見過ごしていた愛猫のSOS

ここでは、「見過ごしていた愛猫のSOS」 に関する記事を紹介しています。
気がついたのは、食欲不振からでした。
少しずつ、少しずつ、サインは出ていたのです。

(あれ?なんか、暗いところに潜り込むようになったなぁ…)

我が家には、アメショーの雄猫と野良出身のキジ猫?の雌がいます。
雌だからか、先住の雄猫を差し置いて態度がでかく、
いつもマイペースの彼女でした。

私たちが仕事に出る前、つまり朝、や仕事から帰った後はリビングに
降りてきますが、昼間は二階でお昼寝三昧の彼女。

 (いつも、本棚の上とか、窓の前のカウンターとか、上の方で寝てたのに、
  どうも、このごろ椅子の下とか暗いところで寝るようになったなぁ)

 (朝、リビングに降りてこなかったね。寒いから寝てるのかな)

とか言っているうちに、その日は、夜も降りてこなかったのです。

 (こんな時は、大好きなかつお節で…♪)

ところが、かつお節の匂いを嗅ぐものの、食べようとしません。

 (なんかおかしいなぁ…)

おかしいのは、それだけではなく、


いつも、私たちがお風呂に入るときには、浴槽の縁に登って
水を舐めに来たり、湯桶の水を飲みに来たりしていた彼女が
水を差し出してもほとんど口をつけないのです。

そして、夫が気づいたのが身体の臭いでした。

 「もともと拾ってきた時から口が臭かったけど、
  なんか身体までおんなじ臭いがするぞ…」
  それに、毛艶が悪くなってる」

    「そういえば、元気ない感じやね。
     もしかしたら、ご飯食べてないんやない?
     大好きなかつお節も食べないくらいやから…」

日曜日の夜だったこともあり、とりあえず"猫の病気大辞典"というサイトで、
食欲不振や元気のない様子から、考えられる病気を調べてみました。

 (咳・鼻水や熱はなさそうだし、嘔吐?…前から一気食べしては吐いてるし、
  多飲多尿?水はもともとよく飲むし…)

いっこうに、思い当たる病気がありませんでした。

そこで、月曜日の午前は予定通り仕事に出て、午後一番で診療して
もらえるように車で獣医さんに向かいました。

受付を済ませると、診療前に猫の様子を見ておきたいと、スタッフの
方がバッグの中でうずくまる彼女をチェック。

すると、車に乗る前の様子とは一変。
口を開けたままの顔は興奮して引きつり、より痩せこけて見えます。
しかも、口の中には胃液が出てきていました。

「犬と違って、猫が口を開けて呼吸するのは、よほどのことで
 危険な状態です。すぐ中に入って下さい」

検査の間、あまりの変わり様に不安なまま待合室で待っていると、
スタッフの方から尋ねられました。

「ふだん猫を外に出されていますか?」

    「いえ、完全室内飼いです」

「猫エイズの検査を受けられwたことありますか?」
    
    「…確か、野良猫として拾って家で飼いだす前に
     こちらで検査して頂いたかと…」

「では、こちらでお調べします。」

(…猫エイズって、もし、そうだったら、雄猫の方も感染してるってこと?
 一回雌に噛まれてお尻が腫れてここに連れてきたから…)

夫と私はさらなる不安に陥ったのでした。

それから、どれくらい待ったでしょうか。
血液検査、エコー、点滴を受けて、診察室に再び呼ばれて
告げられた病名は、

 "腎不全"そして、"血糖値の異常な高さ"でした。

腎不全?…私の乏しい予備知識では、猫=結石というイメージが
あっただけで、幸い我が家の猫は二匹ともよく水を飲むので、
大丈夫だろうと思っていました。
(私が結石持ちなので、つい、そんな想像を…)

ところが、よくよく振り返ってみると、雌猫のここ最近の水の
飲みっぷりはやはり異常であり、それが腎不全の初期症状でもあったのです。

彼女の場合は、初期症状を私たちが見過ごしたために、
"尿毒症"を起こしていたのでした。

(それで、身体までが臭かったんだ…)

先生によると、"血糖値の高さ"の方は、ストレスからか糖尿病かは
一度の検査ではわからないので、どちらにせよ、現状の危険な状態
から脱するためには入院が必要とのことでした。

ただし、夜間に容態が急変する可能性があること、その際の連絡は
時刻よっては朝にしかできないこと、また、それほど危険な状態なら
いっそ家に連れて帰りたいというご家族がいらっしゃるので、
入院を断ることも可能、といった説明がありました。

それでも、家に連れて帰り、二人で撫でさすっていても治るわけでなし、
少しでも本人(猫)が楽にしてもらえるならと思い、入院をお願いしました。

その日の夜は12時まで落ち着かないまま、携帯電話を手元に待機。
夫は、ほとんど寝られなかったようです。

翌日、二人で現場帰りに面会に行きました。

彼女は夫の方によりなついているので、まずは夫を先にケージの前へ。
すると、カラーをはめられた頭を少し持ち上げたのです。

「頭、上げた…」

でも、それきり虚ろな目をして横たわったままの彼女。
前の日、診察台の上で脚を投げ出して横たわる様子に、先生が

「猫は警戒心が強いから、こんな風に知らない場所で脚を投げ出して
 寝たり、身体を触らせたりしないものです。
 よほどしんどいのでしょう…」

と言われたままの格好でした。

とにかく、一晩は頑張ってくれたことにホッとして、帰りました。

「昨日は一度は覚悟したよ、私。診察台で見た姿、これが最期だったら…って」

   「俺はそんなこと想いもしなかったわ。」

「いや、先生言ってくれてたでしょう。野良猫っていうか捨てられた猫だった
 のを拾われたんだから、私たちが一度は救った命だって。
 実際、車に惹かれたり、喧嘩で耳ちぎれてる猫、近所にいるやん。」


そして今日。現場が残業になるので私だけが面会に行って来ました。

 「パパが来れなくてごめんね。よく頑張ってるね。いいこだね…」

今日は、夫がいなかったからか頭は持ち上げてくれませんでしたが、
相変わらず細い身体ながら、お腹が大きく膨らんだり凹んだり、
一生懸命呼吸をしているようでした。

 「ゆっくりでいいからね。良くなって家に帰ってきてね」

正直、彼女は私が今までお見舞いに行った中で一番の重症患者でした。
 
(多飲多尿か…おしっこは砂とマットに吸われてしまうから量が
 わからないし、餌を食べてたかどうかも、二匹飼ってると
 どっちがどのくらい食べてるかわからない。置き餌だし。

 でも、水をすごく飲んでたのは見てたのに…いいことだと思ってた。)

犬は感情表現もわかりやすいし、散歩をさせるので、なにか異常があれば
気がつくこともありますが、猫はわからないから怖いなと初めて思いました。

今日の面会時、思い切って私がした質問、

 「命の危険性は脱したのでしょうか?」

にはっきりとYesの返事がなかったのも、物言わぬ動物だからこそ余計に
判断が難しいところなのでしょう。

今晩も12時までは電話は鳴らず、ひとまず安心。
明日の面会は夫も一緒です。
頭を上げる元気が出るか、今日は断念したという食餌ができるように
なっているか恐る恐るですが、行ってきます。

それにしても、猫にとって腎不全というのは、高齢の猫になると
珍しい病気ではないそうです。
我が家の雌猫も正確な年齢はわからないので気にしていなかったものの、
気がつけば飼いだしてか6年になっていました。

(いつのまにか、8歳か9歳、いや10歳かも(._.?)

これからは、今まで置き餌だったこと、ドライフードオンリーだったこと、
腎臓に負担をかけない食餌…いろいろと見直す必要がありそうです。



さて、今日の記事は…
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2012/05/19(土) | まとめwoネタ速neo