階段がミシミシ鳴っていたわけは?

ここでは、「階段がミシミシ鳴っていたわけは?」 に関する記事を紹介しています。
今回は、階段のミシミシ音鳴り、たわみを直すプチリフォームです。
お客様によると、階段の踏み板の隅にすきまが空いてきているのも気になるとのことでした。

下見に伺ってみると、玄関入って正面にストレートで、上の方で
右に曲がっている階段がありました。

試しに登ってみると、音やたわみはそれほど気にならないものの、
確かに細くすきまがありました。
FK (1)


原因の確認や修理をするとなると、階段の裏側を見なくてはなりません。
幸い、階段下に収納があり、中のベニヤ板をめくれば、階段裏が覗けそうです。

では、実際の工事の流れを…

階段下の収納です。
FK (2)


表面のベニヤ板をめくると、板を留めるための角材が縦横に取り付けてあります。
FK (3)


角材を撤去し、裏面から確認すると、
階段の踏み板は一般的な厚みがあり問題ないのですが、
このお家の階段の幅は、一般の住宅より少し広く、
(いわゆる、重さの支点のスパンが長い)
そのせいで、たわみやすいことが推測されました。

また、蹴込板(つま先が当たる板の部分)を留めているのが
極細の釘で、経年変化で緩んできているのも、
音鳴り、たわみの原因につながっていると思われます。

そこで、踏み板の下に補強となる角材を渡し、
蹴込板ともしっかりと留め付けました。
FK (4)


ついでに、といってはなんですが、このように物入れや
押入れの中の床板は、人が上をドカドカと歩く想定になっていないため、
薄手のベニヤ板が貼られていることが多いものです。

そこで、床板も少し厚目の合板に張り替えました。
FK (5)

壁のベニヤ板も張り替え、完成です。
(板を張ってしまう前に、もう一度お客様に階段を歩いて頂き、
 たわみや音鳴りを確認頂きました。)
FK (6)


階段に限らず、新築時はとくに問題なくても、経年劣化により出てくる不具合もあれば、
明らかに新築時の設計ミス、施工ミスが後になってひびいてきているでは?
と思われるものもあります。

ところが、新築の家が長い年月を経て、あちらこちらの不具合が出てくる頃には、
建てられた会社さんと連絡がつかなかったり、疎遠になっていたりして、
私達のような、建てた時の状況がわからない、別の業者に頼まれるお客様が多いです。

このような修理こそ、新築時にその家を手掛けられた会社さんが対応して、
これらの経験、情報を、次の新築の設計・施工に活かせるといいのにと思います。

特に、近年は、気候の変化といいますか、台風でもないのに強風が吹くとか、
例年以上の大雨が降る、といったことが多くなっていますので、
新築時には想定していなかった環境にさらされることも増えていることでしょう。
家は建ててからの経過観察と不具合があった時のフィードバックが大切だと思います。

最近は、カスタマーサービスに力を入れられているハウスメーカーさん、
工務店さんも多くなっているので、そのあたりどんどん改善されているとは思いますが、
私達も、しっかりがんばって参ります!



さて、今日の記事は…
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