先日、テラス屋根の工事が完了しました。
ビフォーはこちら。

おうちの外壁と、ブロック塀に囲まれたスペースが台形となっています。
市販のアルミ製のテラス屋根にしようとすると、特注部材が必要となり
割高になるため、お客様とご相談の上、ツーバイ材を利用し木製にしました。
そこで、ざっくりとした完成イメージ図を作ります。
上から見るとこんな感じ。筋交いなどは、後からバランスを見ながら(^^)

このように、テラス屋根を木材で台形に組むことは、特に難しいことでは
ないのですが、問題は、
ビフォーはこちら。

おうちの外壁と、ブロック塀に囲まれたスペースが台形となっています。
市販のアルミ製のテラス屋根にしようとすると、特注部材が必要となり
割高になるため、お客様とご相談の上、ツーバイ材を利用し木製にしました。
そこで、ざっくりとした完成イメージ図を作ります。
上から見るとこんな感じ。筋交いなどは、後からバランスを見ながら(^^)

このように、テラス屋根を木材で台形に組むことは、特に難しいことでは
ないのですが、問題は、
このように、柱の位置が奥に向かって内側にはいっていくことになり、

正面から見ると、屋根の先端部分に右に向かって勾配がつくところです。

それと、それぞれの柱を塀に添わせるよう平行に建てるのか、
テラス屋根の垂木に垂直に取付けられるよう、
塀にそれぞれ角度をつけて建てるのかも悩ましいところ。
(上のイメージ図では、垂木に垂直に柱を取り付けるようになっていますが、
後から柱を利用して桟をつけたり、囲ったりする場合は、
塀に平行に柱を配置したほうが便利ですね)
では、実際の工事風景を…。
まず、外壁にテラス屋根の受けとなる材木を留めつけた後、
外側のフレームを組み、勾配を確認します。
柱の位置を正確に割り出すまで、代わりの角材で受けておきます。

柱の位置が決まり、束石をモルタルで固定したら、
あとはテラス屋根の垂木と波板受け材を組んでいきます。

完成です。
当初は、テラス屋根にポリカーボネイトの波板を貼って完了、
の予定でしたが、お客様から追加で、ブロック面と両サイドの囲いの
ご希望が出ました。物干し竿の受けも材木で作りました。
(結局、柱は塀に平行にならべることになりました)

ここで、もう一度ビフォー写真を。

工事前に、ブロック側にあった植栽をすべてお客様(ご主人)がお庭の
他の場所へ移植、石も動かした後をきれいに整地下さっており、
予想以上に広いスペースとなりました。
さて、ブロック塀の外、道路側から見てみましょう。
計画通り、右に向かって勾配がついていますね。

角度が急なので、いちおう雨樋の取付け角度を調整しましたが、
大雨の時に集水器を雨水が飛び越してしまわないかが
ちょっぴり気がかりなところ。お客様に、台風のときなど、
また様子見をいただくようにお願いしました。
今年の夏は台風が多かったので、強風対応はもちろん、
こちらは少し雪が積もる地域なので、テラス屋根の軸組を密にしています。
このように、いろいろと現場に合わせて工夫しやすいところが木製の良い所ですね。
またいずれ、再塗装の時期にお客様をお訪ねするのが楽しみです(^^)
さて、今日の記事は…
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