ウッドデッキじゃなくて縁台…!?

ここでは、「ウッドデッキじゃなくて縁台…!?」 に関する記事を紹介しています。
先日、とある工事が終わり、お客様とお話していたところ、

「もう一つ、工事お願いできるかな…。
 私ね、ずっと"縁台"に憧れていたの。
 縁台…あなたたち、若いけどわかるかなぁ?」

  「縁台?…和風住宅で縁側の、座れるようになっているところのことですかね?」

私が縁台と聞いてふと脳裏に浮かんだイメージは、いわゆる"濡れ縁"でした。
そこで、持っていたスマホでいくつか写真をお見せしてみました。

例えば、こちらの写真のようなものですが、
TYPE2
(※上の写真は、三協アルミさんのサイトよりお借りしました)

お客様は、「ううん、違うの…」


(あれ?ウッドデッキと違って、表面の材木が細いタイプの、和風のデザインにしたい
 という意味でおっしゃってるのではないのかな?)

他に、いろいろ写真をお見せしたのですが、
「イメージと違う…」と首を振られるばかり。

「あの…、例えば、"サザエさん"で、波平さんと、いささか先生が
 座って碁をさしてたりするベンチみたいな…?」とお聞きするも、

お客様は 「???」

「(^^;)…とりあえず、今、ウッドデッキとして作らせていただく場合は、
このような木をよく使わせてもらっていますが…」と、
ウェスタンレッドシダーの2×6のカットサンプルで、
少し赤みがかった茶色に塗装されたものをお見せすると
お客様は

「それでいいわ。色もそれで」とのこと。

(あれ?表面の形状とか色は和風のイメージでなくても
 いいってこと???)

お客様がおっしゃるサイズが、1m20cm×2mくらいの大きさだったのと、
屋外で使うのでそれなりにしっかりした造りにしないと…ということで、
結局ウッドデッキ状の造りにし、束石はつけないでほしいとのご希望どおりに。

さらに、「掃出し窓からそのまま出られるように、窓の外に
くっつけるようにしましょうか?」とお聞きすると、
「窓からは離して、あっちの方に置いて欲しいの」と、お客様。

そして、昨日、工事が完了しました。

工事前の写真は撮りそびれ。
事前にカットしてきた材料を、設置場所であるコンクリートの土間で
組み立てていきます。
IE01

コンクリートの土間とはいえ、束石なしで直接材木を地面に
置くのも…ということで、束には基礎パッキンを取りつけました。
IE03

そして、完成。
IE02

いつものように、ウッドデッキの表面からはビス留めしていないので、
「縁台の上で、ミシンかけたり、お茶飲んだりしたいとおっしゃってましたよね。
デッキの上に座られても安心ですが、木の節とか凸凹したところがありますので
靴下などひっかかるかもしれませんからお気をつけて…」とお伝えすると、

「大丈夫。この上に布かけて使うから。
 ええと…、お茶屋さんに置いてたりするでしょ? 
 赤い布掛けた台。あれ、いいなあと思って(^^)
嬉しいわ。ずっと憧れてたから…」

つまり、お客様は、このような"台"をイメージされていたのでした。
mizutanichaya
(※上の写真はまっぷる観光ガイドさんのサイトよりお借りしました)

なるほど…それで、掃出し窓からは離したいとか、
時々、持ち上げて乾かしたい、とおっしゃっていたのだ、ということがわかりました。
(私は、おひとりで持ち上げられる重さではないです…と思わずご説明)

お客様のもっていらっしゃるイメージを共有するために、
写真やらパースやら、イラストやら、いろいろ使うことがありますが、
それでも場合によっては難しいものだなあ、と思いました。

それにしても、もし、最初からこのような写真をお客様から見せて
いただいていたら、どのようなものをお造りしたでしょうか?

お茶屋さんなら、もしかしたら雨の日や閉店後は店先の台をたたんで
屋内にしまわれているかもしれない、それなら折り畳みや移動がしやすいように
シンプルで軽量な造りになっているかも。
でも、一般の住宅で、お庭で使うとしたなら…

いろいろと考えさせていただいた現場でした。


さて、今日の記事は…
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