"高齢者配慮"浴槽なのに!?

ここでは、「"高齢者配慮"浴槽なのに!?」 に関する記事を紹介しています。
先日、某市営住宅の浴室のリフォームの引き合いがありました。

リフォームのきっかけは給湯器の取り替えでしたが、
住まわれているのが高齢の方で、現状の浴槽をまたぐのに、今よりも
低い浴槽に変えて、出入りがらくになるようにしたいとのことでした。

そこで今回は、INAXの"高齢者配慮"の浅型浴槽をご提案。
商品はこちらです。(画像クリックで大きく表示)

YB001

この浴槽なら、現在浴室内のコンクリート壁に露出配管で取り付けられている
水栓を浴槽の縁に取り付けることで、配管が見えなくなってすっきり。

露出配管に干渉しなくなったスペースを利用して、浴槽の横幅が
現状より20cm広がりつつも、高さは約10cm低くなり、
今回のご要望にぴったり…

と思いきや、ひとつ問題点?があったのです。

というのは、


この浴槽にセットする専用の水栓が、2ハンドルのタイプしかなかったのです。

YB003

つまり、お湯と水のハンドルが別々になっており、それぞれを
握って回すタイプ。

お客様が時々行かれる銭湯(健康ランド?)だと、レバータイプのハンドルの
水栓がついており、そのほうが使い勝手が良いので、そういった水栓を
つけてもらえないかとおっしゃるのです。

このようなタイプですね。
YB002

ところが、メーカーさんに確認すると、この浴槽の場合、
専用の2ハンドルの水栓しか取り付けられない、とのこと。

似たような形状なのになあ…と調べてみると、レバーハンドルの方は、
混合水栓のせいか、本体に厚みがあり、浴槽の縁に取り付けようとする場合、
壁と水栓が干渉してしまうということがわかりました。

こうなると、水栓を浴槽の縁に取り付けるのではなく、現状と同じ露出配管で
壁付けにして、レバーハンドルの混合水栓にして浴槽を小さくするか、
浴槽のサイズや高さを優先して、2ハンドルの水栓で我慢する(?)しかありません。

結果的には、お客様は、2ハンドルで"高齢者配慮"浴槽を設置するほうをお選び
頂きましたが、施工する立場としても、少々心残りです(^_^;)

せっかく高齢者の方に配慮した浴槽であれば、腰掛けを兼ねて!?浴槽の縁を
広めにしてでも、レバーハンドルの水栓を選べるとさらに便利ですね。

歳を重ねると握力がにぶる、といわれるように、私自身もハンドルタイプの
水栓をきっちり締めていなかったり、皿洗いの時に、お皿を落としたり(笑)
することが増えました。

キッチンや洗面化粧台の水栓はレバーハンドルが主流になってきている今、
こういった水栓も、ぜひ配慮して頂きたいものです。


さて、今日の記事は…
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