今回は、破風板の修理のレポです。
下の写真の、左上のところ、破風板の下の方…
軒天(軒裏の天井材)との隙間が開いています。

修理依頼をくださったご主人に、よく見つけはりましたね…
と申し上げたところ、「前の台風で、近くの物置のトタン屋根飛んできて
当たったんです。梅雨が来るまでに直しておこうと思って」とのこと。
作業の範囲が少なければ、ハシゴをかけたらできそうなものの、
横にずうっとすきまが開いているので、足場を掛けさせて頂くことに。
今回のような部分的な足場の場合は、
夫…足場作業従事者特別教育を受講済です…の出番です。
自分で施工内容に応じて単管で足場を組み立てます。
毎回、私が感心するのは、
下の写真の、左上のところ、破風板の下の方…
軒天(軒裏の天井材)との隙間が開いています。

修理依頼をくださったご主人に、よく見つけはりましたね…
と申し上げたところ、「前の台風で、近くの物置のトタン屋根飛んできて
当たったんです。梅雨が来るまでに直しておこうと思って」とのこと。
作業の範囲が少なければ、ハシゴをかけたらできそうなものの、
横にずうっとすきまが開いているので、足場を掛けさせて頂くことに。
今回のような部分的な足場の場合は、
夫…足場作業従事者特別教育を受講済です…の出番です。
自分で施工内容に応じて単管で足場を組み立てます。
毎回、私が感心するのは、
足場を組み立ていく順番です。

外壁塗装などの時に、いろいろな外観の家の凹凸に合わせて、
足場職人さんたちがみるみるうちに組みててていくのも、
ウットリほれぼれしてしまいますが、
このようなコンパクトな単管足場も、ピンポイントで的確に、
また安全に作るのは、それなりに(^^)頭を使います。
足場を組んだ上で、ハシゴも併用すれば、
微妙な高さの作業に、より便利に!
ハシゴの先端はちょっとした手すり代わりにもなりますね♪

幸い、破風板と軒天のつなぎ目の見切材が外れていただけで、
中は傷んでなかったので、見切材を留め直し、さらに上から
コーキングや塗装を施すことで修理は完了しました。

せっかく足場をかけたので、二階の窓の面格子、
そして一階の窓の面格子の塗り替えもさせて頂きました。

西日が当たる窓で、かなり塗膜が劣化していました。

傷んだ塗膜をはがし、錆止め塗装の上で、
仕上げ塗りをしました。

すると、お客様が、もうひとつ不具合を見つけられたとのことで、
この、一階から二階にかけて、出窓状に外壁がでっぱった部分の
一番底のあたりを覗いてみると…

底の部分の板がめくれて取れてしまったようだ、とのことでした。
直接雨に濡れないから、ベニヤ板でも張ってくれたらいいよ、と
おっしゃいましたが、それだけでは、雨の日など、外壁から伝う水が
そのまま底の板にも回ってしまいます。
そこで、新しく鋼板の"水切り"を取りつけ、外壁から伝った雨水が
その先から地面に落ちてくれるようにしました。
そして、底面には、軒天などにも使われるケイカル板を、
あらかじめ塗装し、止水パッキン付きのビスで留めました。

今回の、全国的な豪雨で、ふだん雨漏りをされないところも、
雨漏りが発生するかもしれません。
吹き降りや大雨の日には、レインコートを着込んで傘をさしていても、
どこからか水が入ってくるのと一緒で、特別な雨の日にしか
雨漏りが起こらないという場合もありますが、
ふだんの雨でも雨漏りが起こるようなら、
早めに原因追求をなさっておくほうが安心です。
雨漏りを見に来てほしいとご連絡をくださるお客様の中には、
いつ気づかれてましたか?とお尋ねすると、半年くらい前とか、
もう何年も…という方がいらっしゃいます。
お客様が、しばらく様子を見られているうちに、天井や壁の
表面の見た目以上に、内部の下地の傷みが進んでいる場合があります。
また、雨漏りは、原因や水の流れが比較的特定しやすい場合もあれば、
なかなか判明しないこともあります。
雨漏りの解決が長期戦になる場合がありますので、十分にご注意下さい。
さて、今日の記事は…
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