』ご参照)
このトイレ、なぜか網戸がついていませんでした。

そこで、今回新しくこの家の持ち主になられたお客様に
網戸新調をお見積もりしたところ、

「こんなちっちゃな網戸1枚作るのに、結構するんやね…」とご主人。

  「そうですね…既製品ではないので、建具屋さんが一旦採寸に来て、
   出来てからまた取り付けに伺う、ということになりますからね。
   その手間は大きさに関わらずで(^_^;)
   私が製作寸法測れればいいんですけど、正確には建具屋さんが…」

「そんな堅苦しく考えんでも、木の枠作って網巻いてくれたらいいよ。
 そんで、釘で留めてくれたら…」

  「いや、それだったら、網戸動かせませんし…」

「かめへん、かめへん。木でご主人に作ってもらったらいいねん。」

ふと思い出せば、農家の納屋などで木枠の網戸を見たことが。
そこで、

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このブログは、2007年の5月にスタートしました。
記事数にして、今日で622個となりますがw(゜o゜)w、実は
この記事の右側のグリーンの表に、ブログ内の人気記事!?が、
定期的に自動集計され上位5位までリストアップされています。

その中でも常にいいポジションにランクインしているのが、
汲み取り式和式トイレを簡易水洗便器に』です。
(ご参考になっていたら幸いなのですが。)

そこで、次なる人気記事の座を狙うべく?(^_^;)今回の記事、
『和式トイレを洋式トイレにリフォーム』を書かせて頂きます。

まずは、リフォーム前。
KT1

和式によく見られる、床が二段になったタイプですが、
手前の斜めの敷居が…つまり、入り口が斜めになっているのが
このトイレ空間の特徴ですね。

視線を上に移すと、
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先日、とあるお客様の和室のリフォームに伺いました。
工事の内容については、また別の記事で書きたいと思いますが、
今日は、そのお客様から思いがけず見せて頂いた宝物のお話です。

工事当日朝、和室を片付けていらしたお客様のお手元に小さな木箱が。

「これ、亡くなった主人が作ったものなんです。」

  「あら、素敵な箱ですね。中が気になるなあヘ(^-^ヘ)」

そして翌日、工事がすっかり終わってお茶を頂いている時に、
奥様があらためて中を見せてくださいました。

「おお!これはすごい…」
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(※各画像はクリックで拡大します)
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