中段と天袋の根太が

ここでは、「中段と天袋の根太が」 に関する記事を紹介しています。
先の記事のつづきになりますが、この現場では、 マンションにしては珍しそうな!?、8畳の、床の間付きの和室があります。 ふと、見ると、天袋の裏側に根太が見えず、一面シナベニヤ貼りに なっていました。 (天袋の根太というのは、下の画像に映っている、天袋の床を支える  細い角材のことです。) 天袋根太.JPG

そこで、「根太の下側にわざわざシナベニヤを貼って、根太が 見えないようにしてあるのかな?」と思い、ふと、 「根太にはどのくらいの太さの角材をつかっているんだろう…」と、 測ってみました。 まずは、「天袋の床面」と「中鴨居」、「根太掛け」の上端に、 段差がないかどうかを確認します。 mini0154.jpg (ほぼ、そろっています) つぎに、「中鴨居」の厚みを測ります。 mini0156.jpg (35ミリです) さらに、「中鴨居」の奥に「根太掛け」の一部が見えているので、 その寸法を測ります。 mini0157.jpg (45ミリあります) ということは、「根太掛け」の厚み(成…せい)は80ミリということです。 そして、今度は、「根太受け」の裏側を測ります。 「根太受け」の下端から天袋の床の裏側までは… mini0158.jpg (約65ミリですね) つまり、80-65=15 ということで、この天袋の床面から、 裏側の板までの厚みが15ミリ。 根太に使う角材は、少なくても、35~45ミリ角はあります。 ということは、この天袋は根太を隠すために裏側に板を貼っている のではなく、根太は無しで、15ミリの厚みの板を貼っている、 ということがわかります。 一般的には、押入れの中段や天袋は、根太掛けに根太をかけて、 その上に5ミリくらいのベニヤを張りますが、根太をかけるかわりに、 根太掛けに15ミリの厚めの板を貼ったのですね。 押入れの中は、布団やら、箱物を置くことが多いでしょうから、 荷重が一点に集中しないので、このシンプルな方法でも十分という ことなのでしょう。 ちなみに、中段のほうも、この現場では、根太は無く、 15ミリの板のみでした。 最近は、根太をかける手間を省くためか、このような造り方が 増えてきているようですし、「根太掛」けと「棚板」がセットになった 既製品も見かけます。 ただ、あとあと、天袋の根太を利用してクロゼットのハンガーパイプ用 のブラケットをつけたりできることを考えると、私たちは、 造り方が古く見えても、やはり押入れの中は、根太をかけてから、 板を貼りたいなぁ、と思うのでした。 さて、今日の記事は… クリック(応援)お願いします! 人気ブログランキングへ
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