トイレの開き戸を、わざと…!? 幅の狭い引き戸に

ここでは、「トイレの開き戸を、わざと…!? 幅の狭い引き戸に」 に関する記事を紹介しています。
さて、今回の工事レポはこちらのトイレのドアです。

トイレの広さ (便器に座った時の左右の壁の間)、
一般的には、トイレのドア幅に20cm前後、足したくらい…
が多いのですが、こちらのトイレは、ドアの右側の袖壁を見ると、
少し広めなことがわかります。

ここで、まずひとつ、気になるところがありますね。
ND (1)


トイレの手前、左側に壁があるのですが…


一般的には、ドアのノブは右側にして、スペースの広い方からトイレへの出入りをする、
というイメージですが、こちらは、ドアノブが左側で壁側からの出入りになっています。


今回は、お客様のご高齢のお父様が、トイレに入られた後、
外に開いたドアを閉めにくいので、引き戸に変えたいとのご相談でした。


開き戸であれば、極端にいうと右側の小さな袖壁を取り払って、
壁の端から端まで、すっぽりとドアにする、ということもできるのですが、
ドアを大きくすると、トイレに入って振り返ってドアを閉める時に、
高齢のお父様にとっては、ドアノブが遠くて閉めにくい…ということになります。

引き戸の場合は、引いた時に引き戸の裏に同じ幅の壁が必要なので、
この家の場合、入り口に面した壁の約半分のサイズになってしまいます。
(右側の直交する引き戸(壁)が無ければ、"壁の外側に取り付けるアウトセット引き戸"にして、
幅の広い引き戸にすることもでるのですが)


ということは、今よりも、出入り口の幅が狭くなってしまいます。
そこで、お客様に、例えば、開き戸のまま、開き方を反対に、
右側をドアノブにして、右の広い方から出入りされるのはいかがでしょう?
とお尋ねしたところ、トイレへの出入り自体は、壁の手すり伝いに
左から出入りするほうがラクなので、
やはり引き戸にしたい、とのことでした。


そこで、いまよりも、トイレの入り口の幅が狭くなってしまうことを、
板でふさいだり、といったシュミレーションをして頂いた上で、
引き戸に取り替えることになりました。


では、工事の様子です。
まずは、開き戸をはずします。
ND (3)


そして、おもむろに、右上の鴨居を一部欠き取ります。
ND (4)
(顔の部分をかる~く目隠ししています(^^;))


拡大するとこのような感じ。
ND (5)


ここに、寸法をバッチリに特注したアウトセット引き戸の
上吊り用のレールを取り付け、引き戸を吊り下げます。

あらっ? トイレの中が見えてる… 
…のですが、これは、ひとまず、わざとなのです。
ND (6)


というのも、はじめから、ドアの右側の柱の位置までの寸法で
引き戸を作ってしまうと、開けた時に、元の開口部に大きくかぶさってしまい、
通路がかなり狭くなるのです。


そこで、右の鴨居をぎりぎりまで欠き取り、引き戸を右に寄せる寸法を
割り出したところで、逆算して開口部が一番広くとれる寸法で引き戸を製作し、
引き戸の引手をトイレの中から使えるギリギリまでの位置で見切りをつけて
すき間を後からふさぐ、という作戦にしたのでした。


ちなみに、欠き取った鴨居には、ピッタリとレールが。
ND (10)

ND (7)


そして、さきほどの隙間には、縦に見切材を取り付けます。
ND (8)


トイレの中から見たところ。
引き手が隠れきらない、絶妙な位置に見切りを取り付けました(^^)
元の柱の奥行きより少し浅めにして、出入りの邪魔にならないようにもしています。
ND (9)


工事の後、「引き戸にして、とてもラクになった♪」と
お客様から喜びのお言葉を頂きました。



ちなみに、今回は、トイレのドアと同時に、浴室の入り口ドアも
開き戸から折れ戸にリフォームしました。


ビフォー
ND (2)


ドアの色が白に変わったことも、少し明るくなった気がすると、お客様。
折れ戸は、開き戸と違って開け閉めの時に大きく場所をとらないので、便利ですね。
ND (11)


さて、今回のような、わざと、幅を狭く(小さく)造る引き戸…
以前も記事にしています。


こちらも、ぜひ、ご参照ください。
『不便をもって不便を制す!? 化粧台の取替編』




さて、今日の記事は…
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