壁と床のリフォーム、どちらを先に施工する?②

ここでは、「壁と床のリフォーム、どちらを先に施工する?②」 に関する記事を紹介しています。
先日、といっても、はや二ヶ月前ですが、全面"内装"リフォームの
工事案件について、記事に書きました。
(『壁と床のリフォーム、どちらを先に施工する?』ご参照)

そして、お客様の御都合もあり、実際に工事にとりかかったのは7月初めから。
ちょうど二週間で、工事が無事完了しました。

実際のところ、どのような工程で工事を進めたのかをご紹介したいと
思います。

ちなみに、間取りは下記の通り。
リフォーム内容は、

①全室の天井・壁のクロス貼り替え。
②全室、防音フローリング貼りにする。
 (和室は畳を撤去して、モルタル床下地の上に防音フローリング、
  その他の部屋・廊下は現状のカーペットを撤去しフローリング。
  洗面・トイレ・キッチンのみクッションフロアの貼り替え)
③和室の天井は現状の仕上げにベニヤを上貼りしてからクロス貼り。
④和室とリビングの間の間仕切り壁、取り合い襖を撤去し、一室に。
 (ロールスクリーンで間仕切り)

でした。
naisou
(※クリックで拡大します)


下見前から夫と漠然と考えていたのは、前の記事に書いたとおり
多能工の夫ならではの、イレギュラーな?手順
「まずクロスを貼り替えてから防音フローリングを施工」でした。

そして、実際に現場と家具や荷物の量を見て、
「最初に考えたとおり、クロスの貼替⇒フローリング貼りにしよう。
 工期は無理をせず一部屋ずつ余裕を持って仕上げよう。」
ということになりました。

現場で撮影してきた家具の配置なども参考にしつつ、
工程検討係り(笑)の夫から出てきた工程表は下記のとおりです。

工程表①
koute01
※クリックで拡大します


工程表②
koute02
※クリックで拡大します

naisou

おおまかな流れとしては、

洋室(大)―図面では上のほう―が子ども部屋で、二段ベッドに
学習デスクが二台、タンスなどもあることから、一番にとりかかる部屋に。

子供さんは学生なので、教科書や持ち物が多く、整理しているうちに
置き場所がわからなくなっても困るだろうからと、
工事スタート日を月曜とし、前日の日曜日にゆっくり持ち物を整理して
いただくことにしました。
(そして、工事期間中とりあえず落ち着ける最初の部屋になるように)

その後、洋室(小)―この部屋はご主人の書斎兼、洋服収納中心の部屋で、
"引っ越してくるときに廊下を通らず、窓からクレーンで入れた"
という大型の洋服ダンスがありました―に進む。

それから、キッチン⇒リビングと和室の間仕切り撤去⇒和室の天井ベニヤ
⇒和室とリビングのクロス、フローリング⇒洗面・トイレ⇒玄関・廊下
の順番に、まさに"一室ずつ"仕上げていく形をとりました。

夫は、自分で施工する立場上、各作業にどのくらいの時間がかかるかは
おおよその目処がつくものの、家具やまわりの荷物類の移動で
どのくらい時間が取られるかは、余裕を見ておかざるを得ませんでした。

そして、出来上がった工程表を元請けさんに提出、お客様との
最終打ち合わせでも、工期の確認をとって頂きました。

工事前に「お客様から、"長いね~"とか、何かコメントは
ありましたか?」と聞くと、元請けさんは、
「いえ、かえって『留守がちですが、よろしく』とのことでしたよ。」
とりあえず、工事へ向かってゴーサインがでたのでした。

そして、工事当日、現場に向かう車の中で、

「お客様、ダンボール用意して荷物詰めだしてるって
 元請けさん言ってはったけど、工事前に疲れきって
 はれへんかなあ」と私。いっぽう夫は、

「それより、俺、工程表だしたけど、"工事前日"の子ども部屋の
 荷物移動のこと、"工事初日"と勘違いして、現場着いたら、
 『これから荷物どけますね♪』てことないかな…」

二人の不安は高まるばかりでしたが、元請けさんまで、
現地のマンション下で合流してエレベータに乗っている間、
「どんな感じでしょうね~」とドキドキしていたのでした。

ピンポーン♪

お客様の家のチャイムをならすと、ご主人が出てくるなり、

「もう、ここまでが精一杯で…」としきりに頭を下げられます。

そして、案内されるままに子ども部屋のドアを開けた瞬間…

「!!!」



なんと、見事に、私物はそっくり部屋の外に出され、
二段ベッド(マットレスなどはなく、骨組み状態)と
学習デスク二台と引き出しワゴン(これも棚は空っぽ)
だけが残された、ガラーンとした部屋になっていました。

私は、思わず『完璧や~!』とつぶやくと、(下請けなのに…^^;)
ご主人が「お~い、褒められたぞ!」と奥様ににっこり。

元請けさんも、「これは、ロケットスタートできそうですね!」
とお客様のご尽力に嬉しそうです。

「では、道具とか順に運びますので、一旦降りますね…」と言いつつ、
部屋を後にした私たち、

「逆の意味で衝撃でしたね…まさか、あそこまで
 荷物をどけておいて下さるとは…。
 これは、こちらもがんばらないと!」と、

あらためて、工事への意気込みを新たにしたのでした。

初日のスタートが気持よく始まったお陰か、二日目、三日目と
工事は工程どおりどころか、翌日の作業に手をつけておけるくらいに
はかどりました。(これも多能工ならではのメリット♪)

家具の移動も、元請けさんがこまめに脚を運んで下さりスピーディに。
お客様も、「寝るところがなくなるのでは?」と、こちらが
心配するほど、工事優先でスペースを確保して下さったのでした。

洋室二部屋を工事している間は、双方の荷物をどけあう形になり、
ご家族は全員リビングでご就寝。
その後、リビング~和室の工事に入ると、子ども部屋と廊下に
分かれてお休みになるという悪条件にも関わらず、お客様は
工程表をしっかり見てくださっていたようで、

「洗面所のものは今晩どけておけば間に合いますか?」と
聞いてくださったり、私たちが特にお伝えしてなかったのに、
玄関のクロス貼りの前日には、下駄箱の中身も出しておいて下さる
という細やかな準備には頭が下がりました。

結局、途中「キッチンのカウンターも塗装したい」とか、
「浴室乾燥機の取替」などの追加工事も入りましたが、
工程表の最終日の昼過ぎにはすべての工事が完了、
午後は大きな家具をあらためてご希望通りの場所に
配置し直すという余裕もできました。

それにしても、今回のような、"人住み"で、それなりに
大型家具の多い現場、全室のクロス、フローリングの工事となると、
夫のようにどちらの施工もできる職人でない場合、
どんな工程が考えられたでしょう。

大工さん、クロス屋さんを一日交代で呼ぶのも
元請けさんは良くても、職人さんにとっては困りものでしょう。
まとめて入ってもらいたくても、家具をどけておく場所が
なければ施工自体ができません。

一日おきに入るとなると、逆に一日おきに他の現場の仕事を
確保しないといけませんし、その場合、他の現場のために、
毎回、道具を引き揚げてはまた持ち込む、
という二度手間が必要となり大変です。

夫も、初めのころはクロスの糊付機や大工道具をすべて
置いて帰らせてもらっていましたが、リビングや和室の工事に
移るころには、置き場所がなくて、持って帰っていました。
エレベータのあるマンションでも、住人さんに譲りつつ
道具を揚げおろしするのは結構大変なものです。

ところで、今回の現場でいろいろと協力して下さった元請けさんでしたが、
ひとつだけ「親切があだに?」なったことが。

お世話になっておいてこういうこと書くのはなんですが、
全ての材料、つまり、クロスやフローリングを初日に
全部現場入れになさったのです。

元請けさんとしては、「ちょこちょこ配達に来られたら
工事の手を止めて迷惑かと思って…」とのことでしたが、
ただでさえ手狭になった現場、フローリング十数箱は
さすがに現場に置ききれず、一部は夫が自宅に持ち帰り保管、
残ったクロスやフローリングも、工事の合間に
"あっちの部屋に移動、一旦共用廊下に出す"と、
たらい回しをせざるを得ませんでした。

「まあ、材料を手配する立場としては、ロットが
 変わると困るとか、配送遅れで間に合わないよりは、
 早めに現場に入れておくほうが安心やもんね。
 私は元請けさんの気持ちはわかるわ。
 それに、同じ現場に何度も運送屋さんに来てもらうってのもな…」

ブツブツと夫と言い合った私でした。

工事が終わって、ちょうど連休でしたが、お客様、お疲れが
どっと出てはらないと良いのですが…

それにしても、今回のような工程、二週間が長いか短いか、
お客様の家族構成や年齢、お仕事にもよりますが、

「もっと効率良くできるよ~(^o^)/」なんてグッドアイデアがあれば

ぜひぜひ教えて下さい。


さて、今日の記事は…
クリック(応援)お願いします!

人気ブログランキングへ
関連記事

ブログパーツ
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://reformdaisuki.blog107.fc2.com/tb.php/501-bc40a4ae
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック