イメージパースは大切

ここでは、「イメージパースは大切」 に関する記事を紹介しています。
先日から記事にしている、とあるマンションリフォーム現場の
エピソードをまたひとつ。

間取り図は下のとおりです。
左側がリフォーム前。右側がリフォーム後です。

BeforeAfter
(※クリックで拡大)

今回は、元のユニットバスを撤去し、隣接する和室へ
新しくサイズアップしたユニットバスを据え付け、
洗面所を広くするというリフォームでした。

そして、今回のリフォームで間取りを考える上でネックとなったのが、
元のユニットバス~洗面所と和室の間の大きな梁だったのです。

この梁は幅が約40cm、高さが64cmもあり、
梁の下は、床から1m90cmあるかないかくらいのものでした。

初めは、元請けさんのほうで、無駄なスペースを作らないように、
ユニットバスが梁にかかってでも和室にはみだす部分を抑えようと
洗面所に加え、トイレの移動も考えたプランされていました。

しかし、元々和室は使わなくなった部屋だとお聞きしたことで私が出した、

「いっそのこと、ユニットバスを和室に丸ごと入れていれてしまっては
 どうでしょう?トイレの縦管の位置も動かせないことですし…」

という“とんでもプラン!?”を元請けさんがお客様にプレゼンしてみることに
なったのでした。

右側の間取り図を見ても想像のつくとおり、お客様にとっては、
デッドスペース(配管スペースを兼ねている部分もありますが)が
増えてしまう勇気のいる!?プランです。

お客様の今回のリフォームの目的は、ユニットバスを広くすること、
(足を伸ばして入浴したい)洗面所を広くすることと伺っていましたが、
スペースや見栄えももちろん重要。

それに、工事が決まったら決まったで、配管や間仕切り移設など、
住みながらのリフォームではお客様はもちろん、施工側もそれなりに
覚悟のいる工事でもありました。

どうなることやらとドキドキしながら元請けさんからの返事を待つと…。
数日後、「プレゼン決まったよ!」というお知らせが、
元請けさんから入ったのでした。

そして、いよいよ、私たちが現場の実測をさせて頂くこととなり、
再度、プランと成立するかを検討、見積作成に入ったのです。

ここで、私がとくに心配だったのが、例の巨大な梁の存在でした。

右側の間取り図でもわかるように、リフォーム後は、広くなった洗面所の
真ん中に梁がぶら下がる形になるのです。

BeforeAfter

そこで、私は、パソコンで3Dイメージパースを作成し、お客様に
お見せしました。見栄えを譲ってでも、間取りを優先してよいのかを、
再確認いただきたかったからです。

それは、このようなパースでした。




 


洗面所の上に巨大な梁があるイメージパース。
senmen02

角度を変えて、何点かこのようなパースをお見せすると、お客様は、

「こんなに梁がでっぱるのですか…」

かなり、ご不安なごようす。

しかし、元請けさんは、ひるまず、きっぱりとご説明されていました。

「今も、リビングと、和室の入口に同じ大きさの梁が下がっていますね。
 パースで見ると、大げさな感じですが、実際はそんなに違和感は
 ないと思います。」

私は小心者なので、内心、

『いや…今より圧迫感を感じられるかもしれませんね、と
 それなりの覚悟をして頂いたほうがいいんやないやろか…』

と思いましたが、とにかく、今回は下請けの身、お客様をあまり
ご不安にさせるのもと、口は出さずにおきました。

そして、実際にできた洗面所と、その中の梁の写真がこちらです。
senmen01

(どうせなら、視点をパースにあわせた写真を撮れば良かったのですが、
 工事中は気がせいて、なかなか気が回らないもの。)

それでも、いざ出来上がってみると、自分たちも梁の存在は、そう気にならず、
パースを事前に見ていただいていたからか、お客様からもとくに
「え~!?」というリアクションは頂かずにすみました。

…しかも、洗面所の天井が予想より高くとれたので、パースでお見せ
 した梁の高さより、実際の梁のほうが高くなっているにもかかわらず…

とにかく、リフォームのプレゼンは、ビフォーアフターのアフターが
いかに素敵になるかのイメージをメインにしてしまいそうなのですが、
こういう陰のマイナスイメージにつながる部分も、きちんと
ご説明しておきたいものです。


さて、今日の記事は…
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