引違い戸の上の壁が…

ここでは、「引違い戸の上の壁が…」 に関する記事を紹介しています。
先日、とある一戸建てのリフォーム工事に伺いました。

ご希望は、リビングの入り口の引違い戸(引戸二枚)を取替えたいとのこと。
この場合、大きく2つの方法があります。

 ①ドア枠はそのままで、ドア本体だけを取り替える。
   ⇒ドアは現状と同じサイズで、建具の工場で製作。
    クロスの貼替は必要なし。ご希望に応じて、ドア枠を塗り替え。
 
 ②ドア枠ごと、撤去し、ドア枠とセットになった既製品のドアを取り付け。
   ⇒ドアのサイズや開き勝手を変えることができる。
    (一戸建ては柱によりサイズの制約あり)
    ドア枠を撤去する時に壁を傷める場合があるので、石こうボードや
    ベニヤ板での壁補修やクロスの貼り替えが必要。

今回は、②の方法とし、両側を柱にはさまれていたので、横幅は変えず、
高さを1m80cmから2mの既製品のドアにしました。

下見の時に、現状の開口部を採寸。忘れずに写真を撮ります。

まず、ドアの上部は
hikichigai01

床のあたりは、


hikichigai02

事務所に帰って、採寸した図と写真を見ながら見積もりです。

 「リビングの額縁から廊下の額縁まで外側の幅が161mm。
  真ん中に見えている柱の幅が100mm。
  額縁と壁"散り"がリビングも廊下も9mm。

  ということは、161-100-9-9で43mm。2で割って21.5mm。

  つまり、厚みから言って、この壁の下地は、柱に胴縁(厚み15mm)を
  打って5.5mm厚のベニヤを貼ってあるってことやね、たぶん。
 
  今回は、柱の内側に新しいドア枠を取り付けることになるから、
  鴨居と敷居、額縁をはずして、鴨居の上の壁だけを、新しいドア枠の
  高さまで撤去…と。」

それなら、壁の処分費と施工費はこのくらい、と見積もりを算出。
お客様との打ち合わせで工事が確定し、いざ工事当日。

額縁を外してみると、
hikichigai03

 「ああ、やっぱり。5.5mmのベニヤが貼ってあるわ。」

そして、そのベニヤをめくった夫、

 「うわあ、こうなってたんか~!」

hikichigai04

それは、シャンデリア型の照明器具が吊られた現状のリビングからは、
想像のつかなかった、左官仕上げの塗り壁(綿壁)でした。

 「まさか、この部屋が元は和室で、洋室にリフォームしてあったとは…」
 
   「お客様、十年前に二階をリフォームしたっておっしゃってたけど、
    さらに前に一階も一度リフォームしてはったんやね。」

とりあえず、その壁を撤去することになったものの、下地がラスボードで、
その上にモルタルを塗り、さらに左官仕上をしているという重厚な壁。

ゴロン、ボタッと塊で落下する残骸で、土のう袋が数袋、あれよあれよと
いうまにいっぱいになったのでした。
 
 「はあ…。うっすいベニヤ板が二枚取れるだけやったはずやのに…」

とにかく、予想外の部分に時間がかかったものの、柱間に合わせてサイズを
オーダーしたドア枠はピッタリと納まり、前よりも高くなって視界も広々
となったドアに、お客様もお喜びでした。

残念ながら、完成後の写真は撮り忘れ。(あ~あ^^;)

せっかくなので?、敷居を撤去した写真を載せておきます。
shikii

それにしても、こういう時のために、お客様にリフォーム歴を
お聞きしておくのも大切だと、つくづく思った私たちなのでした。

ちなみに、引き戸に関連した過去記事も、ご参考にどうぞ。

「奥深~い」引き戸』 
引違い戸の難易度


さて、今日の記事は…
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