屋根勾配のメリット・デメリット

ここでは、「屋根勾配のメリット・デメリット」 に関する記事を紹介しています。
2023年に入り、もう二週間になりました。
昨年は、コロナ禍の中、おかげさまでたくさんお仕事を頂き感謝しております。
そして、またしても滞っていたブログ…工事メモを再開です。


昨年秋の屋根工事のレポートです。
カラーベストの屋根の塗装のタイミングで、金属屋根への改修を検討されたお客様、
ご縁があって、私たちをご指名下さいました。


ビフォーはこちら。
一階部分はRC造、二階部分から木造の混構造のお家です。

SY (5)

外観から想像がつくように、かなりの急勾配。
そして、屋根には天窓がついています。
この天窓も、パッキンの交換の必要があり、
足場をかける今回がチャンスということで、合わせて改修となりました。


さて、お家の反対側に回ってみましょう。

おや、少し複雑な形状…
SY (2)


近寄ってみましょう。

ドーマー状に突き出した出窓部分や、さらに小さなバルコニー?がついています。
SY (3)


このように凹凸が多い形状の屋根は、それぞれの面が合わさる接合部が
雨水の侵入の弱点となりますので、慎重に部材や納まりを検討しなくてはなりません。


この屋根は10寸勾配といって、角度でいえば45度の勾配です。
その上を歩くのも至難の業、これは歯ごたえのある施工となりそうです。

私は屋根の上には登りませんが、夫は自信満々のようで、
やる気をみなぎらせていたので、ここは余計な心配をせず、夫にお任せです。

SY (4)


お客様が、新築時にご友人に設計を依頼されたとのことで、
「こんな急な屋根にしなくてもね~」と笑っていらっしゃいましたが、
勾配があれば、屋根裏スペースが天井がより高く使えたり、
雨があたっても下に流れやすいので、屋根が汚れたり、雨漏りがしにくいというメリットが
ありますよ…とお伝えすると、なるほど~とおっしゃっていました。

ただ、デメリットとしては、屋根の面積が広くなるから、屋根材や工事費がその分
多く必要であるとか、緩い屋根よりは、風のあたりがきつくなるので注意が必要などもあります。

でも、こちらのお家の屋根裏部屋を見せていただくと、本当に
このお家にはこの屋根で良かった、さすが設計さんと思います。

では、実際の工事の様子を次の記事からレポしてまいります。




さて、今日の記事は…
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