この波板はどうやって張ったの?

ここでは、「この波板はどうやって張ったの?」 に関する記事を紹介しています。
昨年の年末に滑り込みで完了させて頂いた現場です。
既存のカーポート屋根を撤去し、倉庫を造ることになりました。

お客様にご提案したイメージパースはこちらです。
RS05
 
壁はポリカーボネートの波板張りでいいとのことでしたが、
入口にシャッターを希望されていたこともあり、せっかくなので
外観をその面だけウェスタンレッドシダーで木造風にと
ご提案させていただきました。

では、施工の流れをご紹介します。


まず、この倉庫の基礎ですが、当初は、ご予算のこともあり、
土間がコンクリートなので、床に雨水が流れるのは可、
ということで、束石にする予定でした。

しかし、このスペースが塀やコンテナに囲まれており、
少しでも倉庫内を広くするため、また、なるべく下の方まで
波板を張れるようにと、急きょ、束石はやめて、
柱はコンクリートの土間に直接アンカーボルトで固定することになりました。

なお、柱の下には基礎パッキンをカットしたものをかませ、柱が直接
水にさらされないようにしています。

ここで、せっかく柱の下の方まで波板が張れるようになったのだからと、
柱と柱の間にアルミのL型アングルを回し、
土間に水が入りにくいようにしました。
(こちらのお客様は私たちと同業の方ですが、
今回の少しイレギュラーな!?これらの苦肉の策のアイデアを
とても喜んで下さいました(^^))

RS08

ちなみに、アングルと波板の間には、コーキングを施してあります。
RS07

上の処理だけで、土間コンクリート上を流れる雨水を完全にシャットアウト
できるものではありませんが、土間に緩く勾配がついていること、
倉庫内に濡れて困るものは置かないとのことで、ひとまず良しとなりました。

柱が立ち、倉庫の軸組が仕上がったら、ポリカーボネイトの波板を貼ります。
今回は、屋根が透明、壁も一面のみブロンズマットとし、残りは透明の波板を
貼っています。
RS03

ここまで完成したら、あとはシャッターの取り付けと、
その上の壁の仕上げです。
RS004

倉庫の波板を"あえて"外張りにしたおかげで、このあと、
倉庫内の柱を利用して棚を取り付けることができました。

完成した倉庫はこちらです。
(正面はイメージ通りの木造風♪です(^^))
RS02

ところで、この後、お客様から伺った話によると、
倉庫の前を通られるご近所の方で、ふだんから
日曜大工をされるような方だと、決まって、

「こんな狭いとこ、どうやって波板張ったん?」と尋ねられるそうです。
(倉庫の外壁三方が、コンテナや塀とほとんど密着しておりますので…(^^;))
RS09

さて、実際どのように張ったでしょうか?

「接着剤で貼った?」 … 違います。

「夜中に小さな小人が来て…」 …と説明してみたい私ですが、違います(^_^;)

そう、下の写真のように、あらかじめ材木を格子状に組み、
波板を張っておいたパネル状のものを、「けんどん式」のように、
柱と柱の間に倉庫の内側から外側に向かってはめ込み、
柱の横にビス止めし、コーキングを施したのでした。
RS10

波板は材木の下地より一回り大きめにし、柱にはみでるように
しているのと、波板の山と谷の部分を個々に割り付け、
柱に波板の縁がかぶさるように留めているのがポイントです。

あとは、塀やコンテナより上で波板が見えているところは、
手の届く範囲で外側からもコーキングをし、
雨水が入るのを"できる限り"防ぐようにしています。
(このような止水の仕方で良いかどうかは、
 倉庫の中に置くものなど、お客様と十分にご相談が
 必要ですね(^^)今回は、あくまでスペース確保優先で
 このような方法を取らせていただくことになりました。)


今回は基礎や波板の貼り方など、夫といろいろアイデアを出し合ったので、
完成時の達成感もひとしおでしたが、イレギュラーな納まりの部分も
あるので、またアフターフォローを兼ねてしっかり経過を
確認させていただきたいと思います。


さて、今日の記事は…
クリック(応援)お願いします!

人気ブログランキングへ

関連記事

ブログパーツ
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://reformdaisuki.blog107.fc2.com/tb.php/796-339bb406
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック