玄関庇、よく見てみると…

ここでは、「玄関庇、よく見てみると…」 に関する記事を紹介しています。
玄関庇の修理の見積もり依頼をいただきました。
現地に伺ってみると、このような様子でした。

TM (6)

破損した軒先から内部をのぞいてみると、
軒先だけでなく、中の方まで傷んでいます。
TM (3)

軒先が台風か何かで崩れ、中に雨が浸みこんで傷んだともいえますが、
庇の屋根面にも気になるところがありました。


こちらです。


庇と、母屋の屋根の接続部分、
TM (1)

もう少し拡大してみます。
TM (2)


母屋の雨樋の集水器の奥の立ち上がり部分に水シミがあり、
板金が腐食しているので、水がここに溜まりやすかったり、
雨漏りをしていることが疑われます。

そして、水が溜まる要因は、この庇の勾配の緩さが考えられます。
庇を横から見ると、
TM (5)

反対側。 かなり水平に近い感じです。
板金の屋根なので、勾配が少々緩くても水が流れやすいとはいえ、
もう少し勾配があったほうが、水切れが良いと思われます。
TM (4)


そこで、お見積もりとしては、軒先を中心とした部分的な補修と、
勾配の見直しも含めた、庇全体の造り替えとの二種類をお出しし、
結果、お客様は、全体の造り替えに決められました。

では、実際の工事の流れです。

まず、軒下の天井材…軒天を撤去します。
TM (7)

防水紙が、ほんとうにペラペラの紙のような状態に劣化していました。
TM (8)

野地板もめくり、骨組みの状態に。
TM (9)

母屋の天井材の裏側にシミができており、
雨漏りをしていたことがわかります。
TM (10)

骨組みも順に撤去していきます。
TM (11)

新しい骨組みです。勾配をつけてあります。
TM (12)

元々、庇を柱で受けていない形状なので、
今回も同様に、柱は設けないつもりで、庇の下地はしっかりと。
TM (13)

軒天にはケイカル板を張り、塗装。
破風板~鼻隠しを取り付けます。
TM (14)


新しい屋根材は、篏合(かんごう)式の金属屋根です。
TM (15)

母屋の屋根よりは下になるよう、ぎりぎりまで勾配を上げ、
雨仕舞の複雑な部分も、しっかり板金加工でカバーしました。
TM (16)

これは、もともと雨水が溜まりやすくなっていた部分。
板金を立ち上げ、雨漏りを防ぎます。
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元は、この部分まで伸びていた母屋の雨樋を、途中までとし、
母屋の一階の屋根の雨水は、玄関の庇をつたって、
まとめて雨樋へ流れるようにしました。
TM (18)

雨樋を右側の玄関庇の手前でカットし、キャップ止め、
勾配の確認、調整をします。
TM (19)


完成です。 
玄関庇の雨樋を角樋に変え、外観もすっきりしました。
以前より勾配がつき、雨水のキレも良くなったと思います。
TM (20)



家の修理は、建て替えの可能性、空き屋の場合や、
賃貸に提供する場合など、いろいろとコストの関係で
悩ましいところです。
とくに屋根は家の耐久性にも関わる一番大事な部分なので、
じっくりご検討の上、メンテナンスを頂くとよろしいかと思います。





さて、今日の記事は…
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