カーポートは基礎のサイズを要チェック!

ここでは、「カーポートは基礎のサイズを要チェック!」 に関する記事を紹介しています。
前回の記事では「フェンス切り詰め」についてご紹介しましたが、
同じ現場で今回は「カーポート」の施工をさせて頂きました。

まずは、ビフォーです。
TK01

こちらの駐車場では、もともと跳ね上げ式のゲートが取付けられていたのですが、
今回、そのゲートを撤去し、カーポートを取付けることになりました。
上の写真は、ゲートの柱と本体を撤去したところです。

この駐車場は、インターロッキングのような仕上げになっており、
表面のレンガをめくると、下は土となっています。

そこで、カーポートの柱を埋めるための穴を掘っていくのですが、
その穴の必要サイズが、なんと、


幅70cm×奥行60cm×深さ55cmです。
そこで、我が夫と、もうお一方の職人さんとで、せっせと土を掘っていきます。
TK03

おや、上の写真では、職人さんがなにか道具を持っています。
土を掘るのに電動工具…? ええ、これは、ハツリ機です。

なんと、この駐車場のレンガ敷の地面の下は、土の部分は少しだけ、
その下は土というよりも、石のような地盤だったのです。
TK02

この住宅地は、山だったところを造成されたのでしょうか、
石といっても、なにかの繊維のように、ある方向への力には、
比較的簡単にサクッと割れるのですが、かといってスコップが
そのまま入るわけではなく、ハツリ機で少しずつ崩しながらの
作業となりました。(まるで、石切り場のようでした(^_^;))

ここでちょっと深さを確認。
表面のレンガの厚みや、穴の底に敷く砕石の厚みを考慮しつつ、
さらに掘り進めます。
TK04

13.3cm×8.4cm角の柱が"か細く"見えるくらいの穴の大きさですね~(^^)
TK05

穴が掘れたら砕石を敷いたあと、コンクリートを流し込みます。
柱は4本。容器に砂セメントを入れ、撹拌機で回しながら
最後に砂利を加え、コンクリートを作りますが、何杯分練ったことでしょうか…
(砂とセメント、砂利などそれぞれ20~25kg入りの袋に換算して
 合計40袋以上使いました…(^^;))

ちなみに、今回は、基礎の上にレンガを戻すことができたので、
仕上がりではこのように基礎の部分は見えなくなりました。
TK06

ところで、こういったカーポートの基礎の部分、台風の風圧や積雪の重みに
耐えるためには、とても大切な部分なのですが、どうも、業者さんによっては
寸法が違ってしまっているところがあります。

というのも、例えば、LIXILのカーポートの図面(こちらのリンクをご参照
にあるように、カーポートを建てる地面が土の場合は、70cm×60cm角、
土間コンクリートの上に建てる場合でも、40cm×30cm角で、深さも60cmほど
必要です。
(メーカー商品の構造や強度、施工地域によって寸法異なる場合があります)

ところが、ネットなどで施工例の写真を見ると、明らかに小さいのでは?
と思われるものを目にしますし、職人仲間からも、「柱周りだけ大きくハツって、
下の方はほとんど掘らずに、表面だけ見ると、さも、下まで大きく
基礎があるように見せている現場がある」という噂を聞くこともあります。
しかも、「コンクリートならまだしも、砂利を混ぜずにモルタルのまま流し込んで
る業者もある」とのこと。

リフォームというと、建築のプロが施工していると思われますが、
最近は、施工に重点を置いたリフォームではなく、商品を売るための
リフォームをしているかのような、ブローカー的な業者さんが見受けられます。

このような業者さんは、商品の薄利多売で利益を得ることが優先なのか!?、
正規の施工方法を知ってか知らずか、コスト計算から考えても
施工のための費用が残らないような価格をアピールされているようです。

下請けの職人が施工費を叩かれるだけならまだしも、
残土…つまり、掘り返した土の運びだし~処分費や
コンクリートの材料費(運搬費)などがきちんと出ないような値段だと、
不本意でも手抜き施工にせざるを得ないのかもしれません。

カーポートは一度コンクリートで柱を固めてしまうと、簡単にやり変えはききませんし、
例え造り直したところで、余分な日にちがかかります。
施工不良を知らずに使い続け、実害が出たころには、
施工業者もその担当者も行方しれず、という可能性も無きにしもあらずです。

家の中の工事で、構造や下地、設備との取り合いがあり、それなりの建築知識や
経験がなくてはきちんと納まらない施工と違い、テラスやカーポートなどの
単体の商品の場合は、組み立て方がわかれば素人でも施工可能です。
だからこそ、建築知識のない(施工不良による強度不足の怖さを知らない)
業者が安易に商品を施工付きで販売しているケースもあります。

カーポートの施工を依頼されるときには、サイズ、屋根の高さ(停める車の高さに
見合うゆとりがなければ、オプションで長い柱が必要)、柱の位置などを
きちんと打ち合わせされるとともに、基礎のサイズなども業者さんに確認されることを
おすすめします(^^)

さて、今日の記事は…
クリック(応援)お願いします!

人気ブログランキングへ

関連記事

ブログパーツ
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://reformdaisuki.blog107.fc2.com/tb.php/764-c636be33
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック