家具じゃないけれど

ここでは、「家具じゃないけれど」 に関する記事を紹介しています。
先日、とある会社の社長さんから、興味深いオーダーを頂きました。

社長さんと夫と私で、その初めて作るものの形状を相談、
材料や寸法、機能面などを何度か打ち合わせした上で、最終的に
私がイメージをまとめて描いたイラストがこちらです。

case05

ん?何これ…

答えは



"ある食品"を展示会用に運ぶケースと、その食品用のまな板です。
(答えじゃないやん…)

形状を見ると、わかる方にはわかるかな?

初めは、

 ・木のナチュラル感を活かした箱にしたい。
 ・洗えて(水で拭ける?)繰り返し使えるようにしたい。
 ・食品が触れても臭いがうつったりせず、衛生面で安心なものにしたい。
 ・トラック輸送を考えた、しっかりした作りにしたい。
 ・見本となるものがないので、寸法は考えて欲しい。

などなど、細かな条件があり、木を加工するのが得意な夫も、
建築の納まりは考えるのが好きな私も、"用途が食品となると…"と、
とまどっていました。

それでも、いざ考えだすとそれなりにアイデアは出てくるもので、

 ・まな板と、ケースの底とフタでそれぞれ材質を変える。
 ・まな板の両サイドに"手かけ"をつけて、まな板を持ち上げやすくする。
 ・箱にフタをするのではなく、底板に箱状のフタをすることで、
  食品を載せたままでも、まな板の出し入れがしやすいようにする。
 ・箱状のフタに取手をつけず、底板に取手をつけることで、フタにする
  板を薄めにして軽くできる。

などなど、細かな工夫をしました。

そして、塗装も終えて、今日が先方にお届けの日です。
一足先に、ブログでお披露目\(^o^)/

底板に箱状のフタをかぶせたところ。
case


フタをとると、底板の上にまな板が載っています。
case01


まな板には、"手かけ"つき。
case03


まな板をどけると、底板。
case02


こうして完成すると感慨深いものです。

初めは、"大工で造作する家具"ではないですが、

一点ものなので、割高になるし、完成イメージは絵に描けても、
そこから木取りやら寸法設定をする作業も必要で、その経費が反映した
見積もりがちゃんと予算が通るんだろうか…少々心配でした。

なにより、寸法をこちらが決めてしまうと、後から、もっと大きければ
良かった、遊びが多すぎる、など責任がかかるのもプレッシャーです。

建築なら、経験則ではないですが、ある程度の判断はつきますが、
食品や運搬のこととなると、ピンときません。

こんなことを言っていると、寸法については、社長さんが、
私のイラストをもとに、パースを作り、寸法を入れて下さいました。

(私の使えない"illustrator"で描かれたパースにほれぼれ…)

後は、社長さんから食品メーカーさんに搬入、確認を頂くという流れ。
さて、どんな評価を頂くことでしょうか。ドキドキです。

(展示会行けたら写真撮って来たいなあ♪)


さて、今日の記事は…
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底板につける取手一つも、私の指なら入るけど、男性の手も入りやすいだろうか

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