呼んだらタダで来てくれる?

ここでは、「呼んだらタダで来てくれる?」 に関する記事を紹介しています。
なにかとやり玉に上がることのある、ネット上の"掲示板"ですが、
私は、匿名による情報交換の場であること、つまり、情報の正否に関わらず
活用の責任も閲覧者が持つという前提をわきまえた上で、覗くことがあります。

中でも、工事関係のキーワードなどを検索している時に、
たまたま職人さんの集まる掲示板がヒットすることがあります。

読んでみると、施工情報の交換があったり、新人から先輩への質問が
あったり、仕事や人間関係の悩みに対し、励ましいやアドバイスの言葉が
あったり。思わず、自分の身に置き換えてみることがあります。

だいぶ前に見つけた掲示板ですが、以下のサイトの中でのやりとりが
とても印象に残っています。

水道屋総合スレ 架橋ポリエチレン11巻目
http://mimizun.com/log/2ch/build/1133541578/

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301 :(仮称)名無し邸新築工事:2005/12/19(月) 21:14:25 ID:???
>>298

別に水道屋に限らないんだけど
「呼んだらタダで来てくれる」って考えを
なんとか改めてもらいたい今日この頃

だけど
なじみのお客さんから「忙しいのにごめんね、ごめんね、ホントごめんね」
これ言われると「いやーいいっすよハハハハハ」ってなっちゃうw

「奥さん、コンセント抜けてたら凍りますよ(´・ω・`)」
「まあ!そうだったの…ごめんなさいね」
ここからが問題


case1
「んじゃ、出張作業費6千円頂きますがいいですか?」
「そうね、わざわざ来てもらってるし…領収書は後で郵送してくださいね」

case2
「んじゃ、出張作業費6千円頂きますがいいですか?」
「えー?コンセント抜けてただけなのに6千円?」
「奥さんがコンセントを入れてたらタダでした、残念です」
「コンセント入れただけで6千円っていい商売ね」
「ええ、コンセント入れるためだけに往復した割には安いですw」

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まあ、実際には、職人さんそれぞれの対応 case3 (!?) がありそうですが、
ちょっと笑ってしまいました。

実際、私たちも昨年末、似たようなことがありました。

一年前の夏、下請け仕事でキッチンのリフォームをさせて頂いたお客様が、
翌年末に息子さん一家を招待し、大人数で鍋パーティをすることに。

普段はご夫婦二人なので、カセットコンロをご利用のところ、
数年ぶりにテーブル用ガスコンロを出し、リフォームで新しくダイニングへ
取り付けたガスコックへホースを差して試運転、よし準備完了!

…のはずが、ホースを差してもコンロに火がつかず。
何回かツマミをひねってみても、一向に火がつかないので、
ガスホースを抜こうとしたが、抜き方がわからない。

元請けさんに電話をしてみたが、年末のせいか、事務所の電話は
誰も出ないとのことで、水まわり移設工事中に念のためにと伝えてあった
私の携帯に連絡が来ました。

工事完了して一年、ガスコックを新規に作ったことは覚えていましたが、
形状までは覚えておらず、「お持ちになってたテーブルコンロの差し込みが
カチッとになってなかったのかな?」

そもそも、工事完了後は大阪ガスにもガス漏れや点火テストを受けているので
ホースがきちんと差し込めた以上、ガスが出ないことはないはず。

「???」と思いつつ、一時間後には現場へ到着。

ガスコックはガスコンセントタイプで、ホースの抜き差しは
なんなくでき、「あら、簡単なのね…」と奥様。

肝心の点火の方は、夫が抜いたホースの先にガスの臭いを確認。
「ホースの中にガスが充満していないのかも…」と、ホースを差してガスを
出し、しばらくしてからスイッチをひねると、ポッと点火。
火力調節もちゃんとできました。

「いや~、そういうことか…。もう、何年ぶりかに使うもんで…。
 ガスが使えなかったら、メニューを変えなくちゃならないかと思ったけど、
 ついてよかった♪」と、照れつつも嬉しそうなご主人。

夫は、原因は"もしかして…"と予想しないでもなかったのですが、
電話口でお客様にあれこれ試して頂くより、実際に伺ったほうが確実と
思ったとのこと。

「とにかく、試運転されてよかったですね。
 息子さんがたが来られ、皆さんお料理の並んだテーブルについてから
 『あれ~?』だったら、びっくりしますもん…」

私たちが良かった、良かったと喜んで帰ろうとすると、奥様が、
「わざわざ見に来て頂いたから手間賃を払います…」と。

「まあ、今回はよろしいですよ。ちょうど近くに用事も
 ありましたし…」(用事は適当^^;)

でも、かえってこちらが恐縮するくらい、ワインやら親戚から
届いたというお野菜やら、いろいろとおみやげを頂戴して
帰った私たちでした。

まあ、今回の私たちの "case3" は、このようなカタチになった
わけですが、掲示板の続きを見てみると、『あらかじめ見込まれる
部材代や出張費を伝えた上でお客様のところへ出向くべき』、という意見や、
『安易に軽微な出張修理をサービスすると、他の業者に迷惑がかかる』といった
意見もあり、いろいろと考えさせられました。

ところで、つらつらとこの掲示板の続きを読んでみると、もうひとつ
心に残ったところがありました。

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579 :(仮称)名無し邸新築工事:2006/01/10(火) 03:54:50 ID:???
>>578
設計図は「こう配管できたらいいな」という図面
施工図は「このとおり配管してくれ」という図面


狭いPS内で、給排水の竪管を通しながら、なおかつ
PS設置型ガス給湯器への給水をどう取り回すかとか
ガス屋さんのヘッダや電気屋さんの版をどう避けるとか

梁貫通の位置を㎜単位で指定し、その通りに配管すれば
横引き管の勾配が確保できるとか、下階の天井に納まるとか
梁の主筋に当たらずに配管を通せて、かつ補強も入れられるとか

UBへの湯水を通すのに、UBの脚とブチ当たらないためには
どう通せばいいかを、施工する職人さんに教えてあげたりとか
排水の転がし配管で排水勾配を確保するには、この二重床では
高さが足りなくて根太が入れられないとか

原設計は、現場の納まりを知らないセンセイが描く図面
それが納まらないことを知り、どうすれば納まるかを考えるための
図面が、施工図ですよ
がんがれ!

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なるほど!

このフレーズに感動した私が、親しい職人さんにこの話しをすると、
「ほんまやなあ!」といたく感心されました。

設計図も大事だけど、リフォームではとりわけ施工図が大事。
(いや、リフォームだからこそ現状がわからず描けない…
 という場合もありますが)
私も、きちんとした施工図を職人さんに提供できるよう、
心がけようと思ったのでした。


さて、今日の記事は…
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