屋根勾配のメリット・デメリット②

ここでは、「屋根勾配のメリット・デメリット②」 に関する記事を紹介しています。
前回の記事のつづきです。

足場架けがスタートします。 トラックが到着。
前回のお庭側の写真と違う角度から見ると、
写真の右手、鉄骨造の駐車場の屋根がずっと続いているのがわかります。

SY (6)


駐車場の屋根の上はこのように、陸屋根になっています。
お客様は、当初はここに露天風呂を造ろうかなと思っていらしたそう。
まさに露天風呂…いや、満天の星空風呂になっていたかも♪

SY (9)


この陸屋根の上で、今回の屋根改修のための、
新しい防水シートを切って準備したり、屋根材を置かせてもらったりと、
とても助かりました。


さて、足場の方に戻ります。




今回は、屋根の改修のみなので、足場もそのように…
SY (7)


さっそく、屋根のてっぺんに上った夫から私の携帯へ写真が。
棟包み板金がめくれ、浮いてしまっています。
SY (8)


ここで、いきなりアフター写真です。
ビフォーのすぐ後の方がわかりやすいですからね(^^)
SY (10)


再び、他の場所のビフォーに戻り…
SY (14)


こちらが、そのアフター。
SY (11)


新築時なら、上のように、屋根が外壁に当たる部分は、
屋根材(役物)を先に施工した後で、外壁の仕上げ材を施工し、
外壁が屋根の上に被さるようにしてあります。

つまり、接合部にもしも雨が入っても、屋根の断面からすぐ真下に浸みていくのではなく、
屋根表面に流れ出しやすいように造られているのです。

しかし、今回のように新しい屋根材をカバー工法で重ね張りする時は、
外壁に突き当てるように屋根材を張ることになるので、
外壁に屋根材を潜り込ませる?ことができません。

そこで、そういった接合部に使う"役物"の選定や、納め方、
防水テープやコーキングの施し方などが重要になってきます。

さらに、こういった凸凹の部分、カラーベストなら屋根材が1枚の板なのですが、
金属屋根材はくるっと一枚の屋根材の形に巻いた金属板を、切ったり曲げたりしながら、
合わせていかなくてはならないので、大変です。
しかも、このように、足元が急なところで作業するのは…。


幸い、「工事、慌てなくていいからね、屋根が急で疲れるだろうから、
体調気を付けてね」…と、お気遣いを下さったお客様のおかげで、
夫の気の済むまで!?雨仕舞を意識した念入りな作業ができたようです。
高所から道具を落としたり、すべったりと、けがをすることもなく、
無事に工事が完了して何よりでした。



こちらが全体のアフターです。

SY (12)


開閉できるものと、固定タイプと、二か所あった天窓は、
今後のメンテナンスを考えて、固定タイプを撤去し、
開閉できる方のパッキンとガラスのみを交換。
これで、次の屋根リフォームまで安心だね、とお客様。


私たちのペースでじっくりとお付き合い頂きましたが、
本当にお世話になりました。どうもありがとうございました。




さて、今日の記事は…
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