すぐには稼げないけれど…

ここでは、「すぐには稼げないけれど…」 に関する記事を紹介しています。
私は文を書くのが好きで、文章の上達にまつわる本を読むことが多いのですが、
今回も書店でこんなタイトルの新書を見つけました。

すぐに稼げる文章術 (幻冬舎新書)

まずは、ざっと立ち読みをしてみると、今まで私が他の本で読んできた、
文章の書き方のルールや実例というよりは、「どのように読んでもらうか」
についての心がけや工夫といったものが中心のようです。

ページを繰るうちに、ところどころ、線を引きたくなる箇所があり、
ワクワクしながらレジへ持って行きました。

タイトルと帯にあるコピー

 <元手も素質も努力もいらない。
  「書ける」が一番、金になる。>

については、出版社がキャッチーなタイトルとコピーをつけたんだろうな、
と思った通り、本文の中では、

 <私は1年に3000冊ほど本を買い、毎日たくさんの本を読んでいます>P167

と書かれているのを見つけました。

(1年に3000冊も本を買い…1年365日で割ったら一日あたり8冊あまり!)

これくらい本を買っていたら、


いくら執筆で稼いでも足りないような気もしますが、
とにかく稼げるほどの文章をアウトプットしようとしたら、
それなりのインプットも必要だということですよね。
それが必ずしも本からばかりではなくても。

家に帰って、じっくり読んでみると、はっとさせられることがいろいろとありました。

例えば、

<文章の結論は、少し飛躍させたほうが締りが良くなります。
  読み手に「考える快感」をもたらすからです。>P18

<文章を書くということは、謎解きと同じだと思ってみてください。
  何か切実な問題を設定し、それを文章の中で解いてゆくということです。>P19

<文章は逆接か順接か感じながら書いていかなければいけません。>P47

<読者を飽きさせない工夫は、ライターにとって優先順位の
  第一位に属することです>P149

<仕事がなくて暇なときには、「これは得意だ」と言い切れるような
  ことに取り組んだほうが良いと思います>P175

他にもいろいろとありますが、私は、この著者から文章を書くにあたっての、
緊張感、オーバーに言うなら、闘志のようなものを感じるのです。

それは、文章で稼ぐ、つまり、売るための文章を書くのだと、
著者がはっきりと意識をしているからなのかもしれません。

普段ブログでだらだらと長く、内容があるのかないのか
わからないような文章を書いている私にとっては、この本に書いてあることや、
著者の文章に取り組む姿勢がとてもためになりました。

そこで、読み終わって大いに満足し、いつものように

「Amazonのレビュアーさんたちはどうかな?」と見てみると、
意外と低評価なのです。

低評価というよりも、タイトルと本文のギャップへの不快感を
あらわにしたレビューが目立ちました。

確かに、出版社の意志でつけられたらしいタイトルは失敗だったと思います。
それでも、自分の文章に個性となにかしらの付加価値をつけて、
読んでもらおうと思うなら、この著者の視点は大いに参考になることでしょう。

私が早速、実行していることは、
本の引用は「」ではなく、< >を使うということです。

さて、この先、私のブログの文章がもう少しまとまりよく、
意味をしっかり持つようになるのはいつのことやら…。

さて、今日の記事は…
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