階段づくりは見た目よりは難しい

ここでは、「階段づくりは見た目よりは難しい」 に関する記事を紹介しています。
ウッドデッキを施工したらセットのように、また、お庭などで
単独で依頼を受けるもの、それが階段です。

「家の中の階段なら難しそうだけど、庭にちょっと置くだけなら
 板をカットしてはしごのように組んで立てかけるだけでしょ?」

と思われるかもしれませんが、とんでもない(^^)

階段はやはり、難しいものです。

特に屋外だと、

こんな場所、つまり、



TK21

作りたい階段の高さや奥行きが計りにくいところが
あったり、

TK22
(完成後)

こんな場所、
MK01
(石垣があちこち出っ張ってる^^;
 そして、足元、右側には溝が)

があったりします。

さて、先日は、上の写真の階段の造り替えのご依頼がありました。
現状はちょっと幅が狭そう。
しかし、一番下にはずれ止めのアングルが設けられていたり、
水切れを意識した工夫を感じる、味のある階段です。
MK03

でも、よく見ると、階段の踏み板を釘で上から留めているからか、
釘の穴周りから腐ってきています。
MK02

MK05

そこで、今回はせっかく造り替えなので、
階段の幅を広くし、少しでも腐りにくく長持ちするように
工夫することにしました。

溝があって、階段を支えるささら桁を広くとれないので、
ささら桁の幅を狭くし、踏み板がかぶさるようにしました。
また、ささら桁を大きく欠き込んでしまうと弱くなるので、
切り欠きは少なめに、その分、踏み板のささえを
内側に足しました。
MK04

踏み板は、裏からビス止めし、その上に踏み板の支えを留めます。
MK06

組み立てた階段を仮置きし、水平をとりながら取付けます。
MK07

階段の上端、下端をアングルで固定し、
完成です。
幅が少し広がり、お客様に喜んで頂けました。
MK08

完成写真を見ると、"大した階段じゃないな~(^^)"かもしれませんが、
材木のサイズから勾配や蹴上の高さを計算し、
あらかじめ設計図を作っています。
しかも、今回は、図面を拡大コピーし、一部分の実物大型紙まで造りました。
材木を切り出すときの確認用です。
材料を加工する前に、結構な手間暇をかけています(^^ゞ

ところで、このような階段を作るときのポイントは、
階段の一段目です。

階段を置くスペースの前後方向に余裕があるなら、
一段目を踊り場(階段を上がりきった場所)と同じ高さに
すると階段の設計や取付けがしやすいのです。

そうでないと、階段の一段目だけがやむを得ず幅が狭くなったり、
固定方法が難しくなったりするのですね。

MN06

MN08

大工さんは、"階段を作れるようになると一人前"と言われる
と聞きますが、たかが階段、されど階段…なのでした。


さて、今日の記事は…
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