センチかミリか…

ここでは、「センチかミリか…」 に関する記事を紹介しています。
普通、建築の仕事では、図面をはじめ、職人さんやメーカーさんとの
寸法のやりとりには、「ミリ」単位でのやりとりが多いです。
(大工さんは、やはり「寸」や「尺」の方が多いですが…)

そこで、私も寸法は「ミリ」で考えたり、書いたりするクセがついて
いますが、クロス職人の夫は「センチ」に慣れているのですね。

というのは、


クロスを壁に貼るために、クロスの糊付け機に通してカットするとき、
センチ単位で機械がカウントするからだと思われます。

材料をピッタリにカットしてはめこむ大工仕事やその他の職種と
違って、クロスや床材やらは、薄手のものが多いので、多少ゆとりを
もって貼る場所にあわせてから、周りをきっちりの寸法にその場で
落とす(切り取る)ことができます。

そういえば、カーテンやブラインドなどもカタログ上はセンチ単位
での記載が多いようです。

クロスの貼り替え工事などで、私が現場に手伝いに行くと、
夫が順にクロスの寸法を測っていき、私が後ろをくっついて、
ノートに書き取っていくことになるのですが、初めのころは、
「ミリ」と「センチ」の単位で混乱しました。

例えば、天井の高さが2m35cmで、幅が3m60㎝の壁なら、
私なら、「2400×4枚」(クロスは幅が約90㎝なので)と
書きたくなるのですが、夫の口からは、「240が4」なのですね。

「240」と聞くと、私は「24㎝」と頭の中で変換してしまいますから、
窓の上の細いところのことかな?とか連想してしまうのです。
それで、つぎに「10が2」とか聞くと、

「1㎝…どうやって、糊つけるの?」とか…

まあ、今はすっかり慣れましたけど、夫のほうがもっとややこしい
ようです。

というのは、夫は、多能工なので烈、「今日は、クロス貼り」
そして「今日は、大工工事」「明日は水道設備」ということが
あるのですね。

そこで、仕事によって、また設計である私との寸法のやりとりで、
「ミリ」か「センチ」か頭を切り替えなくてはならないわけです。

ちなみに、おもしろい話がありまして、クロスの糊つけのための
寸法を測っていくとき、職人さんが壁に採寸結果を鉛筆で書いて
いくのですが、よくあるのが、

「240×3」「59×1」…といった感じです。

それが、夫の職人仲間で、とても合理的な人がいて、

●わざわざ「×」を書くより「-」の方が、早いし、鉛筆もちびない。
●1枚の時は、わざわざ1と書く必要がない。鉛筆もちびない。

と言って、上の例なら、

「240-3」「59」しか書かないそうなのです。

この独特な書き方のせいで、大きな賃貸マンションの貼り替えなどで、
その人と、以前も一緒に入ったことのあるところは、
「この部屋は彼が前に貼ったんだな」と、わかるそうです。

まあ、クロスの職人さんの中でも、「センチ」ではなく、「ミリ」
で記録する方もいて、夫も応援でクロスを測るときには、
「センチで書いとく?ミリがいい?」と聞いているので、
面白いですが、とにかく、混乱して間違えないようにだけは
気をつけてほしいものです。

2m40㎝が3枚いるところ、24㎝で3枚糊をつけてしまったら、
最悪の場合、クロスが足りなくなったら、つぎはぎで貼らなくては
ならなくなってしまいますからね。

さて、今日の記事は…
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