キッチンの出窓カウンターをまるごと補修

ここでは、「キッチンの出窓カウンターをまるごと補修」 に関する記事を紹介しています。
先日、キッチンの出窓のカウンターが腐ってきたようで、
ステンレスの天板が浮いてきているとご連絡があり、
補修工事をさせていただきました。

写真でレポートお届けします。

まず、ビフォーです。
ステンレス板の端が浮いており、お客様がテープで補修されていました。
まずは、テープをはがし、中を確認します。
YD (1)

おそらく、冬場の結露で、窓ガラス表面の水滴が流れ落ち、
窓の下枠とステンレス板の隙間から染み込み、下地の合板が
腐ってきたのだと思われます。

では、まずステンレス板をめくります。

手前は、下に巻き込んであるので、窓側の方からめくります。
YD (2)


ステンレス板と、その下地の合板を一緒に撤去しました。
合板が水分ではく離しているのがわかります。
(写真では、合板が垂直に立っているのでわかりにくいですね)
YD (3)


合板を外すと、出窓の底はからっぽ…
(下に見えているのは、お庭側で出窓の下に置いてある荷物です。)
YD (4)


出窓の下の荷物をどけてみると、こんな感じです。
お外の塀が見えていますね。
YD (6)


逆に、お庭側から出窓の中をのぞいてみるとこんな感じ。
YD (5)


では、新しい出窓カウンターを造ります。
合板を支えるために、根太(ねだ)を入れ、その間に、
断熱材を入れます。
YD (8)


根太下に合板を貼り、さらに、化粧パネルを貼ります。
(雨がかからない出窓ですが、台風などを考慮し、
 部分的にコーキングを施しておきます)
YD (9)


キッチンに戻り、根太の上に合板を貼ります。
YD (7)

合板の上に化粧板(キッチンパネル)を貼ります。
今度は、隙間から水が染みないよう、端部に内コークといいますか、
一次コーキングを施しておきます。
YD (10)


パネルの切り口からも水が染みないよう、見切り材にも
内側にコーキングを入れてから、パネルに取り付けます。
(こういう細かい作業は、夫の得意分野♪)
YD (11)


では、パネルの上からのコーキングの準備です。
マスキングテープを貼ります。
YD (12)


コーキングを施し、出窓カウンター完成です。
YD (10)


今回は、出窓の底部分に断熱材を入れたので、
カウンター部分が冷えにくくなり、出窓の結露が、多少ましに
なるのではないでしょうか。
また、結露水がガラスから伝わっても、内部に水が染み込みにくくなりました。


出窓のプチリフォームは、以前にも何度かお受けしており、
その目的やご予算、出窓の構造などにより、メラミン素材のカウンターを
上貼りしたり↓(下のブログ記事をご参照)

『キッチンの出窓部分をリフレッシュ♪』

出窓の一部を切断、部分的に奥行きを広く、高さを低くした部分を造り、
食洗機置き場とした例

【ビフォー】
キッチン出窓ビフォー

【アフター】
キッチン出窓アフター

もあります。

キッチンに限らず、その他の出窓も、収納にプチリフォームした例も。
↓(下のブログ記事ご参照。)

『出窓を収納場所にプチリフォーム♪』


便利で見た目も素敵な出窓ですが、底の部分が冬場に冷えやすく、
カウンター表面や出窓全体の結露を呼びやすいので、
気づかないうちに、カウンターの下地が傷んでいないか、
ご注意ください(^^)


さて、今日の記事は…
クリック(応援)お願いします!

人気ブログランキングへ

関連記事

ブログパーツ
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://reformdaisuki.blog107.fc2.com/tb.php/1100-412c9928
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック