縁側の木製ガラス戸をアルミサッシへ取り替え②

ここでは、「縁側の木製ガラス戸をアルミサッシへ取り替え②」 に関する記事を紹介しています。
前回の続きです。
「内付」の木製のガラスドアを撤去し、「半外付け」の雨戸付きアルミサッシを取り付けます。

まずは、大引き部分を、欠き込みます。
今は、雨水から大引きを守るためか、板金が巻かれています。
CE (6)


ただ、アルミサッシのように、敷居部分が、
外に向かって勾配がつけられているわけではないので、
風雨のきつい時は、ガラス戸の下から雨水が乗り越えて、室内へ侵入していたのでしょう、
特に、柱との取り合い部分では、板金の裏に水がまわり、木が腐食、虫が湧いていました。
(白蟻ではなくて良かったです)
CE (11)


大引きを確認したら、まずは、雨戸の戸袋や、雨戸部分の上枠など、
解体、撤去していきます。

CE (12)

CE (13)


ガラス戸の鴨居が、上の大きな梁から吊られているのがわかります。
CE (17)


では、いよいよ、大引きを欠き込みます。
欠き込む寸法に合わせ、上からと正面から、丸鋸を入れていきます。
CE (18)


何段階かに分けて、欠きとっていきます。
CE (19)


寸法を確認。 少し複雑な形状ですが、
アルミサッシの下枠に合わせています。
CE (20)


この枠が、上に載るようにするのです。
CE (16)


欠き込みができたら、アルミサッシの枠を取り付けます。
水平や垂直を見たり、下地側の干渉する部分を削ったりしながら、
何度か調整します。
CE (21)


サッシ枠を2セット取り付けたら、
連結部の加工をします。
上部…
CE (23)


そして、下部です。
CE (22)


雨戸の戸袋を組み立てます。
CE (24)


雨戸をセットしてみます。
CE (25)


雨戸やサッシ枠の上部から雨水が入らないよう、
CE (26)


防水用のブチルテープを貼り、
CE (27)


さらに、上から見切り材を取り付けます。
雨水が流れ落ちやすいように、形状を工夫しています。
CE (28)


リフォームの場合、外観…いわゆる見栄えの修復を
どこまでするかによって、予算や工期も変わってきます。
自宅か賃貸向けかなどによっても、かける予算が異なりますが、
いずれにしても、見栄えより機能面をまずは優先し、
気になるところは手をかけておくようにしています。


上の見切り材を塗装したところ。
形状的に微妙…(^^;)でしたが、違和感が薄くなりました。
見切りとの間にコーキングを施したので、ここも目立っていますが、
見栄えより機能、ということで良しとしています。
CE (32)


ちなみに、以前は、雨戸の上枠が欄間の下枠よりも上にかぶっており、
(上に4つさかのぼった写真の、雨戸戸袋の上をご参照)
溝のようになった部分に雨水がたまるのか、欄間の枠と横架材のすき間からも、
室内に雨水が入っていましたが、今回は、見切り材を欄間の下枠とフラットにしたため、
雨水が抜けやすくなると思います。

さらに、欄間の内側も、防寒のため、アクリル板と木製枠でふさぎ、
コーキングを施しましたので、室内への雨水の侵入はなくなります。
このあたりの対処、私たちのこだわる部分でもあります。
CE (9)


では、完成写真です。
新しいサッシは雨戸付きの半外付けタイプで、
従来の大引きよりぐっと前に出ています。
大引きには、屋外用の木材保護塗料を塗布しています。
以前は、大引きの板金カバーの中で水が抜けず傷んでいましたが、
これからは、水切れや乾燥も良く、メンテナンスがしやすいと思います。


全体です。
なんだか前より明るくなったと、お客様がとても喜ばれていました。
CE (31)


室内側は、床板の上にタイルカーペットを敷かれていましたので、
元の敷居が見えてしまう部分は、タイルカーペットの色違いを
貼り足してみました。ほどよいアクセントになったよう?
CE (30)


あと、この廊下の床面、右側のお部屋の入り口と段差があることから、
将来の床のリフォームに備えて、新しいサッシの下枠の高さも
少し上げてあります。その時には、新しい床材を介して、
お部屋の方ともフラットになると思います。


断熱性アップを目指し、木製のガラス戸と、木製の雨戸を
総取り替えとなりましたが、これからの冬、どのくらい効果を感じて頂けるでしょうか。
こちらは、福祉施設様でご利用の住宅でしたが、工事中も
何かとご協力いただき、スムーズに工事ができました。
どうもありがとうございました。





さて、今日の記事は…
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