リフォームは細部の納め方が肝心

ここでは、「リフォームは細部の納め方が肝心」 に関する記事を紹介しています。
さて、前の記事と同じ現場、とある店舗付き住宅の改装です。

この現場では、前回の記事の反対側の出入り口も既存の壁を撤去し、
売り場が見渡せるようにリフォームしました。

リフォーム前はこちら。
K43

しっくい塗りの壁と型板ガラスのはまった木枠で造られた間仕切りです。
これを撤去します。


まずは、型板ガラスと、ドアを撤去。
K31

さて、ここからがリフォームならではの考えどころ。

壁を撤去した跡の壁はこのようになっています。
(新築時、先に間仕切り壁の下地を造ってから、
 周りの壁の仕上げをしてあった、ということですね。)
K34

床に接する部分は、このとおり。
K32

(床材も、間仕切り壁の下地を造った後で貼られたようで、
 間仕切り壁があったところにはフローリングがありません。)

住宅のリフォームなら、ご予算にもよりますが、壁も床も仕上げを
一新したいところ。

ただ、今回は店舗の売場なので、最低限のコストをかけて、
見た目もほどよく周囲に馴染ませる、という方法をとりました。

そこで、見積時には 壁の撤去跡部分には元の壁と同じ幅で見切り材を
取り付け、付柱のように見せ、塗装で仕上げる、

壁に小窓を新しく設ける予定だったので、それらの見切り~見切りまでを
現状のしっくいに近い色でクロス貼りにする、という算段をしていました。
(床は元の框を撤去して、壁の下になっていたところまで
 新しい框を取り付け、既存の床とつなげるだけです)

しかし、夫がここはこだわりを見せ、

「腰壁に、撤去した間仕切り壁から取った同じ化粧合板を
 移植して埋める!」と言い出しました。

手間はかかりますが、工事後の見た目はもちろんそのほうがベターでしょう。

そこで、このように、腰壁より上は段差を埋めてパテ処理、
腰壁自体は化粧合板を継ぎ接ぎ、補修しました。
K37
(うっ、このままではちょっと…^^;)

上の移植直後の合板周りにウッドコークを充填し、
さらにカモフラージュすると…
K38
(これならアップに耐えられる!?)

反対側も、同様に"化粧合板の移植"。
K35

さて、ここまではとても良い感じに進みました。
ところが、新しい上がり框と床の高さに問題が…

というのは、この写真でわかりますかね?
(クリックで拡大します)
K18

元の框をはずして、新しいリフォーム用の框(断面がL型になっており、
一般的なフローリングの厚みと高さが合うようになっています)
を取り付けようとしたところ、元のフローリングの上に、厚さ
6ミリほどの、薄いフローリング材が上貼りされていたのです。
(以前に一度、床材がリフォームされていた!)

このままL型のリフォーム框を、その二枚目のフローリングに沿って
取り付けたのでは、その下のフローリングとの段差分、
框のほうが高くなってしまいます。

かといって、リフォーム框をその下の方のフローリングに沿わせ、
厚みを解消する下地を敷いてから置くとなると、
框と床の高さはそろうものの、
二枚目のフローリングと新しい框の間に、
2cmほどの隙間ができてしまいます。
これでは、フローリングの補修方法がありません。
(元の間仕切り壁と床材との位置が原因)

そこで、残された手段は、下の方のフローリングを上のフローリングから
はみ出た部分だけ撤去する、という方法でした。
(つまり、下のほうのフローリング材だけを2cmほど
 切ってめくる)

これだけでも結構な手間ですが、ここでは確か、L型の框の幅が
足りなくなるので、元の框の下地となっていた角材も
2cmほど切り落としたんだったかな…施工当人の夫は
覚えているでしょうが、私は忘れてしまいました(^_^;)

まあ、そんなこんなで、職人魂でこだわった結果、
このように、すっきりと仕上がりました。
K41

こちらも、新しい框の形に合わせ、式台となる部分
(台形のところ)を造りました。
どちらの方向にも床に上がりやすくなりました。

このように元の写真と比べると、「なんだ、間仕切りとっただけやん!」
という感じですが、それなりに手間がかかるのはご理解
いただけましたでしょうか(^_^;)
K31

さて、ここからは、オーナーさんが什器のレイアウトをされたり、
商品をディスプレイされたりしていくわけですが、
来春に向けてこのスペースがどのように変わるか、
とっても楽しみな私達なのでした。


さて、今日の記事は…
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