ドアの下枠の色はどうする?

ここでは、「ドアの下枠の色はどうする?」 に関する記事を紹介しています。
先日来記事にしている、とあるマンションリフォーム現場のエピソードです。

今回のリフォームのなかで、リビングの入り口のドアを取り替えることに
なったのですが、少々頭を悩まされることがありました。

それは“ドアの下枠の色”です。

ドアは一般的に、左右の縦枠、上枠、下枠、という四つの枠の中に
丁番によって取り付けられています。

“バリアフリー”が意識されるようになってからは、ドアの前後で
床の高さに差がなければ、下枠は床に埋めこまれたり、下枠は取り付けず、
床面がそのまま繋がっている住宅が多くなりました。

しかし、今回のマンションでは、廊下の床がリビングの床より少し
高くなっていました。
つまり、廊下からリビングに入るときには、「少し降りる」という感じです。

そこで、段差のところで床材の端部が見えないようにするための下枠が
必要で、元のドアにも下枠がついていました。

私が頭を悩ませたのは、ドア、そしてドア枠と同じ白にするか、
それとも、リビングと廊下の床材に合わせた茶色(木目)にするか
だったのです。

もし、下枠を白にすれば、このように、下枠がとても目立ちます。
(※各イメージパースはクリックで拡大)


白開01


そこで、下枠を茶色にすると、
茶開01

あまり、目立たずにすっきりします。

そして、リビングから見た感じはこちら。

下枠が白の場合。
白開02

廊下とリビングの床に段差があるので、ドアの下枠の下に壁のクロスと
白い巾木が見え、ますます白い部分が強調される感じです。

そして、下枠が茶色の場合。
茶開02

多少すっきりとはしましたが、やはり、リビングの壁と白の巾木が
床の段差を強調しています。

さて、今度はドアを閉めてみます。

廊下から見てみると、
白茶閉

今回のドアの下枠は左右の縦枠より奥行きが浅いため、ドア下からは
ほとんど見えず、茶色と白の差は感じません。
(このパース上は作図上、白が見えています)

そこで、リビング側から見てみます。
すると!

茶色い下枠は、このとおり。
茶閉02

ドアの下から手前の部分、下枠の茶色が帯のように目立ちます。
(パースをクリックして拡大するとよくわかります)

では、下枠を白にすると…
白閉02

ドアの下枠は、すぐ下のリビングの壁面、巾木の白とも一体化して、
まったく目立ちません。

今までは、元のリビングドアはグレーで、枠もすべてグレーだった
のですが、その色あいからか、床材との色の差も感じずに済みました。

『さて、どちらの色にすればよいのか…』

そこで、お客様に、白い下枠は目立ち過ぎるかもしれないのでと、
茶色の枠も選べることをご説明。
迷われながらも、茶色の方をお選びになりました。

しかし、ドアの取替え直後、上のようにドアを閉めたときに
リビングから下枠の茶色が見えるのが、お客様としては少し気に
なられたようす。
白の枠にもう一度取替えられるかとも、お尋ねになりました。

そして、最終的には、「下枠が白だと汚れたり傷がついたときに
より目立つかもしれないし、直後はそこにばかり目がいくからかも」と、
全体の工事が終わるころには、元の茶色のままでよいと
言って下さったのです。

さて。
あなたなら、下枠はどちらの色を選ばれますか?


さて、今日の記事は…
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