浴室のドアが「◯△□」だったためにこんなことに…!?

ここでは、「浴室のドアが「◯△□」だったためにこんなことに…!?」 に関する記事を紹介しています。
先日、とある賃貸戸建の浴室ドア周りの補修工事をさせて頂きました。

まず、ビフォーです。
写真をクリックし、拡大してご覧頂くとよりわかりやすいのですが、
左側の茶色い浴室ドア周りの床が腐って沈んでしまっています。
HC01

この浴室ドアの下の方を見ただけで、
「ああ、なるほどね、それでか…(^^)」とわかった方は、
建築関係の方…もしくは、ご自宅でのご経験がある方でしょうか?

さて、こんなにも床が傷んでしまった原因として考えられるのは、
そう、この浴室ドアが


「外開き」だから、ということです。

シャワーなどで水がかかったり、結露の水で濡れたドアが
浴室から外に開くことで、脱衣スペースに水滴が落ちやすくなります。
また、外開きのドアの下枠は傾斜も外に向いているせいで、
入浴後に脱衣スペースに出るときに身体から下枠に流れ落ちる水も、
浴室の外の床に流れやすいのですね。

では、一般的にはこのような水仕舞いを考え、内開き(または引き戸)に
されることが多い浴室ドアを、なぜここでは外開きにしているかというと…

HC14

そう、浴室が階段下にあり、壁の内側には階段の裏の壁が斜めに出ているため、
内側に開くドアだとドアが開けられないのです。引き戸にもできません。

しかも、こちらの間取りでは、浴室ドアを開けると、トイレのドアに
かぶさる形になるので、日中は浴室ドアを閉めっぱなしにすることになり、
入浴後の脱衣スペースの換気がしにくいのですね。

さて、では、いよいよ床をめくってみます。
まずは、表面のクッションフロアをはがします。
「おお、真っ黒になっている…(+o+)」
HC02

と、ここで、夫がひとこと。
「この床、二重貼りになってるなぁ」
そこで、上のコンパネをめくってみると、下から現れたのが
HC03

すっかり傷んでしまったフローリングの床でした。

そして、そのフローリングの床を撤去すると、
根太も、大引も、浴室ドアの周りはすっかり腐り、ボロボロになっていました。
HC04

こうなると、浴室側が気になりますね…タイルだから大丈夫!?
いえいえ、アルミの浴室ドアを取り付けるための枠が木製でペンキも剥げてしまい、
このようになってしまっていました。
HC10 HC11

さらに、浴室ドアの下の腐った土台の木を外そうとした途端、
ドアの下枠周りのタイルやモルタルまでがゴソッと取れ
このようにぱっくりと穴が開いてしまいました。
HC12

素足で出入りするところなので、修理のタイミングがもう少し遅かったら、
お怪我につながったかもしれません。お住まいの方がご無事で何よりでした(^_^;)

さて、こうなったら、あとは再発を防ぐべく、いろいろな対策を施します。

まずは、このように、すっかり無くなってしまったドア枠の下地を、
HC05

木製でなく、モルタルで造ります。
ちょうど、浴室内の洗い場もひび割れて一部凹んでいたタイルの床を
シート貼りの床に替えるため左官の職人さんに来てもらっていたので、
合わせてお願いしました。

HC06

HC07

根太と大引きは、プラ束を追加して補強、コンパネを二重貼りにして、
元の床の高さに合わせます。

そして、浴室側の補修です。
ドアの下地となっていた木枠の傷んだところは撤去し、腐りにくいように、すっぽりと
新しく樹脂の枠をかぶせ、バックアップ材の代わりに硬質ウレタンフォームを充填、
コーキングで仕上げました。
HC13

本来なら、このような枠は脱衣所側に取り付けるので、何か不思議な感じですが、
前のようなタイル仕上げより、水がしみにくく、もちが良いのではないかと思います。

床の方も、クッションフロアを貼り、完成です。
今回は、浴室ドアの下から部屋の四方までクッションフロアの周囲に、
コーキングを打ち、床下に水がしみにくいようにしました。
HC08

今回、傷んだ部分はいったん直せたものの、ドアの開きが同じままなので、
また同じようなことが起こらないとも限りません。
そこで、もうひとつ、小さな工夫をしました。

HC09

浴室ドアの裏にタオルバーを取付け、バスマットを掛けられるようにしたのです。
この位置にバーがあると、バスマットだけでなく、ボディタオルなど、水が多少垂れるものでも
掛けられるのですが、外開きだと床が濡れるのでだめですね(^_^;)

さて、修理が終わり、お住まいの方にも喜んで頂けました。
これからもできるだけ床が長持ちしてくれますように…(^^)

☆ちなみに、浴室ドアを外開きから内開の折れ戸にした施工例は
 過去記事をご参照下さい。『珍しい浴室ドア


さて、今日の記事は…
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