「口」でパテする職人・「手」でパテする職人

ここでは、「「口」でパテする職人・「手」でパテする職人」 に関する記事を紹介しています。
わたしの夫は、職人で、自称「多能工」です。

内装職人…つまり、クロス貼りの弟子入りからスタートしたものの、
新築現場よりリフォーム現場で働く機会が増えるにつれ、
必要に迫られてか、興味のおもむくままか、どんどん
施工の範囲を広げていきました。


そして、フローリング施工をし、クロゼットを造り、
私とともに独立したころから、ますます加速度が付き(笑)、
屋内の給排水の技術を習得、軽微なガス工事の資格も取りました。

と、前置きが長くなりましたが、得意中の得意は、やはり、
「壁や天井のクロスの貼り替え」です。

ホームページのほうでも書きましたが、
(「内装職人のつぶやき(ぼやき?)」)
夫は私には「水と空気意外なら、どこもでも貼れる」と、
いつも豪語しているものの、お手上げの場合が実際には
たくさんあります。(笑)

リフォーム現場では、古い壁クロスをめくった跡の、
さらに下の古いクロス、つまり、前々回のクロスの下地が
悪い場合。

新築現場では、下地のボードなり、コンパネが、継ぎ目で
突き上げている場合。
オーバーにいうと、壁の継ぎ目が凸型に手前に出っ張っている場合、などです。

「すき間や、穴や欠けた部分は、なんぼでもパテできるけど、
 でっぱったところには、パテできへんもんなぁ~」

それでも、突き上げた部分が、他の面とつながるように、
通常の倍の幅まで、限りなく広~く、薄~く
時間と手間をかけてパテ処理をしたのに、結局、ボードから
貼り直し、なんてこともあったそうです。

パテは、粒子の違うものを何種類か、パテを塗っては乾かしながら、
何回も重ねる必要があります。
(少し割高な「リフォームパテ」というのもありますけど)

リフォームでクロスの貼替えの見積もりを頼んでも、
よほど事前に壁の穴や傷みがわかる時以外は、
「パテ代」は計上されていないことと思います。
とくに必要がないことが多いからかもしれません。
(ただ、後から「追加請求」はしにくいものですよね。)

しかし、夫のような、自称「職人のプライド」を持ち歩いていると(笑)、
パテは誰にも言われなくても、費用がでなくても、
(ちょっと面倒だなと思っても)、ここは必要だと思えば
きちんとやります。

ところが、中には、「手」でするパテの変わりに、
とにかくテキパキ貼っていって、
結果、表面に出てから、「口」でパテをする職人さんがいます。
つまり、「トーク」できっちりカバーしてしまうのです。

(もちろん、終わった後のコメントすべてが、言い訳だとか
 ウソをついている、というのではありませんよ。)

「孫請け」や「やしゃご請け」になると、無理な条件の上に
安い手間賃ながら、
一生懸命に「手」でパテをしている職人さんもいれば、
どうせこんな値段なら、と「口」のパテで済ます(?)職人さんもいます。

下請けなら、直接お客様には「パテ代もらえますか?」
とは 聞けないですし、元請さんから「パテ代は出さないよ」と
聞いてきてるかもしれませんから…。

かと思えば、「手」でパテをしたいのに、工期に追われ、
「口」でパテをせざるをえない、という現場もあることでしょう。

私たちとしては、パテにかかわらず、
なるべく、職人さんが、気持ちよく「手」を使って仕事が
できる適正な費用とそれなりの日程を心がけたいものです。

さて、今日の記事は…
クリック(応援)お願いします!

人気ブログランキングへ
関連記事

ブログパーツ
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://reformdaisuki.blog107.fc2.com/tb.php/7-faecd868
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック