「止水栓」があるのに水が止められない…!?

ここでは、「「止水栓」があるのに水が止められない…!?」 に関する記事を紹介しています。
先日、お客様からトイレの内装工事のご依頼がありました。

お近くではないながらも、今までに何度も工事のご依頼をいただいているお客様で、
はりきって下見に伺ったところ、奥様が、

「実はこのあいだ、急にトイレが壊れてね…なんか水が…
 慌ててたから、思わず〇△□に電話して頼んじゃったの。
 あとから、うちには二階にもトイレあるんだから、
 一階のが使えなくても"家朗さん"(私たちのことです(^^))
 見に来てもらえばよかったのにって…」

   「いえいえ、私たちだってすぐに伺えるとは限りませんし、
    他の業者さんに声かけはること、ご遠慮なさらないで下さい(^^)
    今までたくさん工事させていただいてますし、他の業者さんとも
    いろいろ比べて頂けば、私たちも勉強になりますし…」 と私。

そして、さっそくトイレを見せていただきました。
(どんな機種にされたのかな?…ここのトイレは手洗い器も別に付いていたし…)

   「おお、これか~。うん、すっきり。新しい便器はやっぱりいいね~♪」と
    さっそくクロスはどんなのが合うか想像しかけている私の後に入ってきた夫は、

      「あれ?なんやこれ…」 指差した夫の目の先にあったものは、



これでした。
IT02

ちょっとわかりにくいですが、上の写真をクリックして、
拡大表示させてみてください。
トイレのタンクに給水するための給水管の止水栓(の先端)が便器の側面ギリギリ…
まさに、1cmのすきまもなく止水栓にぴったりと寄り添うように便器が設置されていたのです。

角度を変えて見てみると…やっぱり近い(^^;)
IT01


「へえ…これ、もうちょっとで便器と干渉してたよね…。ぎりぎりセーフ…」と私が言うと、夫が、

   「ぜんぜんセーフちゃうで。よく見てみ。これどうやって回すねん。
    先をペンチでつまんで回すくらいしかできへんで。
    ペンチ使っても便器にあたるから回せるかわからんけど…」

「わ、ほんまやね。これは不親切…というより、止水栓移設をお客さんに勧めるべきやんなぁ。
 いざというとき、閉められへんかったら意味ないもん。」

    「しかもな、なんかこれいやらしいなと俺が思うのは、止水栓のハンドルを
     はずしてまで便器を取り付けたってことやねん。」

「え?これ、ドライバーで回すタイプの止水栓ちゃうん?」

ドライバーで回すタイプというのは、こういったものです。
先端にマイナスドライバーを差し込むための細い溝が入っていますね。
JT01

そして、夫がいうハンドルをはずすまえの止水栓はこういったタイプです。
普通の水栓のようなハンドルがついていますね。
MT01

今回この現場で夫が指摘したものは、このハンドルを留めてあるねじを取って、
軸だけにしてしまったようなのです。
IT01

お客様に、「止水栓については何か言ってはりましたか?」とお聞きすると、
別に聞いていないとのこと。

それにしても、その業者さん、「トイレの修理するなら〇〇円かかる、新しい便器に替えるなら
□□円でできる」と言われ、お客様は割安感を感じ、便器交換を依頼されたとのこと、
その時点で、なぜ、止水栓の移設も一緒にご提案をされなかったのでしょう…?
(しかも、こちらのお客様、トイレの壁と床材は後日貼り替える予定があることを
 その業者さんにはお伝えになっていたのに…どうせならその前に止水栓移設を
 した方が一石二鳥ですからね(^^))

一般的には止水栓は便器やタンクをはさんで右側か左側についています。
タンクが部屋の隅についていて、真ん中には便器だけがあるタイプ、
TOTO SB
TOTOさんのサイトより画像お借りしてきました)

だと、真ん中に止水栓があったりしますが、背中の位置にタンクがくる
一般的な便器のセットに取り替える場合は止水栓は移設して、タンクと
接触しないようにします。

便器を取り換える前に、止水栓の位置は必ず確認しますし、
最近では、温水洗浄便座に異物が詰まって故障の原因とならないよう、
メーカーさんによってはフィルター付きの止水栓を推奨し便器にセットで販売
していらっしゃるので、トイレの止水栓は取り替えることが多く、
せっかく外すなら、不適切な位置だった場合に移設を検討するものです。

この業者さん、お客様からその名称をお聞きしました。
特にここでは書きませんが、大半の方が耳にされたことのありそうな、
大手の会社さんです。 う~ん…どうなんだろう…本当のところは。
 
リフォームにおいては、その時、そうしかできなかった、とか、お客様のご予算や
工期など、何らかの事情でやむをえずとった処置があったりするものなので、
業者さんの故意、悪意と決めつけるわけにはいかないのですが、
大切なお得意様宅でのことだったので、私たちも少しショックでした。

とにかく、今回は内装を天井、壁のクロスは貼り替え、床をクッションフロアから
樹脂タイルに貼りかえること、従来壁に設置されていた手洗い器を今回撤去した跡の
給排水の配管を埋めて、壁を補修する大工仕事があったこと、
追加費用をいただいて、(どっちみち給排水配管、大工仕事、クロス貼りは
夫がひとりで施工させていただくので(^^)) 
止水栓は便器と干渉しない位置に移設させていただくこととなりました。

「まあ、トイレの止水栓が使えなくても、家全体の止水栓で止められることは
 止められるから、今のままでは絶対にあかんということはないけど…」と夫。

   「でも、もし将来、またトイレの調子が悪くなったときとか、便器を取り換えるときとか、
    トイレの止水栓使えないからって、家全体の水を止めとかなあかんかったら
    絶対に不便やで!」 と力説する私。

さて、今回少しショックを受けた私たちでしたが、人のふり見て我がふり…では
ないですが、私たちの施工例を見て、「なんやこれ…!?」と他の同業者さんに
言われないよう(^^;)、自分たちも、気を引き締めて下見やプランや施工に
取り組まなくてはと思った私たちなのでした。


さて、今日の記事は…
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