メンテナンス重視の賃貸マンション②

ここでは、「メンテナンス重視の賃貸マンション②」 に関する記事を紹介しています。
さて、前回の記事『メンテナンス重視の賃貸マンション①』の続きです。

こちらのマンションで見た、もうひとつの特徴がこちらです。
door01

わかりますか?

つまり…
door02

ドアの縦枠が天井まで伸びているのです。

拡大してみると…
door03

よく見ると、縦枠は天井まで伸びているけれど、
横枠がドアの上にありません。

なぜなのか?

はじめは、
デザイン?と思ったのですが、縦枠の幅が一般的な25mmなので、
わざわざ上に伸ばすには細すぎる感じでインパクトが弱い。

じゃあ、横枠を入れずに縦枠だけをデザイン的に入れることで材料の節約?

と思ったのですが、このような枠材は一本が3.9mや4mが一般的なので、
半分に切ったら2mあるかないか。
これらのドアが並んだ廊下は、天井高が2.1mほどあるので、
(反対側の室内は2.4m以上はあり)
どちらにせよ枠の材料としては2本必要。

ではなぜ…???

私たちなりに、答えはこうではないかと想像してみました。

『壁のクロスを部分的に貼り替えやすいように』ではないか。

というのも、今回の退室修繕の指示書を見ると、クロスを貼り替える範囲が、
とても細かく指定されているのです。

 "玄関のドア面の壁左側から上がり框の入り隅まで"

 "洋室正面の壁の梁下のみ"

 "キッチンカウンター周りから垂れ壁まで"

 "洗面所入り口から化粧台の左側柱型まで"

といった感じで、まさにピンポイントなのです。

クロスは、部屋全部貼り替えず、部分的に貼り替えたいという時は、
壁の入り隅(コーナー)から入り隅までを貼り替えるのが一般的です。

というのは、古いクロスと新しいクロスが同じ壁面で接すると、
たとえ同じ品番のクロスでも、色褪せや製造時のロット違いによる
色の違いで、ジョイント部分が目立つからです。

ところが、このマンションのようにドアの縦枠を伸ばすと、
縦枠の左右で多少クロスの色が違っても大きく目立たないので、
貼り替える部分をさらに絞り込むことができるというわけです。

「なるほどなぁ~。賃貸なら、全体が綺麗でちょっとした汚れのために
 貼り替えるとコストがかさむから、こんな工夫で最低限の
 補修をすることができるっていうわけ…」

まあ、これは私たちの勝手な想像で、実際には単にデザイン上の
ことかもしれません。

もし、貼り替えのコストにこだわるなら、ドアの上の横枠を
入れておかなくては、このような貼り方をせざるを得ませんし。
door04

これは、洗面所と廊下の取り合いの壁なので、それぞれの壁クロスが
本来ドアの上枠で区切られるところ、それがないので、クロス同志を
つきつけてジョイントしているのです。

あと、このマンションで徹底しているのは、全室の天井、壁は
それぞれクロスがすべて同じ品番だということです。

トイレと洗面所の壁だけは他の部屋とは違って柄物ですが、この
二部屋は同じ柄です。

つまり、どの部屋のクロスを貼り替えるにしてもクロスが同じ柄なので
在庫のロスも少なく、管理がしやすいということなのでしょう。

クロスが同じ品番だと、施工する立場としてもクロスの糊付け機に
セットするクロスを入れ替える回数が減って効率がよく、工期上も
多少メリットがあるともいえます。

ただ、クロスは上のようによしとして、問題は…

これまた続きは次の記事にて。



さて、今日の記事は…
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