三分割できる、木製ベッドを造作しました

ここでは、「三分割できる、木製ベッドを造作しました」 に関する記事を紹介しています。
今回は、家具の造作工事のレポートです。

お客様から、ご同居のシニアのご家族のために、
すのこベッドのようなものを作ってほしいとの
ご相談をいただきました。

設置したいお部屋に、床下点検口(収納庫?)があり、
TB (1)

その上にベッドを置いたとしても、いざというときに
ベッドを移動しやすいようにしたいとのことで、三分割にして欲しい、
さらに、もうひとつ珍しい?ご要望がありました。

それは、


真ん中の部分を引き出した時に、それを、テーブル代わりに
使いたいとのことでした。

まずは、お部屋の採寸をし、ご要望をもとに、
イメージパースを作ってみました。
TB (4)

上の写真の出窓の前に設置する予定なので、
手前だけ、ベッドに上り下りする時の手すり代わりにもなるフレームが欲しいとのことで、
ひとまず、このような形になりました。

さらに、具体的なイメージをして頂き、お話をしていくうちに、
細かな仕様が決まってきました。

・真ん中の部分は、テーブルとして使えるよう、
 すのこではなく、天板とする。
・テーブルとして使う部分は、引き出しやすいようにキャスターを付ける。
・手すり代わりに使うフレームは、ちょっとしたものを置けるように。
・真ん中をテーブルとして引き出した時は、残りの部分は、
 ソファのように使えるよう、収納フレームは両サイドに作る。
・部屋の壁~壁に納まるよう、通常のベッドよりさらに縦長に造るとともに、
 横幅も、両サイドのフレームの間を広くし、ゆとりをもたせる。
・すのこ面の高さはお使いになられるご家族が、
 立ち座りしやすい、ご指定のサイズに。
・すのこ面は、上のマットなどで調節するので、
 硬くても良いからしっかりと作ってほしい。


そして、最終的にこのような形でお造りすることになりました。
TB (5) 


そして、ベッドが完成し、先日仮納品させて頂いたのですが、
後日、本設置にお伺いしたところ、当初の置き場所より、
ここに置いた方が便利、とのことで、
元の部屋とは違う場所に置いていらっしゃいました。

さらに、お客様が工夫されたびっくりのアイデアが!

当初の、3つの部分を並べる、という方法ではなく、
真ん中のテーブル部分はどけて、
残りの両サイドの分を、それぞれ90度横向きにし、
スリムなベッドとして使ってみたら、とても便利だとのことでした。

そこで、前回2個だけを仮固定していた、手すりがわりのフレームは、
あらためて、頭側と脚の側の両端にふたつずつ固定しました。
TB (2)


真ん中のテーブル部分は単独でお使いとのこと。
TB (3)


ベッドを三分割で作る、というのもすごいアイデアでいらっしゃるなぁ、
と思っていたのですが、納品後、さらにスリムベッドを生み出されるとは!

なんでも、今は、シングルサイズより横幅のコンパクトな、
80cm幅のベッドが市販されており、同じように、横幅のスリムな
ベッドマットも売っているとのこと。
恥ずかしながら、知りませんでした(^^;)


今回のように大工仕事での造作家具は、
市販の家具店や家具工場で製作いただくオーダー家具と比べると、
使う材料(面材)も違いますし、細かなところの精度も違い、
コストとのバランスが難しいところです。

しかし、今回のように、お家やお好みに合わせた寸法はもとより、
細かなアイデア、ご要望を反映し、さらに現場で後から多少の加工も
できるところが最大のメリットといえそうです。

しばらくしてまたお訪ねした時には、また違う組み合わせで
使っていらしたりして…その時は、ブログでご紹介させて頂きます♪





さて、今日の記事は…
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