しばらくぶりのブログ更新です。
8月頭から全面改装プラス増築をするリフォーム工事に入らせて頂いているのですが、
そのさなかに台風があり、現場でも雨漏りが判明、完了予定が伸びつつあります。
ということで、職人の夫は、現場にかかりきりなのですが、
私は現場を抜けては、現場調査に伺ったり、お見積りや打ち合わせの日々です。
さて、今回、お得意様から久しぶりにご連絡があり、
洗面化粧台の水栓の調子が悪いとのことでした。
設置後、かなりの年数が経っていることもあり、
メーカー純正の交換品を探しましたがありません。
このように、カウンターに取り付けてある水栓は、
カウンターに開けてある、穴の径や位置が、
新しい水栓と合えば、同じ形状の水栓でなくても、
交換できることがありますが、
今回は、ぴったりのものが見つからず、ご相談の結果、
化粧台を新しいものに取り替えることになりました。
しかし、たたき台としてお勧めする商品の選定に
すっかり悩んでしまうことに…
というのも、
8月頭から全面改装プラス増築をするリフォーム工事に入らせて頂いているのですが、
そのさなかに台風があり、現場でも雨漏りが判明、完了予定が伸びつつあります。
ということで、職人の夫は、現場にかかりきりなのですが、
私は現場を抜けては、現場調査に伺ったり、お見積りや打ち合わせの日々です。
さて、今回、お得意様から久しぶりにご連絡があり、
洗面化粧台の水栓の調子が悪いとのことでした。
設置後、かなりの年数が経っていることもあり、
メーカー純正の交換品を探しましたがありません。
このように、カウンターに取り付けてある水栓は、
カウンターに開けてある、穴の径や位置が、
新しい水栓と合えば、同じ形状の水栓でなくても、
交換できることがありますが、
今回は、ぴったりのものが見つからず、ご相談の結果、
化粧台を新しいものに取り替えることになりました。
しかし、たたき台としてお勧めする商品の選定に
すっかり悩んでしまうことに…
というのも、
この化粧台は、横幅が85cm。
よく出回っている化粧台のサイズは、
近い寸法で、間口が75cmや90cmです。
今どきは、間口に合わせてぴったりサイズで
オーダーできる化粧台もありますが、
窓枠に少しかぶっても、お客様が差し支えなければ、
規格のサイズの方がお値段的にはリーズナブル♪
ひとまず、間口90cmとして化粧台を検討します。
間口90cmというと、化粧台の幅が90cmのもの、
あるいは、化粧台の幅を75cmとし、横に15cm幅の
収納をセットする、ということもできます。
もちろん、窓枠との兼ね合いも含め、
最終的にはお客様のご予算とご希望で決まります(^^)
さて、幅の方はひとまず良しとして、問題は天井の高さです。
こちらの洗面所の天井の高さは、2290mm。
一般的な化粧台の高さは1900mmくらいが多いので、
例えば、現状のように、化粧台の上に吊戸棚を
設けようと思うと、一般的な40cmの高さの吊戸棚は入りません。
ちなみに、現状は、50cmの高さの吊戸棚の下に、
1790mm(絶妙な寸法!)が設置されています。
つまり、両方足すと、ぴったり2290mm(^^;)
間口が75cmの化粧台なら、マンションなど、
上に梁が出っ張っているケースを想定して、
化粧台の高さが1800mmというのはありますが、
間口が90cmの化粧台で、高さが1790mmというのは…
しかも、最近は、クリナップさんが化粧台の中で、
カウンターをキッチンのカウンターの高さと同じ、
「85cmタイプ」を出されているように、
化粧台の高さが、高くなってきているのですね(^^;)
吊戸棚を諦めれば、選べる化粧台は増えるのですが、
今あるものを無くすわけには…
それか、ミラーキャビネット部分を、収納の無い、
鏡一枚だけ…をサイズオーダーして別に取り付ければ、
高さが自由に合わせられそうな…
いやいや、裏側が収納になっている三面鏡も諦めたくない!
(照明も別に壁付けにしないといけないし…)
では、いよいよ、化粧台の足元の"台輪"と言われる部分を
1cmカットして、全体の高さを下げるか…
でも、下のキャビネットを、引き出しタイプにしたいので、
台輪をカットするリスクはないだろうか?
じゃあ、洗面所の内装…壁クロス…もご検討のことだし、
いっそ、天井を上げてみるのは?
…と、天井を見上げると、無垢板張りで、
壊してクロス貼りに変えてしまうのは、ちょっともったいない天井(^^;)
いろいろと悩みつつ、ひとまず、たたき台のお見積りをお持ちしました。
①吊戸棚は無くし、75cmの化粧台の横に、
15cmのサイドキャビネットを設け、
収納量低下をカバー。
化粧台は、ベーシックなシリーズ。
陶器のボウルタイプと三面鏡仕様。
②吊戸棚は無くし、90cmの化粧台とする。
化粧台は、ミドルクラス。
人造大理石ボウルとカウンター、三面鏡仕様。
フロアキャビネットを二段引き出しにして、
収納量低下をカバー。
(おや、吊戸棚は諦めたのか !?)(^^;)
と、そこへ、お客様のお嬢様が立ち寄られ、
打ち合わせに合流してくださいました。
なんでも、お嬢様宅は、最近新築されたとこのとで、
化粧台選びについて、お母様がアドバイスをお求めになったそう。
お嬢様がおっしゃったポイントは、大きく3つ。
●カウンター(ボウル)は、白だと水栓の周りの水垢汚れが目立つ。
●陶器のボウルは、割れるリスクがある。
●水栓がボウルの真ん中についていると、少し邪魔な感じ。
(ご実家は、上の写真のように少し左に寄っているので
使いやすかったとのこと)
そこで、またまた、悩んでしまうことになりました(^^;)
人造大理石のカウンターでも、ベーシックなグレードだと、
質感が石というより樹脂(プラスティック)なので、
確かに掃除しているうちに、表面に細かい傷がつき、
水垢や汚れが落ちにくくなる可能性が。
陶器のボウルなら、いろいろな色があるものの、
間口90cmだと、陶器のボウル自体がありません。
(そのサイズだと重たいから !?)
しかし、人造大理石で白以外というと、間口90cmクラスの場合、
透明感があって本当の石に見えるような人造大理石で、
化粧台のグレードもお値段もぐぐっとアップ(^^;)
トータルのデザインや仕様を気に入られてその商品を
お選びになるならともかく、カウンターの色のためだけに
そういったグレードから商品を選ぶっていうのもどうだろうか?
水栓が中央でなく、左側に寄っている方が良い、
とのことなら、ハイクラスの人造大理石カウンターに
自由に水栓を組み合わせられるタイプは、一石二鳥。
でも、今度は、高さの合う吊り戸棚の品揃えが無さそう…。
「こうなったら、実物を前に、再確認だわ!」
洗面化粧台は、メーカーさんもたくさん、商品もたくさんの
種類がありますが、いちおう、お客様の(お嬢様の)お好みの
メーカーさんのショールームに走って参りました。
そして、ショールームでも「あーでもない、こーでもない」と、
化粧台のコーナーをぐるぐる周り、もう、これしかない!
という化粧台を選びました。
お客様にお見積りをお持ちし、仕様や寸法をご説明。
あとは、お嬢様にもご確認いただき、できれば、
ショールームでも、化粧台をご覧頂くよう、お勧めしました。
さて、どのような化粧台をお入れすることになるでしょうか?
工事させて頂くのは、来月以降になると思われますが、
また、工事が完了しましたら、ご紹介させて頂きます(^^)/
さて、今日の記事は…
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