図面を見てもらうには

ここでは、「図面を見てもらうには」 に関する記事を紹介しています。
職人の夫と組んで仕事をしていて矛盾を感じること。
それは、

「図面が無いと文句を言われ、図面を渡すと意外と見てくれない…(^^;)」

です。

新築では、ゼロの状態から作るので、図面に忠実に作るのは
基本中の基本でしょうが、リフォームでは、すでに作られた空間(すきま?)
にあてはめるように作る場合があるので、図面で四角四面に寸法を入れても、
実空間では誤差がでてきたりするのですね。

そうすると、「ここの寸法はどっちを基準にする?」とか、
「ここはこの高さを優先して」などなど、結局は現状に合わせて
調整することが多々あります。

そこで、私のように現場に常駐している場合、
(張り付いているともいう(^^;))


どうせ寸法が変更になる詳細な図面作成に時間をかけるより、
大事な寸法がメインの図面を用意し、あとは
その場で口で説明してしまえ、となるのですね。
(相手の職人がほとんど夫となりますし…)

そこで、お客様との打ち合わせ用の平面図はあっても、
施工用の詳細図面はあったり無かったり。
すると、無いときは夫から文句を言われ、
あったらあったで、図面に描いてあることでも
図面を見ずにいきなり聞いてきたりするので、
困ったものです。

ところで、今週~来週は、大工工事で家具を造るのが
メインの仕事。夫に矢のように図面を催促されたものの、
描く限りはなるべく図面から読み取ってもらえるようにと思い、
こんなイラストを用意しました。(色分けがちょっと派手に(^^;))
Z02

「部分的に納まり違うから、平面とか展開とか描いてもわかりにくいやろ。
 全体のイメージ図を描いたから、わからないところだけ聞いてね。
 板の厚みも三種類使うから、色分けしといた。
 一番使う厚みのは白にして塗ってないから…」

すると、「おお、こういうわかりやすいのがあったらいいわ。
     今までこんなん描いてくれへんかったやん…」と夫。

ここで、ふと思い出しました。
前に立ち読みした建築図面の本で、
"実際につくれる図面を書く"というような言葉があったなあと。
つまり、図面と名のつく書類であっても、それだけでは
見積もりができない、施工ができない、材料が特定できない、
という図面が案外多いものだ、ということですね。

私の場合も例にもれず?自分の頭の中ではきちんと決めたつもりでも、
いざ図面にあらわすと、寸法が抜けていたり、寸法のつじつまが合わなかったり、
描きもれがあったりするので、ギクッとしたものです。

それに、もう一つ、建築専門誌のリフォーム特集では、
"読んでもらえる図面を描く"というようなフレーズも見たなあと。
(これは、後で確認したら、"現場に貼っておいてもらえる図面"でした。
 わかりにくかったり、必要な情報の載っていない図面は、
 現場ではおろそかにされるから、とのこと(^^;))

お客様には、どちらかというと、図面よりイラストを多用して
プレゼンする私ですが、
Z03

Z01

施工現場でももっと活用したいと思いました。

今でこそ、ほとんどの施工は夫が担当しているようなものですが、
昔お世話になった大工さん(夫の師匠)は、私が打ち合わせで
納まりの仕方に悩むと「こんな納め方は?」と、イラストを描いて
フォローして下さったものです。

さて、上のような家具の「イラスト」、これからもう数点描かなくてはなりません。
がんばろう(^o^)/


建築知識 2011年 03月号 [雑誌]

エクスナレッジ (2011-02-19)

さて、今日の記事は…
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コメント
この記事へのコメント
二度目の登場でございます
2007年のブログオーブンから順に読み始め遂に完読致しました
職人さんネタは本当にコンピューター屋ネタとかぶって面白いです
最近自宅の壁紙の補修がてら壁紙張替えの練習中ですが
とにかく難しい
親戚が大工一族なので子供の頃は自分も将来は職人と思っていましたが
ならなくて良かったです
私には『無理』コンピューター屋が天職でした
クロス張りの技術ネタお願いします
クロスを破らないカッターの入れ方とか 普通に(職人さんレベルでなく)それなりに真っ直ぐ張る方法とか
これからも楽しみに読ませて頂きます

2013/10/03(木) 18:41 | URL | じさま #-[ 編集]
こんばんは。
なんと記事完読頂いたとのことですが、私のくど長い文章(^^;)を
よくぞお読みいただいたことと、感激するやら恐縮するやらです。
ブログは自分の記録のためであったり、同業のビギナーの方の
ご参考になればと書いている部分が多いのですが、違う業種の方から
面白いと感じて頂けてとっても嬉しいです。

さて、ご質問のクロスの貼り方のコツについて、夫に聞いてみました。
クロスを破らないカッターの入れ方としては、こまめに刃を折って、
常に切れ味をよくしておくこと。(極端に例えれば、ジョイントを
1mほど切るごとに刃を折っている感じ!?…刃の消費激しいです)

あと、まっすぐに貼る方法ですが、クロスが90cm幅で、
壁の高さ2.4mの長さのクロスを貼ろうとすると、90cmの部分を
天井際に当てる時に廻り縁に平行に当てて貼ろうとしがちですが、
部屋のコーナーだったり、ドアの枠など、垂直なところに、
平行になるように当てながら貼るとまっすぐ貼れる、とのことです。
(このニュアンスが伝わるか難しいですが)

このあたり、文章でご説明するより、動画などでお見せできると
よいのでしょうが、また動画サイトなどで検索してみて下さい(^^)
私たちもいつかまたご案内できるようにします。いつか…(^^;)

今後ともよろしくお願いします!
2013/10/03(木) 21:02 | URL | iegasuki(tanegasuki) #-[ 編集]
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