浅型レンジフードを取替の時はココに注意

ここでは、「浅型レンジフードを取替の時はココに注意」 に関する記事を紹介しています。
今回は、「浅型レンジフード」の取替についてご紹介です。

まずは、ビフォー。
MF01

システムキッチンのセットに組み込まれている、一般的な"ブーツ型"と呼ばれる
レンジフードと違い、上のように本体が高さ20cmに納まるほどのサイズの換気扇を
浅型レンジフードと呼びます。

このようなレンジフードは、本体の上部、左右、真後ろ、どれかを選んで
排気の方向を決められるので、取替の時は、まずは、排気の方向を確認します。

「真上に吊り戸棚があるので、上方向に排気が抜けていることはないだろう…」
と早合点すると大間違い(^_^;) 吊り戸棚の中に排気の筒が隠されている
場合もあります。

ちなみに、今回の現場では、排気は真後ろに抜けていました。
(ちゃんと、実際に外に出て、排気の出口を確認しました。
 このような部材がついています)


MF06

お客様によると、本当は、この上に!?さらにカバーがあったはずだが、
強風で飛んでいってしまったようだ、とのこと。
そこで、屋外のフードも合わせて取付けさせていただくことになりました。

まずは、浅型レンジフード本体の取替ですが、現場の下見の時に、
どうも、本体がタイルの壁に埋まっているらしいことが判明しました。

これは、新築時に、キッチンの吊り戸棚や浅型レンジフードを先に施工してから、
後でその周りの壁にタイルを貼ったということでしょう。
タイルの施工がキッチン本体より先なら、もちろん、レンジフードがタイルに
埋まってしまうことはありません。

ただし、タイルが後施工であっても、先にキッチンの吊り戸棚やレンジフードを
取り付けるときに、タイルの貼り代分、すきまを開けておけば、レンジフードが
タイルに埋まってしまうことはありません。

とりあえず、今回は、タイル壁に埋まった形で設置されていたので、
お客様に、古いレンジフードを外すときに、周りのタイル壁が欠けたり、
外れたりする恐れがあること、また新しいフードとの形状の違いによって
すきまが見えたりすることをお伝えすると、コーキングで処理してくれたらOK、
との了解をいただきました。

実は、こちらのキッチンは、お客様宅ではセカンドキッチン?であり、
メインのキッチンの方を主に使っているので、補修程度でも構わない
というご判断だったのです。

仮に、コーキングで埋めるのでは見栄え上嫌だ、ということであれば、
タイルを貼り替えるなり、キッチンパネルを上貼りするなりの
壁の工事が必要となります。

では、古いレンジフードを撤去してみた写真です。
MF02

フード正面奥の壁にはかなり埋まっていたようで、今後、タイル壁を
貼り替えたりする場合に、さらに本体が埋まってしまわないよう、
また、レンジフード本体底面のカバーが外せるようにと、
本体を元のように壁の奥に埋めてしまうのではなく、奥に下地を足して、
手前に出すように取り付けることにしました。

下地を足しています。
MF04

風の逆流を防ぐダンパーがついた、専用の補助枠にパッキンテープを貼り、
本体にセットします。
MF03

ちなみに、今回のメーカーのフードでは、パッキンテープは2本付属されており、
補助枠自体と、本体との接続部の二箇所にそれぞれグルリと貼るようになっています。
「施工説明書をちゃんと読んでおかないと、うっかり捨てちゃいそうだな…(^_^;)」と夫。
   「施工説明書読まない職人さんもいてはるからね~。ベテランさんでも、
    かえって気付かずにそのままセットしちゃってるかも…ヘ(^^)ヘ」と私。

あとは、専用の取付金具を壁面に取付け、レンジフード本体を固定します。
今回は、上の吊り戸棚にもビス留めしました。
MF05

あとは、すき間の部分にマスキングテープを貼り、コーキングです。l
本体真後ろの排気口に寸法的な余裕があれば少し本体を下げ、
タイルの跡をもう少し見えないようにしたかったところですが、
本体のサイズの違いもあり、かなりすきまができました。

ちなみに、従来の流し台、セクショナルキッチンと呼ばれるものと、
システムキッチンでは、キャビネットや吊り戸棚の奥行きが違う場合があり、
新しいレンジフードの上部を見ると、吊り戸棚の奥行きとずれていることが
わかります。このあたりも、お客様には事前にご説明が必要だと思われます。

さて、本体は無事にセットできましたが、少々苦労したのが屋外フードの取付けです。
ビフォーはこちら。
MF07

この、ブリキ製の出っ張った部分を外壁ぎわで切断し、新しい屋外フードを
かぶせるのですが、脚立を立てる場所の足元が…
MF08

(ひえ~! ここから脚立ごと下の家の敷地に落下したら、
 骨折プラス、ズル剥けの血だらけちゃうの…(^_^;))

しかし、夫は冷静に、片手で面格子につかまりながら、あいた片手で
振動ドリル、インパクトドライバーを駆使し、コーキング充填まで、
綺麗に仕事をし終えたのでした。
MF09

私は、「信じられんわ…。下のお家の方に頼んで、敷地へ入れてもらって
 そこから長いハシゴかけたらよかったんとちゃうん?」と聞くと、

 「それは思いつかへんかったわ。まあ、ちゃんと出来たから良かったやん」
  と夫。

全国の職人の奥様方、お宅のご主人も、もしかしたら、このように
思わぬ場所で"危ない仕事"をされているかもしれません。
ご主人を大切にいたしましょう!…って、何の話でしょう(^_^;)


さて、今日の記事は…
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