昭和40年代の浴室の防水パン

ここでは、「昭和40年代の浴室の防水パン」 に関する記事を紹介しています。
5月末で、とあるマンションの全面改装の工事が終わりました。

その現場で、私にとっての一番の主役は、浴室の改装でした。

というのも、そのマンションは、昭和48年築。
浴室はユニットバスではなく、在来浴室と呼ばれるタイプのものです。

在来浴室というと、一戸建てでもマンションでも、床や壁はタイル貼り
のものが多いと思いますが、こちらのマンションでは、床だけが防水パン、
壁は塗装仕上げ、天井は樹脂のパネル貼り、という作りでした。

お客様によると、今までに、壁や天井は貼り替えたことがあるものの、
床パン(防水パン)だけは、新築当時(つまり昭和48年)のままとの
ことでした。

床パンだけは、どこの業者さんも交換不可能だと言い、同じマンションの
方でも、誰も取り替えたことが無いとおっしゃるのです。

その床パンは、こちら、



水色の部分が床パンです。
bath01

サイズを測ってみると、壁の内々で、約1150×1650、普通のユニットバスの
床パンはまず、設置不可能のサイズです。

ユニットバスは、メーカーさんによっては、特注でサイズオーダーを受けてくれる
ところもあるのですが、この浴室は傾斜天井であり高さの制約がありました。

しかも、お客様のご希望どおり、浴室内の広さをなるべく現状のままにするためには、
ユニットバスという選択肢は考えられませんでした。

そこで、床パンだけをなんとか、新しいものに交換しようと、いろいろと
探した結果、私の知る範囲では、一点だけなんとか入りそうな床パンが
ありました。

これは、とあるメーカーさんのユニットバスの床パンだけを単体で利用し、
浴槽や壁の取り合いは、施工者側で責任を取る、という形なので、
安易にお勧めするわけにはいきません。

そこで、新しい床パンについては詳細は触れませんが、
元の床パンについてのみ、ご参考になればとご紹介致します。

まずは、排水管周りを調べるため、浴槽を撤去し、床パンの一部を開口。
bath02
(う~ん、排水管の向きが理想とは違う方向だ…)

そして、床パンの切断面を見てみると、
bath03
(なんと!表面はFRPだけど、中に木の骨組みが…)

そう、FRPの一体モノではなかったのです。

床パンの脚の部分には、大きな角材が台座として(?)使われていて、
こちらも、FRPで被覆してありました。

そして、その台座を固定するために、モルタルがこんもりとスラブの上に
盛りつけてあったのです。

夫は、床パンを順番に切断、撤去したのち、ハツリ機で、これらの
モルタルをくずしながら撤去。マンションの中とは思えない感じでした。

元の床パンを撤去し、新しい床パンが座るまでは、床パン自体のサイズや、
高さの関係が微妙なために、私は心配で夢に床パンを見るほどに(笑)。

床パンを置いてからは、再利用する浴槽の脚の位置に合わせて、
床パンの凹凸部分を嵩上げするのが大変でしたが、
元の塗装壁に、下地処理をした上で浴室用の壁材を上貼し、天井を貼り替え、
浴槽ががうまく収まった結果、見違えるような浴室になりました。

ただひとつの失敗は、

…完成後の写真を撮りそこねたこと(笑)。

途中のプロセスや施工上の納まりは、今後の参考にと執拗に写真に収める
私ですが、仕上がりを撮るのを忘れる、っていうのはよくあるのですね。

また、完了写真が撮れたら、こっそりアップしようと思います。

さて、今日の記事は…
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