床下点検口って意外と

ここでは、「床下点検口って意外と」 に関する記事を紹介しています。
先日、お客様から「羽アリが出てきた~!」とのSOSがあり、
現場を見に行ってきました。

どこから出てきたかというと、なんと、LDKの間にある飾り柱
の天井きわからだというのです。

その飾り柱は、前回別の業者さんがリフォームした時に、
構造上外せないので残した柱をコンパネで囲って、
キッチンカウンターのサイドに合う幅に加工したもので、
周りはクロス貼りとなっています。

「シロアリってあまり上の方には登らないっていうけど、
 なんで天井まで柱を伝ってから室内に出てきたんやろ…」

とにかく、柱の根元が怪しいので床下を確認せねばなるまいと、
部屋の隅に床下点検口を新しく作って、床下を見てみることに
なりました。

まずは、「大引-おおびき-」を切ってしまわないことを最優先に、
床のどのあたりを開口するかを慎重に計算します。

床板の下に約30センチ間隔に並んで、床板を支えているのが根太(ねだ)、
根太を約90センチ間隔に並んで支えているのが大引です。

(これらの間隔は一般的な数値で、建てられた時期や家によっては、
 ピッチが違って、開けてびっくりということもあります。)

さて、意を決してフローリングに丸鋸を入れます。
tenkenkou07

フローリングをめくります。
tenkenkou01

元々コンパネの上にクッションフロア貼りだった床へ、
前回のリフォームでフローリングを貼られたようですね。

続いて、コンパネをめくります。

「!」


tenkenkou02

「大引が出てきた?」

計算上、大引を避けて開口したつもりなのに、イレギュラーな
場所にあったのか?

大引を切るとなると、切ってしまった部分を補強しなくてはなりません。
大引を支える束(つか)の場所によって、どの程度補強するか…

と思いつつ、さらにめくると…
tenkenkou07

「な~んだ、前のリフォームの時にすでに切って、やりかえてある。
 前に床下地を補修した場所と偶然同じとこ開けたのか」

床下点検口の枠をつける位置も、うまいこと根太の際に当たったようで、
コンパネへの補強も必要ありませんでした。

(ナイス開口!)

ということで、古い大引と余分な根太をすっぱりと切り、
点検口の枠を取り付けました。
tenkenkou04


さて、今度は点検口のフタの加工です。
今回使った床下点検口は厚み15mmの床材まで対応できるタイプなので、
この現場の厚み12mmフローリングをセットしても、3mm余ります。

そこで、同じ厚みの化粧合板を裏に重ね、付属されている金属製の補強を
留め、表側に取手を取り付けます。
tenkenkou05

(取手の取り付けも、フローリングを掘り込むのが少々手間。
 細かい作業を眺めているうちに写真を取るのを忘れました。)

あとは、枠にフタをセットして完了。
tenkenkou06


ところで、この床下点検口。
床側に取り付ける方の枠と、フタ側に取り付ける方の枠が、
微妙に一致しにくいのですね。

例えば、ポスターをはさむ市販の額縁、いろいろなタイプがありますが、
額縁の四方の枠をスライドさせながらポスターをはめ込むタイプを
ご存知の方ならご想像がつくと思います。

枠が、いわゆる「留め」というつなぎ方のせいでしょうか、
床もフタも正方形に切ってあるはずなのに、フタをセットしてみると、
ちょっとキツイところがあったり、すきまが開くところがあるのです。

極端な場合は、新築やリフォーム現場で点検口のフタにのクッションフロア
などを張り、元のもとのフタの向きと90度または逆さまになど変えて
フタを閉めた場合、枠に擦れてきちんとしまらないことがあるくらいです。

ですから、初めの加工がとっても肝心。
今回も、二回ほど床の切断面を加工、枠を取り付けなおして
やっと満足のいく仕上がりにできました。

(こういうとこ、妙にこだわる夫なのです。
 自分がクッションフロア貼りに行って困ることがときどき
 あるからなのでしょうね。)

昨日の記事に続いて、床下点検口のお話しでした。

…ところで、冒頭の「シロアリが柱を天井まで登った理由」ですが、
当日見に来てくれた白蟻駆除の方のお話によると、羽アリは飛ぶ力が
弱いので、なるべく高いところに登って飛ぶ、との話でした。

(それって、飛ぶというより、飛び降りる?のでは…羽アリくん)


さて、今日の記事は…
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