階段を2階に喰い込ませる!?

ここでは、「階段を2階に喰い込ませる!?」 に関する記事を紹介しています。
今回は、階段の掛け替えのご紹介です。

こちらは、店舗としてお使いの木造の階段で、
ビフォーの写真です。
KK (2)


写真ではわかりにくいですが、勾配が少しきつめなのと、
踏み段の奥行きが浅いので、少々上り下りがしにくい階段です。

上から見下ろしたところ。
KK (3)


この階段を、撤去し、新しい階段を勾配を少しゆるく、また、
踏み段の奥行きを広くして、上り下りが楽になるようにリフォームします。

まずは、勾配をゆるくしたとして、空間にうまく収まるかを
何タイプか、シュミレーションします。

私の場合は、このように簡単な図を描いて、検討しています。



KK (1)


赤く太いラインが、現状の階段の位置で、そのまま勾配をゆるくしたのでは、
階段をおりてすぐのスペースが、玄関の上がり框まで近くて危ないので、
下から三段ほどを直角に曲げて、曲がり階段とし、
2階の踊り場を少し狭くし、階段を喰い込ませる!?ことにしました。

店舗なので、お客様もそのあたりは柔軟にお考えで、
階段優先で、とご快諾下さいました。

さらに、段数や奥行きの幅を検討した結果、最終的に、
ピンクのラインで階段を造ることに確定しました。

しかし、この階段、もともと、上部に部屋の一部が出っ張っていたり、
階段下は浴室(今は物置)があったりと、階段以外の場所も
多少の工事が必要です。 特に、上がり下りで、頭上に影響がある場所や
高さを上の図の「おじさん」に階段をのぼりおりしてもらい、確認しました。


さて、では、実際の工事です。

まずは、階段を撤去します。
KK (4)


こんな感じで、踏面と蹴込(けこみ)の板を少しずつ、撤去します。
奥に見えているのは、浴室(今は物置)の天井裏です。
KK (5)


表面の階段部分を撤去すると、浴室との間仕切り壁の下地が見えてきました。
二階への上がり下りは脚立を使います。(ちょっと怖い。)
KK (6)


寸法を計算してオーダーしておいた、階段の側板の下地を
仮置してみます。
KK (7)


KK (8)


上から見たところ。
(2階の踊り場をカットしてます。)
KK (9)


側板の下地に、踏み段の下地を留めていきます。
下の方、回り階段の形も見えてきました。
KK (10)


転落防止のために、飾り柱を取り付けます。
浴室の電気をつけると、階段の下地の間から光が漏れて
なんだか素敵な雰囲気です♪
KK (11)


飾り柱を塗装しました。
KK (12)


下地の上に、仕上材を貼っていきます。
今回は下の方から。
KK (13)


踏み板と蹴込板とで、色を変えているので、
面白いですね。
KK (14)


仕上げ材を上まで張り上げて完成!
KK (15)


仕上材と壁のすきまには見切り材を取り付けます。
リフォームでは、経年変化や、壁の材質(じゅらく壁など)により、
階段の左右の壁が多少揃っていないことがあり、
見切材が活躍します。
KK (16)


完成後、上から見下ろしたところ。
二階の踊り場に階段がしっかり喰い込んでいますが、
スペースが広いので上り下りには支障はありません。
KK (17)


階段の掛けかえが終わった後、スタッフの皆様が、
口々に、「上がりやすい~♪」と言って下さいました。

そういえば、下地ができた段階で、すでに、
お店の大旦那さん(ご高齢ながら現役バリバリです!)が、
時々工事の様子を見に、スタスタと2階に上がって来られていました。
(勾配を変えた効果を実感させて頂きました(^^))


過去にも、勾配をゆるくするための階段の掛けかえを
何度かさせて頂いておりますが、今回は、頭上と、階段下に制約があり、
かなり頭と神経を使いました。無事に完成して何よりでした。


過去の階段掛けかえ記事は、こちらもご参照下さい↓
『じゅらく壁の和室を白いお部屋にイメージチェンジ♪③』
『テラスハウスの全面改装②』






さて、今日の記事は…
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