職人とリフォームプランナー夫婦の狭く深い(?)経験から見た リフォーム現場についてのよもやま話です。

思わせぶりな上のタイトル…(^^)

「折戸ってもともと取り替えできるんじゃないの!?」という声が聞こえてきそうですが、
在来浴室…つまり、タイル貼りのお風呂の場合、それこそ浴室ドアのサイズは
いろいろですし、ユニットバス、システムバス自体の、1216や1616など、
ある程度規格化された浴室サイズのドアにしても、
メーカーさんや商品体系によっては、合う合わないがあるものです。
それを、元のドア枠をはずし、新しい枠を入れてからタイルの補修や貼り替えをしたり、
ユニットやシステムバスとの接続部分を加工するのは大変。

そんなところに、YKKAPさんの「サニセーフⅡ」というカバー工法タイプ
(つまり枠の上に直に枠を重ねられる!)そして、サイズオーダーできる商品が、
大活躍してくれるのです♪

さて、では実際に折戸を交換してみた例をご紹介。
【ビフォー】
OD01

この折戸の既存の枠の上に、サイズ特注で作られたサニセーフⅡの枠を被せ、
折戸をセットします。

サイズ自体はオーダーできるのですが、取付け可能かどうかの
多少の条件はあるので、下見の時にしっかり確認、採寸をします。

例えば、

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ここのところ、なぜか(^^)トイレ工事が続いています。
不思議なもので、エクステリア工事が続く時はエクステリアばかり、
二重サッシの工事ばっかりだったり、浴室ドアの取替が重なったりということも
あります。
いわゆる、思いが集中したものを潜在意識が「呼ぶ」のでしょうかね(^_^;)

それはさておき、先日は、このようなご依頼がありました。
こちらのトイレです。
MT03

数年前、家の中とは別に、屋外仕事の合間に使えるよう、
敷地の一角に新しくトイレ(部屋)を建てられたというお客様。
白と黒のカラーリングがモダンで素敵なトイレ空間ですが、
ご家族の中で、男性だけに不評とのこと。
「男性専用の小便器が無いから?」…いえ、違います。

実は、
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先日、"「止水栓」があるのに、水が止められない!?"という記事をアップしましたが、
そのトイレの現場、先日内装工事が終わりましたので、ご紹介させて頂きます。

まずは、ビフォー。
IT05

急な故障のため取り急ぎ!?別の業者さんで便器とタンク~温水洗浄便座を取替済み。
後日私たちに内装をご依頼下さいました。

その理由は、小さな手洗器を撤去した跡を補修し、クロスを貼り替えたかったこと。
IT13

もう一つは木目の腰壁にしてみたいというご希望でした。
では、工事の流れを…

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先日、ある業者さんのトイレ工事で止水栓を移設せずに便器を設置、
止水栓の開け閉めがしにくく(できなく!?)なったとの話を書きました。

『「止水栓」があるのに水が止められない…!?』 記事ご参照

今回も、トイレの止水栓のお話です。

先日工事させていただいたお客様のトイレですが、下見にお伺いしたところ、
以前にトイレの給水が凍結で破損、それからは、水漏れがあっても
わかるように?と、修理時の壁の開口を残したままにされていました。
FS05

今回は便器を入れ替えるので、床材を貼替える必要があり、それなら、
壁クロスも合わせて貼替えをと、おすすめしたのですが、

「開口自体はそのまま残しておきたい。
 クロスもまだ綺麗だから貼り替えなくてもいいぐらいだ」と、お客様。
「穴開いているところ、いつでもはずせるように板でカバーしてくれたらいいよ(^^)」
とおっしゃるのですが、その方がかえって難しいかも…(^_^;)

万が一の水漏れに備えるとはいえ、壁の一部が開いたままにしておくというのは、
どうも気が進まないところ。しかし、お客様がご年配の方だったこともあり、
ご心配を無視して強制的に壁を塞ぐのもさらに気が引けました。

そこで、後日お見積りをお持ちするときに、同行していた夫からご提案を。
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前回の記事のつづきです。

前回は、一戸建ての洗面所に洗濯機の排水口が無かったため、
壁クロスの貼替えのついでに?配管工事をさせていただいたことを
書きました。
【ビフォー】
FS10

【アフター】
FS14

さて、そこで、上の写真のとおり、今回なぜ、洗濯パンをつけなかったかですが…
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