クロス職人に"ちり"と"ほこり"は不可欠

ここでは、「クロス職人に"ちり"と"ほこり"は不可欠」 に関する記事を紹介しています。
「クロス職人にとって"ちり"と"ほこり"が不可欠だって~!?
 壁紙にのりをつけて貼るのに、ちりとかほこりは大敵やろ!
 だから、現場に呼ばれて大工さんと相番になったら、
 お互い気を使うのに…」

という声が聞こえてきそうですが(^^;)、
もちろん、ここでいう"ちり"は、掃除の時の塵取り(ちりとり)でいう方ではなく、
建築でいう、「散り」(ちり)のことです。
つまり、垂直な面と面同士のずれ、水平面でいうところの段差、のことですね。

先日、夫がクロスの貼り替えの下請けで伺った現場、
下の写真のように、ドア枠と壁面に「散り」がなかったのです。


つまり、ドア枠と壁面がフラット(いわゆる面一…ツライチ)になっているのです。
MG03

写真は、右上の角のジョイント部分から下だけ、
クロスをめくったところです。
(※クリックで拡大します)

クロスは品番によって厚みが1㎜前後のものがありますが、
最低限このクロスの厚み以上の「散り」は必要ですし、
めくれにくくしようと思えば、さらに1㎜以上の段差は欲しいものです。

おそらく、新築時にタイルかじゅらく壁だったものを、クロスが貼れるように
前回のリフォームで新たな壁下地を足されたのでしょう。
今回は、敷居の取り替えることになったので、合わせて
ドア枠に見切り材を取り付けて、「散り」を作りました。
(完成後の写真は撮り忘れました…残念(^^;))

ところで、この現場、もうひとつ「散り」のマズい例がありました。

壁へ埋め込みの収納がついていたのですが、おそらく
壁の厚みが足りなかったのでしょう。
壁の中に埋まるはずだった部分が見えてしまっています。
MG01

つまり、「散り」が予定より出すぎてしまったとも言えます。

上の写真では、その部分までクロスを貼り伸ばしているので
わかりにくいかもしれませんが、クロスをめくった写真では
その部分が少し目立ちます。
MG02

リフォームではこういったことは、なきにしもあらず、ですが、
これも本来クロス貼りをする部分ではないので、クロスの端部を
収めにくいし、「散り」によってはめくれやすくもなります。
(上の例では、出っ張った垂直面と鏡のフレームのとの「散り」のことです)

リフォームでは、新築時には普通にある「散り」が、やむをえず
なくなってしまうことがあり、後から「見切り材」を足して
散りを作るか、「見切り材」(+施工費)を節約して?
上のようにクロスでなんとか収める(^^;)場合があります。

クロスの職人さんにとってはたいへんですが、
ぜひ、「ほこり」を持って頑張って収めていただきたいものです。

(あら、不可欠のほこりって…(^^))

さて、今日の記事は…
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