換気されてないですよ…

ここでは、「換気されてないですよ…」 に関する記事を紹介しています。
先日、工事にお伺いしたお客様宅でのことです。

洗面所とトイレのクロスの貼り替えがあり、私がトイレの天井のクロスを
めくりはじめたところ、何気に違和感を感じました。

「あれ?この換気扇、全然吸ってないんとちがう…!?」

天井にあるのは親子換気扇(多室用換気扇)の子供の方の吸い込み口です。
そこで、カバーをはずしてみました。
MK01

(なんだこりゃ!?)

アップで撮ったのがこちら。


MK02

樹脂でできた本体と一体化した筒が上の方でL型に曲がり、フタのようなものが
ついています。

たいていは、マンションの天井についている親子換気扇の「子」側は、
空気の通り道であるダクトの端部が丸くポッカリと開いていて、
それにカバーがついているだけのはず…このフタは!?

そこで、いちおう換気扇を止め、手でフタを押してみると、
軽い力で向こう側へ開き、手を離すと戻ります。
そう、これは、空気の逆流を防止するシャッターなのでした。

(シャッターって、ふつう親機とダクトの接続部分についているよなあ…。
 なんで、こっちにもついてるんやろ)

つまり、下の写真のように、換気扇本体から突き出た黒いパイプ状の
部分の中にシャッターがついており、点線で表されたダクトを通って
各部屋から吸い込まれた空気が他の部屋に逆流しないように
なっているのです。

MK04
(※写真は、パナソニックの換気扇カタログの28ページより)

不思議に思い、親機がついているユニットバスの天井を見てみると、
ごく普通の天井埋め込み型換気扇がついています。

(これは、やっぱり、シャッターが本体側に付いているタイプやわ)

ということで、ピンときました。

これは、ユニットバスの入れ替えか何かで、換気扇を取り替えた時に、
ユニットバスの天井についていた親機だけを取替え、トイレの天井に
ついていた子機(機…といっても、機械は内蔵されていないのは、おわかりですね)
の方は吸い込み口のセット(カバー)を取り替えなかったのでしょう。

ユニットバスの元の換気扇は、親機にシャッターがついていないか、
"中間ダクト型"といった他のタイプの換気扇だったのかもしれません。

とにかく、これでは、シャッターが二重についていることになり、
逆流を防ぐ以前に、換気扇の親機が、遠くはなれた部分のシャッターまでを
上げる力は発揮できなかったのでしょう。

(シャッターとは言っても、このタイプのものは、電動で開閉するような
 複雑なものではなく、換気扇が空気を吸う時に一緒に引っ張られて
 ふわっと持ち上がるような簡単なつくりです)
 
そこで、お客様にざっと内容をご説明し、換気扇を買い換えるなら
親機(と子側のセット(^^))、機器が壊れているわけではないので、
しばらくこのまま使うのなら、トイレの「子」側のシャッターを
はずしましょうということになり、後者となりました。

「では、フタとっちゃいますね…」

MK03

これで、空気の通り道である銀色のダクトがすっかり見え、空気がちゃんと
吸い込まれていることが確認できました。

そして、後から気がついたことには、ユニットバスの親機はM社製、
トイレの子機(カバー)には、P社のロゴマークがついていました。

「子の方にシャッターがついていなければ、別に、親機だけしか
 取り替えなくても大丈夫だったのですが、普通はセットで
 販売されていますから、どうして子機のカバーは替えなかったんでしょうね、
 前の業者さんは…。」

お客様と「面倒くさかったのかな?」「知らなかったんやろうか…」
いろいろと言いながら、ユニットバスを変えてからすでに10年以上経過しており、
気がついて良かった、トイレにカビが生えなくて良かったと喜びあったのでした。


さて、今日の記事は…
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