和室のじゅらく壁をクロス貼りにリフレッシュ

ここでは、「和室のじゅらく壁をクロス貼りにリフレッシュ」 に関する記事を紹介しています。
今回は、和室のリフォームのご紹介です。

以前、雨漏りがあった後、屋根の修理が完了したので、
内装をリフレッシュしたいとのご要望を頂き、
工事をさせて頂きました。

天井に雨漏りの染みの跡があるので、綺麗に仕上げたいところ。
底目地のある化粧材(通称ラミ天)の天井であれば、
染みの程度によっては、薄いベニヤ板を上から貼り、
さらにクロスを貼って仕上げるという方法があります。

が、こちらは、竿縁天井で、天井表面がフラットではない仕上げのため、
いったん、天井板を撤去し、下地から組み直して、クロス仕上げの天井
にすることになりました。

では、工事のレポです。

まずは、ビフォー。
OW (2)


反対側は、このような押入れになっています。

OW (1)


では、天井を撤去します。
瓦屋根を回収されたお家の場合、
天井裏に土埃がたくさん落ちていることがありますので、
気をつけて少しずつ解体していきます。
OW (3)


天井板をはずし、竿縁を撤去すると、
このように屋根裏が全開に…。
OW (4)


続いて、壁の下地にとりかかります。
既存のじゅらく壁の上から、ベニヤ板を貼る予定でしたが、
じゅらくの層が浮いているところがあり、全部撤去してしまう
ことにしました。
OW (5)


このように、じゅらくが板状にめくれました。
OW (6)


外壁の下地は、「木毛セメント板」のようです。
歴史を感じますね。
OW (7)


天井や壁の撤去が終わったら、新しい天井の下地を組みます。
OW (8)


開放感のある屋根裏をふさぐのを惜しみつつ…
天井に断熱材を入れてから、石こうボードを貼ります。
OW (9)


壁のベニヤ上貼りも済んだら、クロスを貼る下準備のパテをして
OW (10)


天井壁にクロスを貼り完了です。
天井は、木の繊維を編んだような模様の
濃い色めのクロスです。
壁は、和紙のような質感のクロス。
OW (11)


襖も襖紙でなく、クロスを使って貼替をさせて頂きました。
このお部屋をこれからお使いになるお嬢様のセレクトで、
とっても素敵な空間になりました。
OW (12)


和室は、畳からフローリング張りに変えたり、柱や窓枠の
木部を塗装し、洋風にアレンジするリフォームのご要望が多いですが、
このような、和室らしさを生かしたリフォームもいいものですね♪
我が家は、今では和室がありませんので、このようなお部屋で
大の字になって畳の上でお昼寝をしてみたくなりました(^^)


さて、今日の記事は…
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