内装職人さんに便利なグッズ

ここでは、「内装職人さんに便利なグッズ」 に関する記事を紹介しています。
私はときどき夫の現場へ手伝いに行くのですが、手伝い仕事の中で、
一番苦手なのは、「ソフト巾木の糊付け」です。

ソフト巾木に使う糊は、大きく分けて二つあります。

 ①巾木専用糊…グレーのペースト状の糊。
 ②ゴム系速乾性接着剤…黄褐色半透明の低粘着性の糊

①は、壁面だけに糊を塗るタイプで、ソフト巾木をその面に貼っていきます

②は、壁面と、ソフト巾木の両方に糊を塗り、オープンタイム
   (糊を軽く乾かす時間)をとってから、巾木を貼っていきます。

この糊の使い分けに関しては、





①のほうは、初期接着力が②よりは弱め…つまり、しっかりと接着する
 までには②よりは時間がかかる。

②のほうは、初期接着力に優れる。つまり、貼ったらすぐに
 しっかりと接着する。

という特徴を考慮して、ということになります

そのため、壁面の中でも「出隅」といわれる部分、つまりマンションの
室内で見られる四隅の柱の角などは、初期接着力が少ないと、
ソフト巾木を出隅に合わせて、折り曲げて貼った後に、巾木が
元の形に戻ろうとして壁面から離れてしまったりすることがあります。

そこで、出隅には②を使い、まっすぐな壁には①を使う、といった
使い分けをします。

ただ、リフォームなどで、床材を張替えるときに、元の床に不陸
があり(凸凹があり)、床面にあわせて巾木を張ってしまうと、
巾木がカーブして見えるのを防ぐために、あえて、巾木だけを
まっすぐに貼りたい、ということがあります。

そのような場合は、部分的に床にあたっても押されてずれないように、
初期接着性の強い②を使う、といった使い分けもします。

その他にも、工期の兼ね合いで、スピード重視でオープンタイムの
いらない②を使う、②の成分の揮発性や臭いなどを考慮して、
①だけを使うなど、現場の状況に合わせて使い分けます。

さて、私が手伝うのは、②のゴム系速乾性接着剤を使うときなのですが、
この接着剤、Gボンドと呼ばれ文具店やホームセンターなどでよく
見かける速乾ボンドといわれるものをイメージして頂いたらよいでしょう。

この接着剤にはオープンタイムが必要なので、夫がまだ他の作業をしている間に、
私が先に、これを巾木のほうに専用の櫛目のついたへらで塗っておくのですね。
①のほうなら、壁だけに糊を塗りながら、ソフト巾木を貼っていけるので、
夫がひとりでするのです。

これを私ができれば、夫は大助かりなんでしょうが、私は、
それが仕上げとなるような作業は、職人じゃないので、
しないことにしています。あくまで、下準備を手伝うということです。

この接着剤、ねばりとしては夏場の蜂蜜のようで、ヘラですくって
ぬるにはトロッと垂れてしまい、とても塗りにくいのです。

職人さんは慣れていますから、これを段ボールなどに垂らして、
ヘラですくって器用に塗るのですが、夫は、効率のために、
もともと蜂蜜の空き容器のようなものを使って、それを、
ソフト巾木に垂らながら、ヘラで塗っていました。

それが、その容器が私にとってはちょっと固くて、握るのにも
力がいるわ、塗る作業には神経を使うわで、とても苦手だったのです。

ところが、今回、その容器が使えなくなり、たまたま100均で
買った容器に変えたところ、大当たり!

糊がスムーズに出るからか、ヘラで伸ばすのもやり易くなり、
スピーディーに塗ることができるようになりました。

こんな感じです。

まず、チューブから横にすう~っと一すじ、巾木の袴寄りに接着剤を塗り、
091028_1311~01.JPG


櫛目のついたヘラで下向きに伸ばしていきます。
091028_1312~01.JPG


「まあ、簡単♪」

ちなみに、ソフト巾木の両サイドは、このように少し斜めに塗るのが、
夫のこだわり。(私が塗ったのでちょっとイビツですが)
091028_1312~02.JPG


これは、クッションフロアの時と同様、櫛目があたる位置によって、
ソフト巾木の端部にまったく糊がついていない部分ができると、
そこからめくれ易くなるかもしれない、と夫が考えているからです。

とにかく、この容器のおかげで、ソフト巾木の糊付けが苦にならなく
なりました。
道具ひとつで、気分も変わるものですね~

ちなみに、糊を塗る作業はラクになっても、大変なのは、実際に
壁にソフト巾木をはっていく作業のほうです。

①の巾木専用糊のほうは、そうでもないですが、②の速乾性接着剤だと、
気候によって多少伸び縮みするので、ソフト巾木を貼った後に、
巾木同士の隙間が空いてしまうことがあるようです。

夫も、20年ほど前の弟子時代に、ソフト巾木を任され、次の日に現場にって見ると
隙間だらけになっていて、何十枚も一人で張り替えた、苦い思い出が
あるようです。

今でこそ、巾木専用糊というものがありますが、その当時は、
②の速乾性接着剤が主体で、その特性ならではの苦労も…

そのせいか、夫には、何かとソフト巾木の施工へのこだわりがあります。
揮発した成分に引火性があるので、出隅に合わせてソフト巾木を曲げるときは
トーチなどでなく必ずドライヤーとか、クロスを貼ってすぐに
巾木を貼らないといけないときは、接着剤が半乾きのクロスを
引っ張らないように、クロスを巾木の高さに5ミリだけ足した
場所までしか貼らない、などなど…。

…書き出すときりがないのでこの辺で。

さて、今日の記事は…
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