薪ストーブの煙突、どこに通す?

ここでは、「薪ストーブの煙突、どこに通す?」 に関する記事を紹介しています。
今回は、既存の住宅に、リフォームで薪ストーブを設置する工事です。
以前の記事で予告していました、リビングと和室を一室につなげたお家の
和室側に薪ストーブを設置することになったのです。


このお家、石垣の上の土地に建っており、この縁側の前の庭の下が広めの道路、
そして、道路に面した建物は工場(作業場?)なので、
隣家に面したリビングに薪ストーブを設置するより、
この和室側の方が薪ストーブの煙をあまり気にせず使えるのでは、とお客様。
NMS (1)


この縁側部分を横から見たらこのようになっています。
NMS (2)


縁側に薪ストーブを置くなら、煙突はすぐ上の屋根を貫通してまっすぐに
たてれば良いのですが、薪ストーブの設置は縁側の内側、和室内です。

間取り図で見ると、




上が2階、下が1階の間取り図なのですが、
①のところが薪ストーブの設置場所です。
煙突をまっすぐに立ち上げると、1階の屋根も2階の屋根も両方貫通することになります。
1Fと2F

そこで、雨漏りのリスクを減らすためにも、1階の屋根を貫通させた煙突を
二階の屋根の手前で外側に斜めに振り、二階の屋根の横に立ち上げることにしました。


では、実際の工事のようすです。
この雪見障子のすぐ手前に薪ストーブを設置の予定です。
NMS (3)


煙突を立てる位置を墨出しし、天井を開口します。
NMS (4)


屋根瓦をめくり、屋根下地も開口します。
NMS (5)


ここでちょっとブレークタイム。
お客様宅のゴールデンレトリバーのサム君と♪
NMS (6)


煙突の周りの下地を造ります。
コンパネ下地に石こうボード。
さらにケイカル板を重ねます。
NMS (7)


煙突を固定します。
煙突は断熱材が充填された二重管になっており、見た目より重さがあります。
NMS (8)


屋根に上がって見たところです。
ここから雨水が侵入しないよう、何重にも防水材を施します。
NMS (9)


煙突が屋根まで貫通し、位置が確定したので、
床の下地をめくり床下の補強をします。
NMS (10)


薪ストーブ本体の重量もさることながら、炉台となるレンガの重さ、
炉壁のレンガの重さを加えると数百キロの重さが床にかかることになるため、
大引きや根太を追加したり、大引きを支える束を増やします。



室内側の煙突の周りに防熱板を取り付け、天井の開口部の仕舞いをします。
天井周りの加工が終わったら、炉台や炉壁となるレンガの施工をします。
NMS (12)


煙突を屋根の上まで立ち上げます。
NMS (11)


台風に備えて、煙突の取付金具だけでなく、
銅線で四方にワイヤーを張り、煙突を固定しました。
NMS (13)


炉壁のレンガは安全のため、一度に積まずに、2日に分けて積みます。
NMS (14)


障子や襖に面して炉壁を作るため、それらの間に空気層を確保し、
炉壁の高さも薪ストーブ本体から十分に立ち上げます。
(薪ストーブの燃焼方式や機種により、炉壁に必要な高さが変わります。
 こちらはストーブ本体が輻射対流式で、本体内部にも遮熱板を設けてあるため、
 お客様とご相談しながら高さを決めました。 煙突に防熱板の追加も可能です。)


炉台と炉壁が完成したら、薪ストーブの設置です。
NMS (15)


実は、この薪ストーブを設置させて頂いたのは、5月半ば。
ストーブの稼働時期まではまだまだありますが、冬場になって
あわてて工事するのも…とお客様が、早めにご依頼下さいました。

設置時は、まだ生後数ヶ月だったサム君。
次の冬、薪ストーブの前に寝そべるころには、
大きくなっているんだろうな~。
また、薪ストーブの使い勝手のお尋ねがてら、
サム君に会いに行きたいと思います♪
NMS (16)



さて、今日の記事は…
クリック(応援)お願いします!

人気ブログランキングへ



ブログパーツ
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://reformdaisuki.blog107.fc2.com/tb.php/1147-324eb8c1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック