職人とリフォームプランナー夫婦の狭く深い(?)経験から見た リフォーム現場についてのよもやま話です。

先日、とあるお客様より、カーポートの屋根の波板に穴があいたので、
張り替えをして欲しいとのご依頼を頂きました。

現状が乳白色の塩ビ波板だったので、耐久性の面で、ポリカーボネイトがお勧めです、
と申し上げました。例えばこういう物ですね。
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すると、「あ、それ、透明のやつよね。今の波板を張り替えた時も、
業者さんがそういうの張ろうとしてはったんやけど、今の白いのに変えてもらったの。
とにかく、夏に影ができるほうがいいから。透明のだと暑くて…」

なんでも、
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以前に、"大型テレビを楽しむためのリビング"という記事をアップしましたが、
このたび工事が完了しましたので、ご紹介。

まずは、元の間取りを。
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前の記事の時点では、お客様のお悩み、ご要望は他にもいろいろ
あったのですが、まずは、玄関ホールに面した物入れの背面の壁を
大型テレビがテレビ台ごとすっぽり入るくらいのサイズで部分的に開口、
物入れスペースをテレビ置き場にリフォームすることになりました。

つまり、大型テレビを少し離してゆったり見たいという、当初の
一番のご要望を叶えた形になります。
一方で、玄関の物入れはなくなることになるのですが、天袋部分の扉を
新たに造ることで部分的に収納スペース(兼、分電盤スペース)を残しました。

では、リビングから見た元の壁面です。
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お客様がリフォームを思いつかれた発端は、
浴室ドア前の床板が腐ってきたことでした。
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見ると、床仕上げ材であるクッションフロアは"パーティクルボード"に
直接貼られていました。
この材料、根太の工法に応じて下地材として使うこと自体は問題ないのですが、
一般的にはこの上に合板を上貼りしてから使われることが多いです。

また、本来は湿気や水分に弱い素材なので、今回は、
腐った部分を貼り替えた上で、コンパネを上貼りしてから
仕上げの床材(クッションフロア)を貼らせて頂くことになりました。

また、全体的に床材を貼り替えることもあり、化粧台や内装も合わせて
リフォームさせて頂くこととなりました。

洗面所のビフォーです。
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とても奥行きの広い洗面所ですね。
しかし、奥様のお悩みがひとつ。それは、
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