下見に一人で行ったなら

ここでは、「下見に一人で行ったなら」 に関する記事を紹介しています。
先日の記事で、下見をいちいち職人にさせるの?というような話を
書きましたが、そういえば、こんなことを思い出しました。

私がリフォーム会社に勤めていた時のことです。

その会社では、下見→プラン・見積り→工事段取り(工程・発注・職人手配)
→現場管理→アフターフォローまで、一つの物件はすべて一人が最初から
最後まで、担当することになっていました。

そこで、とある引き合いのあったお客様のところへ、担当に決まった私が
下見に伺ったところ、その男性が、(税理士さんか何か、先生だった
ような記憶が…)


私が停めた車の方をチラリと見つつ、「あれ?一人?」とおっしゃるのです。

「はい、私が担当させて頂きます。」と言って名刺を手に
ご挨拶させて頂くと、リフォーム工事を検討されている場所に
案内してくださいました。

ひと通りご希望を述べられたあと、はりきって採寸をしかけた私に
かけられた言葉は、

「う~ん。他のところは二~三人で見に来てたよ。
 あなたが嫌だというわけではないけど、今回はお宅の会社からは
 見積もりいいわ…ごめんね」

もう、十年以上前のことですし、当時はまだリフォームも今ほど一般的
でもなく、しかも現場に女性が来るのを嫌がる職人さんもいたころです。
一人で下見に来た上、女性だったというのも、そのお客様には
びっくり(がっかり?)だったのでしょう。

今の私なら、そこでスゴスゴと引き返さずに、もう少し自社のことを
アピールし、見積もりさせて頂いたかもしれませんが、当時は
そのままションボリと会社に戻りました。

いきさつを聞いた上司は、

「反対やのにな~! 一人で下見ようせんから、職人やら設計やら
 連れて行くのに。人数ようけいくほど頼りないってことや。」

と笑っていました。

もちろん、下見の時点で、難しい判断やプラン上必要なために、
職人さんに同行頂く場合はありますよ。

もしくは、たたき台のプランが通って、より施工面で詰める時などは、
工事前に職人さんも見ておくほうが、望ましいこともありますから。

あくまで、その会社の当時の考え方ですが、下見に何人も行くと、
無意識に責任が分担され、誰かが見ているだろう、測っているだろう、
とチェックが甘くなるというのです。
(過去記事『社会的手抜き?』もご参照)

そこで、一人で見に行かされ、見そびれて上司に怒られたり、
職人さんに迷惑をかけたりしながら、"次は絶対ココ見てくる!"
とますます気合が入るのですね(笑)この経験が今に至ります。

ちなみに、夫と組んで今のように仕事をするようになってからですが、
一人で下見に行って思わず冷や汗を書いたのは、とある会社さんが
競売で入手されたビルの下見に伺った時でした。

競売になっていたからか、中はまさに"今日は会社の休日?"のような様子で、
家具も私物もそのまま、長い時間をかけて黙々と、図面起こし用の採寸を
したものでした。

まあ、時間さえ頂ければ、しつこくどこまでも測り続ける根性はあるので、
逆に一人でじっくり取り組めて良かったですが(^_^;)

それと、最後に。

こんなことを書きつつ、私は夫と一緒に下見に行くことが多いです。

それは、『造り手の顔が見える安心のリフォーム』を名刺でアピール
している通り、夫にも下見をさせて、工事が決まれば僕が施工します、
という自己紹介と、施工面での夫なりの下見、駐車場所や材料搬入経路、
ネタ場にする場所の検討などを兼ねているのです。

それと、例えば水栓から水が漏れるとか、流しから臭いがする、
といった場合の応急措置が、その場でできるというメリットもあります。

でも、やはり、時には、「お前が測ってると思った」「え、あなた
見てたやん」みたいなこともあり、やはり、下見は慎重にしなくては、
とつくづく思う私達なのでした。


さて、今日の記事は…
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コメント
この記事へのコメント
こんにちは!よろしくお願いします。
私も全くの素人からの就職でしたので、以前勤めていたリフォーム会社では、下見には大工さんか管理責任者と一緒に行っていました。要するに「丸投げ」ってやつですね。(笑)
いつも責任者がしっかり測ってくれて、話もしてくれるので、私はよくわからなくてもニコニコしているだけでした。
今から考えると、それでよく仕事取れていたと思います。(笑)

お客さんは、あれこれ聞きたいんですよね。
だから、女性だと「大丈夫なのか???」って思うんでしょう。
大丈夫だから来てるのに。(笑)
2012/02/04(土) 12:42 | URL | River #-[ 編集]
コメントありがとうございます。

私はリフォームは一社しか経験がないので、その中での
考え方になってしまうのですが、とにかく、一人で
下見『させてくれる』会社で良かったと思っています。

中途入社の女の子に言われたことがあります。
「iegasukiさん、幸せですね。
 私がいたところは、女の子はあくまでアシスタント、
 事務担当みたいなもんで、ほとんど現場経験はさせてもらえ
 なかったんですよ」って。

今日も、これから下見です♪

2012/02/05(日) 09:39 | URL | iegasuki(tanegasuki) #-[ 編集]
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