門扉の取替えと“落とし穴”

ここでは、「門扉の取替えと“落とし穴”」 に関する記事を紹介しています。
先日、門扉の取替え工事をさせて頂きました。

ビフォーはこちら。
鋳物の門扉なのですが、経年劣化で、
部分的に折れているところがあるのですね。
IM01

ところで、門扉というと、門柱がセットで必要です。
門扉とお揃いの支柱が脇に立ててある場合もあれば、
ブロックや石材、タイル仕上げの門柱に、門扉の蝶番が
埋め込まれている場合があります。

新築時と違ってリフォームの場合は、蝶番を既設の
ブロックや門柱に埋め込むにはリスクがあるのですね。

ブロック等を必要以上に傷めてしまったり、
蝶番を入れ替えた補修跡が目立つ、
などのリスクです。

そこで、今回も、まずは、門柱とセットの支柱を
既存の門柱の前に立てられないかと検討しました。

ところが、



門扉を家側に開いた際にステップ状の段があり、
既設の門柱の裏(家側)に新たな支柱を立てると、
その厚みのせいで門扉が段に干渉してしまいそう…。

かといって、支柱を既設の門柱の並びにそれぞれ
立てると、間口が狭くなってしまいます。

そこで、お客様には、上のようなリスクを
ご説明の上、埋め込み式で工事させていただくくとに
なりました。

さて、では、既設の埋め込み式蝶番を取り出します。
(元の蝶番を切断し、新しい蝶番を
別の位置につけられる場合もあります)
IM02

ハツリ機で慎重に…
IM03

周りをハツっても、なかなか蝶番が取り出せず、夫が思わず、
『まさか、針金で鉄筋にくくりつけてるんやないやろな〜(^^;)』

しつこくガシガシ掘っているうちに、どうにか
取れました。下が埋め込まれていたもの。
(悪戦苦闘の跡が…(^^;))
上が新しい蝶番です。
IM04

化粧ブロックを“いわしてしまう”ことなく、無事、
4つの蝶番の取り出し完了!
IM05


新しい蝶番を埋め込んだ後、門扉を取り付け、
水平や垂直を合わせて仮固定します。
その状態で、一晩、モルタルが固まるまで置きます。
(そのプロセスの写真は省略)

翌日、門扉の建て付けを調整。

右側、段差に接触することなく、
予定通りバッチリ納まりました。
IM08


左側の門扉は、元の鋳物の門扉より、
アルミの枠の厚みが増し、階段の側壁と干渉するため、
お客様とご相談の上、少し表面を研磨、
最大限オープンできるようにしました。
IM09

このような感じ(^^)
IM06


ちなみに、門扉の前が広いので、
門扉を手前に開くようにしては?…
と思ったものの、埋め込みのポストに干渉するので断念(^^;)
IM07


あとは、片側の門扉に、『落とし』を取り付けて完成、
なのですが、どちらを普段通る側にするかでも、
悩ましいことに。

というのも、普段開け閉めする方を右側にすると、
玄関ドアまでのアプローチと自然につながるのですが、
門扉の手前右下に、道路に降りる階段があるので、
足元がちょっぴり危ない感じ。
(元は、こちら側が通路でした)
IM10


門の前に階段の始まり部分が
少し被っています。
門を開けて敷地に入る時はいいのですが、
出てくる時には少し足元が不安…。
IM13


逆に、左側を普段の通路にすると、
少し遠回りで、玄関ドアまでの
アプローチとも少しずれを感じますが、
お客様は、安全性優先でこちら側を
通路にされることになりました。
IM11


最後に、門扉同士の合わせ目(召し合わせ)を
調整し、門扉の表面についたモルタルの跡や汚れを
水洗いして完了です(^^)
IM12


門扉のデザインがガラリと変わったせいか、
お客様も『見違えるようになった♪』と、
とても喜ばれていました。


それにしても、今回の門扉の周りは、新築時に
絶妙な計算のもとに、どんぴしゃりの位置に門柱や、
門扉を挟んで両方向にある階段、お庭への通路幅などを
レイアウトされていたのだなぁ、と思いました。

逆に言えば、リフォームにあたってのトラップ…
『落とし穴』がいくつかあったということ。
ひとまず、スムーズに門扉が開閉できるよう、
取替えが無事に済んで何よりでした(^^)


さて、今日の記事は…
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