和室とリビングの間仕切りを取って一室に

ここでは、「和室とリビングの間仕切りを取って一室に」 に関する記事を紹介しています。
今回は写真中心で、マンションによくある
『リビングと、隣接する和室』の二部屋の間仕切りを撤去し一室にする、
というリフォームのプロセスを写真でご紹介します。
(写真はクリックで拡大します)

二部屋を一部屋へリフォームするのは、洋室同士なら天井高や壁の奥行き、
床の高さなどが同じことが多く、比較的綺麗に一室につなげることができます。

しかし、和室と洋室の場合は、一方が畳だったり、和室ならではの天井
だったりで、完全に両方の仕上げを統一して一部屋に見せるのは、
難しい場合があります。

今回は和室の畳を上げた床下地が、カーペット貼りのリビングの床下地と
同じ高さだったので、床はフラットにできることが判明。

ただ、天井が、リビングはモルタル下地に直接クロス貼りだったのに対し、
和室は野縁組の上に天井材(ラミ天)が貼られており、段差が残ります。

予算や手間をかければ、天井もフラットにする方法はありますが、
今回は、天井は段差を残し、元の間仕切り部分にロールスクリーンを
取り付けることになりました。

では、ざっと写真で追って行きます。

まずは、リビングのカーペットとフェルト、和室の畳を撤去し、
取合の襖が4枚載っていた敷居を取ります。
I01

次に、襖の上の垂れ壁から石こうボードをはがします。
I02

反対側も、この通り。


I03

テレビのリフォーム番組を見ると、「せーのっ!」で、バーンと
間仕切り壁を潰したりしていますが、柱だけを残して他はすべて撤去して
しまうような大掛かりな解体でもない場合、私たちは、このように
石こうボードと木材、クロスを分別しながら解体していくことが多いです。

ボードがとれたら、間柱を切っていきます。
I04

わずかに垂れ壁を残しているのは、和室の天井の下地の角材が、
この垂れ壁に留められていたのと、和室の廻り縁を残すためです。

切り取った間柱の下にロールスクリーンの下地となる角材を横に渡し、
壁下地を造りました。
I05

ここで、比較のため仕上がりの写真です。
I06

今回は、ロールスクリーンを取り付けるとのことで、大きく開口して
作り直した間仕切り壁には枠材をつけず、クロス巻きとしています。

ここに開口枠(ドア枠のようなもの)を回しておくか、このように、
クロス巻きで仕上げるかは、お好みとご予算によるでしょう。
(私としては出入りで擦れやすそうな場所なので、開口枠を回して
 おくほうがクロスの破れが気にならず良いかなと思いますが、
 見た目はこのほうがスッキリですね。)

さて、ここから施工上のポイントです。

まず、リビングから見て和室との取合襖の枠に注目です。
左側はこのように押入れの縦枠と接していました。
I07


この取合襖の枠を撤去したところ、接着剤が塗られていたようで、
このように押入れの縦枠まで傷めてしまいました。
I08


和室側から見てみると…
I09


これでは、元の垂れ壁より厚みを持たした壁を足さなければ、
傷んだ部分が見えてしまいます。

そこで、10mm×12mmの見切り材を縦枠に取り付け、
仕上がりはこのように綺麗に納まりました。
I11


そして、取合襖の右側の枠は、元はこのような感じ。
I12


縦枠を外して、
I13


梁の下に取合襖が入っていた部分に、袖壁を足しました。
I14


仕上がりはこのように。
I15


あとは、細かい部分を補修して行きます。

敷居を取ったこの部分は、防音フローリングを貼る前にパテ。
I10


押入れの下には畳を取った分、隙間ができていますので、ここにも
無垢の板を貼ります。(襖の枠と一緒にペンキ塗りで仕上げました)
I16


掃き出し窓の下も、縦枠が下に伸びていたのをカットし、
I17


カットした縦枠と縦枠にまたがるようにベニヤを貼り、壁と同様、クロスが
貼れるようにします。
I18


その他、写真にはありませんが、この和室、リビングと同様に
防音フローリング貼りとするため、既存の畳寄せを外し、木目柄の
ソフト巾木を回すことになりました。

ところが、畳寄せを外したところ、接着剤でがっちり貼られていたようで、
ボードがGL工法のだんご貼りだったせいもあってか、
ボードごと何箇所も大穴が開いてしまいました。

他にも、元請けさんのご希望で"つけ長押"を外すと、同じように、
壁に穴が開いてしまい、補修に時間がかかりました。

このような、細かい部分の補修の可能性は、ある程度見積もり時に
見込んでおかないと、工期にも材料費にも響きますので、要注意です。

さて、このところ、写真付きで"二室を一室にする"パターンを
記事にしておりますが、(『トイレと洗面所をワンルームに』ご参照)
実は、忘れた頃に忘れないための(笑)自分への備忘録だったりする、
自分のための記事なのでした。

【追記】
今回の記事をWeb検索でご覧になった、別のお客様から、
"和室とリビングの間仕切りを撤去し、二室をつなげる"
工事のご依頼を頂きましたので、工事の様子の記事を書きました。
ぜひ、こちらもご参照ください(^^)
『和室とリビングの間仕切りを取って一室に②』


さて、今日の記事は…
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