リフォームの見積り、こんなに値段に差が!?

ここでは、「リフォームの見積り、こんなに値段に差が!?」 に関する記事を紹介しています。
先日、玄関屋根の庇の造作工事に伺いました。

ビフォーはこちら。
KH02

注文住宅で、この庇部分はもともと母屋と一体のデザインとして
設計されていたようで、とても凝った造りになっています。

木造の軸組は一本一本がこのように、


上部が板金でカバーされ、腐りにくい配慮がなされています。
KH01

途中で、修繕のために中央から左にかけて、
アクリル板らしきものが張られていますが、
もともとは、右側のような網入りガラスがはまっていたのでしょう。
KH03

ただ、当時は今のようにウッドデッキ向けの木など、屋外で使っても
耐久性の高い木材というのは出回っていなかったのでしょう、
ラワン材が使われており、塗装に加え、板金のカバーをされつつも、
経年変化でこのように腐ってしまっていました。
KH09

経年変化といえば、軸組の材木の傷みのせいか、庇自体が自重でたわんできたようで、
過去にはアルミ製の梁と柱でつっかえをする補強工事もなされたようです。

そして、今回、とうとう庇自体を造り替えなくては、という運びになったのですが、
お客様、私どもに声をかけていただくまでに、すでに、3~4社に見積りをご相談
なさったとのこと。

ところが、軒並み◯△万円前後、アルミ製の既成品を取付けますとおっしゃった業者さんも
あれば、現状と同じ造り(木造で板金と網入りガラス!?)にしますと言われた業者さんもあり、
中でも、一級建築士の同行で来られた工務店さんからは、◯△万円の2倍の見積りだった
そうです。

そこで、思いがけない金額に困惑されたお客様、しばらく保留にされていたのですが、
たまたま、とある方のご紹介のご縁で私どもを知ってくださり、ご相談を頂くことと
なりました。

下見の際には、そのようなお話を伺っていなかった私たち、いくら予算を抑えめにと
お客様からのご要望があっても、玄関にポリカーボネイトの波板というわけにもいかず、
ポリカーボネイトの平板を張る、そして、母屋との雰囲気がちぐはぐにならないように木造で、
それなら耐久性の高い木で、と考えた私たち、サイプレスという木材を使った
お見積りを"恐る恐る"提出したのでした。

(ウェスタンレッドシダーも候補に考えたのですが、サイプレスの方が、
ポリカーボネイトの板を留めるための部材の関係上、高価ながらも
規格サイズがちょうど良かったのですね。)

「お客様が思っていらっしゃるより、ちょっと、お高いかな~、
 玄関の庇にこのお値段…でも、サイプレスだし、波板じゃないし…(^_^;)」と
思っていたら、

数日後、お客様から「これで、お願いします。」とご依頼を頂きました。

後からお聞きすると、私たちの出させて頂いたお見積りは、
他社が持ってきた平均的な◯△万円の6掛けくらいだったのです。

私と夫はびっくり。私たちはメーカー既成品のアルミ製の庇はお見積り
していませんが、お客様がアルミか木材かに特別こだわりが無かった以上、
木造で良いなら、シンプルな軸組でいろいろ考えられたはずで、それなら
私たちとそれほど変わらない金額でお見積りができたと思うのです。
(私たちは職人+プランナーで、その他に"間にかむ"人がいないので、
 有利ではありますが、4割も差がつくとは考えにくいのです)

考えられるのは、ポリカーボネイトの平板は、波板と違い
そのままではビス留めできないから、 (寒暖の差で伸縮して割れてしまう)
納まりの加工や部材にコストをかけようとしたのか?

とはいえ、私たちも、ポリカーボネイトの平板の抑えは、アルミとゴムパッキンを使い、
その分、木造だけのコストよりはお見積り金額に反映しています。

不可解ながらも、とにかく無事工事が終わり、お客さには
とてもお喜び頂けたのでした。

ということで、工事の模様をもう少し。

元の庇を撤去した跡の破風板がカサカサになっていたので、
新しい庇と同じく木材保護塗料を塗っています。
(写真の下の方に横に伸びているのが、アルミ製の梁です)
KH05

玄関前の階段に脚立を立てるときには、左側のような”補助脚”が便利♪
KH04

元の庇の軸組になっていたラワンより、厚みは倍以上、その分、高さは
抑え目のサイプレスは軸組のピッチを大きくしました。
(前より少し明るくなったような♪)
KH06

半透明のポリカーボネイト平板を張り…
KH07

雨樋を取付けて完成です!
サイプレスは塗装しなくても保つといわれるくらい、
屋外での耐久性には定評のある木材です。
施工前と施工後に木材保護塗料を塗ってある(擦り込むともいう(^^))ので、
ウッドデッキのように雨ざらしでなく、屋根材が上にある分、
さらに長持ちしてくれることでしょう。
KH08

雨樋といえば、下見の時に、「ここ、雨の日に、インターホンを鳴らして待っていると、
ちょうど立ってるところに、上からボトボト雨水が垂れてきて困るのよ…」
とご実家の方がおっしゃっていました。

そこで、今回は庇を元のものより少し伸ばし、雨樋もつけさせて頂きました。

「よその業者さんの見積りでは、雨樋は入ってたのかなぁ…」

施工後に耳にした相見積もりのお話に、いろいろと想像をふくらませる
私たちなのでした…(^^) 

さて、今日の記事は…
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